石ノ森章太郎の原作の舞台を大正時代に移して映像化した『化粧師』は、大正ロマンといわれる時代の風のなかに息づいた男と女のこころの綾を描ききる。一種のヒーリング・サウンドとも聞き違える大谷幸のこのサントラからもそんな風が吹いてくるようだ。
四半世紀の歴史を振り返るサントラ全集の第1巻。第3作は老渡世人の悲哀が泣けたけど、今じゃ寅さん自身が御老体だもんなあ。初期の音楽を集めた本巻では、曲間に入る寅さんの啖呵も若い。つねに懐かしさを覚える音楽は日本の原風景。山本直純の功績も大きい。
最高の音で楽しむために!
日本独自企画による、アジアの名曲バラードを集めたコンピレーションの第3弾。台湾のトップ・アーティストが勢揃いした、アジアン・ポップスの真髄が堪能できる豪華なアルバムだ。
最高の音で楽しむために!