「理論のないところに臨床の実践はありえない」。30年以上心理臨床の実践に係ってきた著者独自の理論を一冊にまとめる。
最新の資料と永年の教授経験をもとに、大学などの授業で1年目に必要と思われる基本単語約2,200語を厳選しました。見出し語を選ぶのと同様の慎重さで基本的な訳語を厳選しました。ドイツ語と英語は同系であり、またドイツ語学習者のほとんどすべてが英語の既習者であることを考え、英語を対照しました。これによって、ドイツ単語の理解と記憶がいちじるしく容易になると同時に、英単語の復習にも役立ち、ドイツ語を始めたために英語を忘れるなどという嘆きはなくなることを期待します。新正書を採用しましたが、見出し語については、旧正書法による表記も併記しました。
混迷・錯綜する学校教育に臨床心理学と教育学は解決の構図を提示しうるのか?!その理論と実践を検証し、今後の課題を探る。
「なるなるタウン」に住んでいる仲良し三人組が、仕事に触れながら、その仕事はどんなものなのか、その仕事につくためにはどうしたらいいのか、その答えを一緒に発見していきます。
本書は従業員の昇進の遅れを意味するキャリア・プラトー現象について、原因とそれが従業員におよぼす影響について考察する。
近年、わが国では子どもの肥満が急増しており、生活習慣病などの原因としてその予防が叫ばれているが、心理学では子どもの肥満に関する本格的な研究がなされてこなかったといえる。本書は、発達臨床心理学的な観点から幼児肥満について考察をおこなった最新の研究成果である。子どもの肥満に関する文献研究/乳幼児の身体発育と幼児肥満に影響を与える要因に関する調査研究/総合的考察、という三部構成にもとづいて、子どもの肥満に対して丹念な考察が加えられており、臨床現場において対応をすすめるうえで、有益な示唆を与えてくれる。子どもの肥満について数々の貴重な情報を提供する本書は、心理学の研究者・臨床家・学生はもちろん医師・看護婦・栄養士・保育士にも最適の書である。
個人中心のカウンセリングではなく、家族を複雑系として捉え、問題解決を支援する。家庭内暴力、不登校、いじめ、拒食症などに、家族療法家として対処した著者の豊富な事例を紹介。医療、福祉、学校、司法を結ぶ“臨床の知”ネットワークの結節点として、家族支援のための新しい家族臨床心理学を提起。
子どもの発達段階を乳幼児期、学童期、思春期に大別し、各発達段階における心身の発達的変化を身体・運動・知能、人格、対人関係などの主要な4つの側面を中心に、できるだけやさしく解説。必要に応じて最新の研究成果をも紹介している。
カウンセリング、心理療法、心理アセスメントなど、約4400項目の臨床心理学用語を解説した辞典。配列は50音順。略語一覧、日本語事項索引、外国語事項索引、日本語人名索引、外国人名索引付き。
1998年、神戸で開催された、緑内障の診断と治療に関する学術啓発セミナーの内容をまとめたもの。最初に「総論」として講義をまとめ、次に「各論」として会場での質問に、緑内障診療上での疑問点を新たに追加し、それぞれの問題に対して原則二人による考えを解答している。
子どもたちは家庭と学校で育ちます。その家庭と学校で人間を知り、社会を知るのです。その家庭と学校が今SOSを発しています。彼らを包み込む社会の度量が狭く窮屈になっているのです。犯罪やもめごとは、社会内での対人摩擦の排出ガスでしょう。そのガスを吸わされた子どもや青年はしかたなくそれに酔わされ大人と同じことをまねするのではないでしょうか。社会心理臨床家として、親や教師を支援するためにまとめたのがこの書です。
本書は、民事訴訟における審理をテーマとする、標準的なリーディングスを提供するものである。同様の意図を持つ、田尾桃二=加藤新太郎『民事事実認定』の姉妹編である。前著と同様に、民事訴訟審理を対象とするいくつかの座談会(研究会)、論文のほか、この分野で定評のある講演等を加えている。