こんなに気の小さい僕だけど、恋愛体験は豊富。でも、いまだに独り身なのはなぜ?それは相手を見る目がないからか、それとも僕が純情すぎるから?こんな僕の体験をどうか笑ってほしい。-小学校時代の男女間戦争。初めてストーカーしちゃった日。ダンススタジオでの恋。ふられた友だちの思わぬ行動…誰もが通過する青春のひとコマをオモシロ鋭い感性で描いた爆笑エッセイ。
本改訂版では、前回の10版に引きつづき、大学院指定制に伴う諸改革をふまえた、制度のあり方や考え方を、受験者の立場から解説することにつとめた。文部省の実施するスクールカウンセラー派遣事業に、臨床心理士を任用するシステムは、年度ごとに拡大を続け、少なくとも近未来には全国の公立中学校に「臨床心理士」が求められることは指呼の課題に迫っていて、臨床心理士の適正で多数の需要に如何に応えるかは、焦眉の課題なのである。さし当たって、平成10・11年度中に開校される19種の大学院指定専攻コースの紹介をはじめ、平成6〜9年度の受験者出身大学院専攻コースの一覧も加え、各位の参考に資することを期待した。平成9年度の筆記試験問題の一部公開も慣例に従って加えたことはいうまでもない。
本書は、虎の門病院で糖尿病患者の診療に携わる代謝科ならびに腎センターのスタッフを中心とした24名の共同執筆によるものである。現在、当院通院中の糖尿病患者は3,000有余人、透析中の糖尿病患者の数は悠に50人を超える。本書は、著者らがこれら数多くの患者の治療にあたって得た貴重な経験と知識をもとに、日常診療に役立つ実用的な診療ガイドブックとしてまとめられたものである。
臨床心理士がスクールカウンセラーとして導入されたことは、大きな意味をもっている。臨床心理学は個人の悩みを解決するというきわめて実際的なことから生まれてきたために「個人を生かす」ための知識や技法について相当な蓄積をもっており、それを教育現場に思い切って生かそうというわけである。本書はその実践をまとめた貴重な集大成である。
今日、臨床心臓電気生理学の手技はカテーテルアブレーションの進歩と相まって不整脈の治療に適用され、また、治療薬の薬効評価のためにも欠かせないものとなっている。本書には「手技と解釈」という副題がある。文字通り、臨床心臓電気生理学検査の技術的な指導書であり、記述は著者自身の経験が中心となっている。序文に、一部には直感にもとづいた個人的な見解があるとの断りがあるが、これこそが類書にない本書の特徴である。旧来の知識にとらわれない注意深い観察とその解釈が新しい知見を生んできた経緯を示すものであり、そこには著者の自身があるともいえる。
本書は臨床心理学とは何か、についてその基本的なものの見方、考え方をやさしく紹介した入門テキストである。著者らの臨床経験を踏まえ、「人の心を理解し、人とどのように関わっていくのか」「心の病と、その癒しの方法は」「カウンセリングとは何か」など、主要なテーマを掘り下げて親しみやすい記述で解説する。また、カウンセラーを志す人に知っておいてほしい知識についても事例をあげて紹介する。心理学を学ぶ学生をはじめ、教育・医療・看護・福祉等、関連領域の学生にとって最適なテキスト・参考書である。
障害乳幼児を含むすべての子どもたち、とりわけ「重度・重複障害乳幼児(者)」、「最重度・重複障害乳幼児(者)」、「重症心身障害乳幼児(者)」と呼ばれている子ども(人)たちの、発達を保障しようとする教育に際しては、とりくむ私達自身の側にこそ、「ミクロ」な発達をも見逃さないような、極めて「倍率の高い眼」と、限りない「ホットなハート」が大切であることは言うまでもない。その際、いろいろな視点からの「倍率の高い眼」が考えられるが、“認識の基本的要素”とか“認識の基礎的要素”の一つと考えられる、「定位反応」の発生と発達の視点も極めて重要なものであると考えられる。本書では、そうした視点から、特に、健常新生児およびダウン症新生児を対象にこの期における「防御反射」と「定位反応」の発生と発達過程に焦点を絞って論及したものである。
資格の検定試験や講習会、および公務員採用試験などを13のジャンルに分類し、686種を紹介した資格ガイド。掲載データは、受験資格、試験科目、申込み期間、試験日、試験地、受験料、願書入手方法、申込み方法、合格発表、合格率、問合せ先など。
本書は、臨床心理士によるスクールカウンセラーの実際の活動記録を中心に編集されている。巻頭には、河合隼雄氏の講演記録を収録している。実際の活動や事例については、小学校、中学校、高校の順序で配列した。派遣されたスクールカウンセラーの拠ってたつ理論的背景、身につけた技法はそれぞれに異なるが、その学校の状況に応じて、スクールカウンセラーとしての学校臨床心理士の専門性を発揮していることを読みとっていただけると思う。また、スクールカウンセラーの制度化についても、最新の情報にもとづいて今後の展望を記述し、新たな在り方を示唆している。
本書は、バブル時代の残滓とも言える自治体の要綱行政に対抗して有料老人ホームの開設手続を具体的な実例をもとに解説して容易に進められるようにし、民間事業者の有料老人ホーム事業への新規参入の促進に一助ともなればとの思いから執筆した。