昭和20年3月10日。一夜のうちに東京の下町一帯を焼け野原に変え、10万人にのぼる死者で街や河を埋めつくした東京大空襲。自身被災者でもある編者は「東京空襲を記録する会」の仲間と共に、戦後長らく埋もれていた資料を発堀し、空襲当時の模様を正確に再現した。元警視庁カメラマン石川光陽氏らの貴重な写真を得て、一般庶民にとって戦争とは何であったのかを訴える文庫版写真集。
カラー全盛の時代に、モノクロが静かなブームを呼んでいる。焼き具合によってガラリと印象の変わる暗室作業、単彩ゆえに想像をたくましくさせる微妙な色合いなど、カラーにはない面白さがある。なぜ今モノクロなのか?「日本のモノクロ写真史」とでも言うべき国内有名写真家50人の作品群に材を取り、モノクロ独特の表現方法と楽しみ方をやさしくガイド。
カメラを武器にただ独り、アフリカや中東の戦場を、エル・サルバドルの革命地を、フィリピンのスラムをめぐり、アフガン・ゲリラと寝食を共にし、同時代に生きる人々を撮りつづけたフォト・ジャーナリスト、長倉洋海。激動する世界と人間、その十五年にわたる全ドキュメント。常に歴史の底辺の人々に挑み、切りつづけたシャッターの全軌跡を、衝撃的に放つ。書下ろしと未公開写真を多数収録。
その全生涯を責め絵に捧げた希代の絵師・最後の浮世絵師が、絵筆の代わりに自ら演出し撮影させた責め写真の数々。大正後期から昭和中期の幻の晴雨コレクションを初公開。
「美女」で索検したらトップに出るサイト『美女暦』。月間5000万PVを誇るモンスターサイトの人気上位19人が勢揃い。“素人美女”だから感じられる恋愛のリアリティを『SCHOOLGIRL COMPLEX』が話題の写真家・青山裕企が描く。
役者一筋に歩んできた市原悦子の仮面と素顔を集大成。演技の刹那に燃焼する女優の生を激写。女優・市原悦子を20年撮りつづけてきた駒沢〓道氏が名場面を厳選。「その男ゾルバ」「ゴドーを待ちながら」など本領発揮の舞台から、あたり役「家政婦は見た」「まんが日本昔ばなし」の収録シーン、さらにプライベートな日常まで、市原悦子の魅力をあますところなく収録。
1995年3月17日から5月21日までの3カ月に渡ったツアー「MOTHER OF LOVE,MOTHER OF HATE」。バックステージ、移動風景、ライヴ、オフ、その時間のすべてに完全密着。RYUICHI,SUGIZO,INORAN,J,真矢。5人の見せた素顔、それぞれのLOVE AND HATE。LUNA SEAの真実をとらえたツアードキュメント写真集。
革命的な発明者たちはいつも悲鳴をあげながら生きる。偏見と迫害、攻撃と非難に耐え、かつ、自分の仕事が遂行できるパワーを天から付与された予言者なのである。
Bay Sideで新たな生活が始まる。今ままでのスタイルをかなぐりすて…飾りのない自分をさらけ出し、素直に生きる気分一新、小松みゆきの最新フォトがここに満載。
封印されていた未公開カットを多数掲載。二度と手に入らない幻のディレクターズ・カット版。
私たちの“死にざま”を見てください。今世紀最後にして最大の問題作『バトル・ロワイアル』のフォト・ブック。