疑問を持たず、素直に従い、人を信じて疑わず、何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。だが、グローバル化で人を疑うことを基本とする価値観が流入し、これまでのモラルを裏切るような犯罪も多発している。自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、知らぬ間に、都合よく利用される恐れもあるのだ。教育から政治・社会問題に至るまで考察を深め、思考停止に陥る日本人に警鐘を鳴らす。
家康の生涯における最強の宿敵・武田勝頼。ふたりの熾烈な対決は、実に9年にも及んだ。その間の幾多の合戦や陰謀、家族・家臣たちとの軋轢から起きた事件においては、最新研究によって知られざる側面が次々と明らかになってきた。長篠合戦の勝敗を分けた「意外な要因」とは?家康の正室・築山殿と嫡男・信康の「死の真相」とは?勝頼を滅亡に追い込んだ家康の「深慮遠謀な戦略」とは?本書では武田氏研究の第一人者が、家康と戦国最強軍団との死闘の真実に迫る!
もはや後戻りは不可能…上手に付き合う方法を学び、その能力を最大限引き出すには?基礎知識から今後の進化、人類の未来への影響までわかりやすく解説。
生成AIによって、単純な知的作業の効率を著しく高めることが可能になった。そのおかげで人間は、AIにはできない“創造活動”に集中できる。創造とは、アイディアを見つけ、育てること。方法論なしに、いいアイディアを思いつくことは、ない。半世紀にわたってアイディアを生み出す手法を蓄積してきた著者は、生成AIを導入・実験して、真に効果がある使い方を発見。生成AIという優秀な助手を得て、さらにバージョンアップした、最強のアイディア創造法を公開。AI時代に誰が失業し、誰が飛躍的に伸びるか?
ハマスとイスラエルの衝突で世界は混乱、いまだ和平の糸口は見えない。パレスチナとイスラエルはなぜ憎しみあい、殺しあうのか?パレスチナ人が70年も難民として生きる不条理を、なぜ国際社会は解決できないのか?ガザ、イスラエルに駐在し、PLOアラファト議長の通訳も務めた外交官が目撃した、この世の地獄とは?オスロ合意、キャンプ・デービッド・サミットの裏側、アラブ人とユダヤ人の本音、歴代アメリカ大統領の計算、難民キャンプの実情など、日本人が知らない、ガザとガザをめぐる歴史のすべてがわかる本。
なぜ宗教は争いを生むのか?ウクライナのNATO加盟を巡る対立の裏でキリスト教内の宗教問題を抱えるロシア・ウクライナ戦争に加え、ユダヤ教とイスラム教の確執が背景にあるイスラエル・ハマス戦争が勃発。日本では安倍元総理銃撃事件が起こるなど、人々の宗教への不信感は増す一方だ。宗教は本来、人を救うために生まれたはずなのに、なぜ暴力を正当化しようとするのか?古代ローマ史研究の大家と国際事情に精通した神学者が宗教に関する謎について徹底討論。宗教が人間を幸福にするのに何が必要かがわかる一冊。
“カメラマン将軍”のモニュメント。15代将軍徳川慶喜は明治以後、歴史の表舞台から姿を消し、晩年の消息を伝えるものは少ない。慶喜の直孫によって秘蔵されてきた数々の写真は、空白の時間を埋めると同時に、その卓越した写真技術は、明治の風俗、歴史を物語って貴重である。
小さな偶然とそれを見逃さなかった洞察力が、かずかずの成功へと導いた創造の過程を追う。サクセス・ストーリーを超えた示唆に富む人間のドラマ。
“まなざしの芸術”-写真は、何をどのように表現してきたのか。古今東西の力作・快作を集めた“紙の上の美術館”へご案内。その魅力と本質を縦横無尽に語り尽くす、本格的写真入門。
マニュエルは5歳。カンヅメ工場で働く。アンジェリカは3歳。1日に540個の造花をつくる。パトリックは9歳。炭坑で働き、事故で死んだ。過酷な労働をする子どもたちがいた。写真家ルイス・ハインが撮影した彼らの日常。この写真がアメリカの良心をゆさぶり「子どもの人権」について考えるきっかけを与えた。
佐内正史幻のデビュー写真集、静かにして圧倒的な衝撃波をもたらした名作、待望の復刊。
ギリシャ神話の楽しみ方そっと教えます。
これは食の文化の博物館のような本です。世界各地の食べ物や料理法、食べ方などが、たくさんの写真で紹介されています。頁をめくっていると、世界にはさまざまな食の文化があることがわかります。人間にとって、食べることは、いちばん大切な営みです。それでいて、世界の人びとの食生活について、わかりやすく教えてくれる本はあまりなかったのです。大人から子どもまで、楽しみながら、外国の食の文化について知ることができるのが、この本です。
写真集「ちんかめ」(smart連載)が文庫本化。モデル3人、7カットを新たに追加。
最新の育児情報を満載。Q&Aで育児の悩みを解消。新生児から3才まで、これ1冊でOK。
大人気の『天才アラーキー写真ノ方法』に続く第二弾。展開されるのは最新「撮れたて」写真の数々。その撮影現場からの実況中継あり、現像が上がったところでのアラーキーによる解説ありという、特等席で聞くアラーキーの写真の話。ヴェネツィアでの大個展会場からこんぴら様、もちろん人妻エロス、そして話題の「日本人ノ顔」に最新の愛人まで、さまざまな写真を通じて語られるのはアラーキーの生きる哲学そのもの。ますます元気をもらえる一冊。
2歳から6歳の子供たちがカメラを持って街に飛び出す。