秘蔵写真初公開。向田邦子の原点がここにある。ファッション、仕事、家族、恋愛…。
祇園社神灯目付役・植松頼助は、相役の孫市や後見人の村国惣十郎に助けられながら京の町の警固にもあたり、洛中を騒がす奇妙な出来事を次々と解決している。町歩きの途中頼助は、芝居小屋で雑役夫として舞台の拍子木を打っている初老の男・正蔵に会い、人から蔑まれながらも、もの哀しげに拍子を口ずさむ彼に興味を抱き、なにくれとなく世話をやく。後日、正蔵のもとを訪れた孫市は死病に取りつかれ、床についている彼から、死ぬ前に成し遂げたいことがあると意外な願いを打ち明けられるが…。祇園社の神灯目付役が人情味あふれる裁量を示す好評シリーズ第二弾。書下ろし連作四篇を収録。
六十人を敵にまわすお火役三人の秘策は!?冤罪、謀略、裏切り-。絶望した人々を救うために、祇園社の神灯目付役が立ち上がる。書下ろし傑作時代ミステリー。
赤ちゃんや幼児はクリスマスに、目も耳も、そして心もひきつけられます。この本では、子どもにとって、クリスマスがどんなにすばらしく、胸をときめかせるものであるかを思い起こしていただくために、雪、そりの鈴の音、靴下、チカチカまたたくあかり、冬を生きる動物、笑顔の子どもたちといった写真と、楽しい歌や詩を組み合わせてみました。お子さまにもおなじみのしらべやクラシックの名曲を収録したCDは、1年のうちでもっとも喜びにみちたクリスマスシーズンを、さらに味わい深いものにしてくれることでしょう。
「人が人を裁くのではなく、神が人を裁こうとしているのじゃ」奉公先で盗っ人の濡れ衣を着せられ、自殺した長兄。父は幼い兄妹を残し復讐に向かうが、岡っ引きと腕の立つ侍が警戒に…。祇園社の神灯目付役(お火役)が下す鋭利な天誅!名手による心に染み入る連作時代小説。
幕府御法度の『日本書紀』をめぐる朝幕の熾烈な暗闘。天皇を崇める神書の頒布と浸透を恐れる幕府の暴挙。尊王のために、植松頼助は巨大な敵に立ち向かう。
美女子22人をエスパー撮影!オトコはいつだってエッチ目線。嗚呼、あのコの下着が透けて見えたらどんなに素敵だろう…。
切る、貼る、飾る。お気に入りの紙や写真から生まれる素敵な紙雑貨。人気クラフト作家・井上陽子が提案するコラージュ雑貨のつくり方と楽しみ方。
伊達政宗、石田三成、真田一族、上杉謙信…。戦国に名を馳せた英雄たちを育んだ里とは?彼らの夢の跡を訪ねると、生誕の城、先祖代々の古城、一族ゆかりの寺社・旧跡などが、今なお往時の面影を現在に伝えている。写真と地図でつづる懐古への誘いー。
本書では様々な髪型を紹介し、その描き方のポイントを解説しています。
公家の庶子として生まれた植松頼助は、祇園社の神灯目付役として、境内や町の治安に務める日々を送っている。彼は祇園まつりを二日後に控えた日、大雲院の屏風絵「竹林猛虎図」が年ごとに消えつつあるという不思議な噂を耳にした。同院は京都所司代や東西町奉行の山鉾上覧が行われる大切な場所。毎年「竹林猛虎図」を大方丈へ飾るのを習わしとしている。頼助はさっそく大雲院へ向かうが、大方丈へ足を進めた時、仲蔵という蓬髪の奇妙な男に出会う。大雲院に怪しい気配を感じた頼助だが…。剣の達人の神灯目付役が難事件を解決する連作四篇。