「東洋のパリ」と称され、激動の時代に開花した国際都市「大連」…満州を舞台に追い求めた日本人の夢とは何だったのか。秘蔵の写真と地図で見る井上ひさしの昭和史。
公家の庶子として生まれた植松頼助は祇園社の神灯目付役として境内や町の警護に務める日々を送っている。祇園まつりを二日後に控えた日、大雲院の屏風絵が年ごとに消えてゆくという不思議な噂を耳にした彼はさっそく現地へ向かうが、そこで奇妙な男に出会う…。剣の達人が京の難事件を解決する連作四篇。
この本は著者が一番集中して撮影した1950年代に在籍していた国電について、写真とともに回想してみたものである。
手話には、ろう者の言葉である日本手話と、日本語に合わせて表現する手話の、2通りがある。本書では、私たちが日常使っている日本手話の会話を取り上げ、みなさんと楽しく会話できるようにした。また、ろうの文化や生活の一部もご紹介しながら、自己紹介やあいさつといった基本的な内容から、デートやショッピングなどの心はずむ会話まで、楽しみながら覚えていただけるように工夫した。
見開きほぼ全頁にわたって、240点に及ぶ写真・イラストを掲載、24頁の美しいカラー口絵を挿入。2000項目を越えるタイトル索引(邦訳書名入)、人名索引(原綴付)も充実。
最近、写真を自己表現の手段として活用している人が増えている。コンパクトカメラでは飽き足らなくなった人たちが「イメージづくりの道具」として一眼レフカメラにステップアップしてきた。しかし、多くの方にとってネックなのが、カメラの操作と撮影技術の勉強だ。どんなに初心者向けと銘打って出された解説書でも、文字を読んでいるだけでは撮影意欲が薄れてしまう。そこで、この本では、簡単だけどだれかに自慢できるような作例を紹介し、そのための技術をイラストで説明している。
家族アルバム、医学写真、フォトジャーナリズム、芸術写真…スデク、カルティエ=ブレッソン、アヴェドン、プロシュ…トラウマや鏡像段階など、精神分析理論を自在に駆使し、あらゆるタイプのイマージュ=映像を論じる。バルトを批判的に乗り越える「行為としての写真」論。
計232点の豊富な作例とプロ伝授のワンポイントアドバイスで、写真がすぐに上手くなる。デジカメ写真をいかすホームページ作例付き。
本書では、デジタルカメラのスペックの読み方や選び方、パソコンとの連携方法、パソコンでの画像データの整理方法、そしてPhotoshop Elementsを利用したデジタル画像の編集と加工、さらにはデジタルカメラの撮影テクニックまで、デジタルカメラやパソコンのビギナーに役立つ、ありとあらゆる知識とノウハウがぎっしりと詰まっています。
あいも変わらずディジタル技術が主流の現代だが、その中にあってセンサは第一級のアナログ部品として活躍している。本書では多くのセンサに接し、多くの回路を設計してきた著者が、その経験から得た、センサを使う上でのノウハウをふんだんに紹介する。たとえば40万アンペアを超える雷電流センサ回路、液体窒素まで冷却して高S/Nを必要とする分析用放射線センサ回路、レーザ・ダイオードとPINフォト・ダイオードを使った長距離用トランス・インピーダンス回路など。
本書では、医療面接の方法、身体診察の基本を解説した。基本的な方法に止まらず、実際に応用範囲が広がるように、緊急患者、症候別、あるいは診療科別での特徴的な診察法についても解説している。さらに写真とイラストをふんだんに用いて、目で見てイメージしながら理解できるようにしている。