本書では、植物栽培や動物飼育を扱い、植物に関する各章はすべて、どこでどのようにして、誰が最初に栽培化したかを述べ、その後の地球的広がりと地理的伝播について記述。動物性食物の章では狩猟動物、バイソン、魚から家畜化された動物に至るまでを扱い、ヒトを含めてすべての動物の植物界への依存を示している。
本書は、IBPのまとめとしての旧版に対し、現代の自然保護上問題とされる点を拾い上げたものである。前半では基礎編として、基礎的な用語、概念、方法、法令、条約、動向などの各種項目の解説をし、後半では各論として、種、種群、各種生態系の自然保護上の問題点と対策をとりあげた。また、読者の便を考え、出版直前に環境庁から発表された植物のレッドリストなど、豊富な資料を付録に収めた。
森林がもつ数多くの重要な機能を解明、森林に関するすべてを網羅した事典。
なぜの金銅仏はいつ、どうやって造られたか。薬師寺像との前後関係など、仏教美術史に再検討を促す。
地球は今、猛烈な勢いで貴重な住人を失っている。開発や戦争で追いつめられ、絶滅を危惧される野生動物の“決定的瞬間”を収めた大型愛蔵版写真集。