この書物はトウガラシ、特にその辛味成分について、生物学的、化学的、生化学的、生理学的ならびに食品学的に系統的に纒められた世界でも初めての専門書である。
世界のすみずみとの交流が、航空機によって頻繁に行われる今、国外からの感染症の侵入は、“当然ありうること”として認めなければならない。これまで“なじみの薄かった”これらの疾病について典型的症状、初期症状、病原体の分布、潜伏期、感染経路・様式、発生状況など、それぞれの特徴を述べ、感染が疑われるときの対応を解説。
動物の“環境”は動物の身体という(内的世界)によってひとつの全体へと統合されている。自然淘汰による生物進化から、自然と生物を結ぶ機能の複雑化へ。生物学に認識論的基礎を与えた主著。
本書の特徴は、東日本大震災による地震・津波・原発事故被害を俯瞰し、独自の整理により、全体像を描いていること、さらに専門の分野から放射性核種による土壌・食品汚染について、チェルノブイリ事故後の資料も活用しつつ、今回の事故についての公開された膨大なデータを整理、平易な言葉で解説していることである。