ノーベル物理学賞を受賞した理論物理学の大家が、教育的情熱を込めて書いた素粒子物理学の入門書である。ほとんど数式を使わずに、現在の素粒子物理の標準理論を説明したものであり、高校程度の物理の知識があれば素粒子の世界にふれることができる。第一級の理論家によって書かれた本書は、専門家にとってもはっとするような記述も多く、広い読者が楽しめる内容である。クォークモデルからゲージ理論へと発展していく理論の最前線にいた著者自身の経験や、素粒子物理学を発展させてきた人たちにまつわるエピソードが散りばめられており、物理学者らの人間ドラマとしても興味深い。
地球規模の温暖化と海水面の上昇が人類の生活の基礎を脅かしている今日、過去の気候と、ヒトと動物たちが適応してきた方法を学ぶことは重要である。非常な寒冷期と急速な温暖期はどうして引き起こされたのか?そして、人類は、このように不安定で敵対的な世界の中で、いかにして生き延びてきたのか?本書は、4人の傑出した専門家が、それぞれ独自の側面から、最新の発見にもとづいて氷河時代の物語をつむぐ。気象学や地質学、人類学や古生物学の最新の知見を紹介しながら、数千万年にわたる地球冷却のシステムと、ヒトや動物の環境への適応の仕方を物語るとともに、温暖化が進む地球の未来へも思いをはせる。
「医学研究」には、患者(対象者)にとってよいことをなすという目的が必ずしも存在しない。患者にとってよいことかどうかを明らかにすることが研究目的であることが多く、それどころか、患者の直接的利益はまったく望めない研究もしばしばある。したがって、研究における患者のリスクは、医療行為に比べて一般に大きく、研究には強い倫理的介入が要求される。本巻は、このような観点に立ち、今日の研究倫理があつかう領域を網羅できるように構成されている。
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☆しまうまが新しく仲間入り!飼育係が登場!
ピース数:116【対象年齢】 1才6ヵ月以上【対象性別】 男の子 女の子【パッケージサイズ (幅×高さ×奥行)】 410×277×191mm
深海生物ダイオウイカから、生ける恐竜といわれるヒクイドリまで生物学的視点で巨大生物の複雑な体内構造に迫る!動物たちの体内構造が一目でわかる、迫力の観音開き図解チャート付き!厳選された300点以上の美しい写真とわかりやすく丁寧な解説で、巨大生物の進化の過程を詳細に理解、学習できる!
動物殺し。それは野蛮でおぞましい行為なのか。人類は狩猟、屠畜、供犠など、さまざまな場面で動物を殺してきた。そこにはその社会特有の動物観が存在し、外部要因により変貌することもある。政治・論理・系譜を鍵に、絡まり合った糸を解きほぐす。
本書は、ポジショナルリリースという徒手的なアプローチをわかりやすく学び、自信をもって活用することで、人体(および動物)の痛みや機能不全に安全に対処したいと望む方々が今も常に参考にする資料である。さまざまな形式のポジショナルリリース・テクニックの原則および方法、その適用について追究しており、その範囲はオリジナルのストレイン・カウンターストレイン法から、たとえば組織の「負荷を下す」マッケンジーのエクササイズ・プロトコルやキネシオテーピング法など、理学療法のさまざまな方法にまでおよぶ。これらの方法については、歴史的なルーツから現状に至るまでを追い、新たな研究やエビデンスについても紹介する。問題解決のための臨床的な説明のほか、評価や治療法に関する写真があるうえ、PRTの手順や活用メカニズムについての実践的なエクササイズによって、学習をさらに深めることができる。
ほ乳類から両生類、魚類までさまざまな脊椎動物を取り上げ、骨の特色からその名前を当てる「Q&A」の構成。「Qページ」である動物の骨の特徴をさまざまな角度から紹介し、そのもち主の動物は何かを問いかけ、「Aページ」でその答えである動物を示し、その生態や体のつくり、類似・関連した動物などを紹介。特集ページを設け、骨の形や機能から見た動物の体のつくりや生態を、テーマごとにわかりやすく解説している。
より深部に、より低侵襲性で、より定量的に。