どうぶつのこどもたちは、とりのすや、いしのしたをとんとんととんおかしをくれなきゃいたずらするぞ!どうぶつたちはどんなおかしをくれるのかな?
実験動物はマウスだけじゃない!ウーパールーパーやクマムシなど、個性豊かな動物たちを取り入れた研究室を紹介
●医学・生物学研究において不可欠な存在である実験動物。
●動物のさまざまな生命現象は遺伝子だけでなく、サイズにも拘束される。マウスから人間への橋渡しとして、サイズが人間に近いサルやブタを用いる研究が注目されている。
●サイズだけでなく、動物の個性に着目したユニークな研究が各地で展開されている。
●そういったユニークな実験動物を用いた医学研究を一冊にまとめた、研究者必携の書!
【目次】
脊椎動物
1.絶滅危惧種アマミトゲネズミ─メスの細胞から精子が生じる柔軟性
2.特異な哺乳類ハダカデバネズミの秘密─真社会性・老化耐性・がん化耐性
3.ウーパールーパー─“蛇足”つけます!? 驚異のわがままボディ
4.ハムスター:マウス/ラットの未踏の地へ
5.ウサギ:ヒトの動脈硬化をウサギで再現
6.実験動物としてのブタの“おいしさ”─ゲノム編集技術と遺伝子改変ブタ
7.ヒツジ:胎仔を用いた先進医学研究
8.マーモセット─そのユニークな特性と,ヒトとの類似性
9.カニクイザル─ヒト橋渡し研究の大本命
非脊椎動物
10.ショウジョウバエから見出された非典型的ドパミン放出による学習強化モデル
11.カイコを実験動物として用いた創薬研究
12.クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズム─ヒトへの応用を展望して
13.N-NOSE:線虫を使ったがんの一次スクリーニング検査
14.線虫C.elegansを用いた学習を制御する神経機構の解明
15.脳のないヒドラを用いた睡眠研究─睡眠現象をよりシンプルに理解する
緑が芽吹く熱帯雨林、険しい山峰、乾き果てた砂漠、凍える北極圏、深い海の底ー。野生動物の子どもたちは、今日もこの美しく広大な地球で生きていく。豊かな大自然をゆりかごに育つ野生動物の子どもたちの写真集。
京都大学理学部卒業、著書が出版賞を受賞し、ベストセラーに。だけど挫折だらけだった人生。動物行動学研究家が、自分の人生を徹底考察。66年生きてようやくわかった、自分のこと、そして人間のこと。
愛犬との関係に悩んだときに読む本。4000頭を診察してきた獣医師が、犬の問題行動を大解剖。「どうしてこんなことするの!?」が口グセの“イライラ飼い主”を卒業しましょう!
結婚式まであと数カ月♪と私、リリアーナよりもウキウキのウィリアム殿下。ところが隣国でクーデターが勃発し、事態は急変!こちらの国も緊迫した状況に。このままじゃ結婚式なんて…と心配していたけれど、「結婚式は予定通りに挙げる」と殿下が宣言。ならば私もサポートに徹します!しかし、このクーデター、実は意外な目的があったようで!?
まちの動物病院のまちの先生は、町の動物たちのおいしゃさん。大きなとらねこのとらまると、いっしょにくらしています。でも、まちの先生はしりません。まいにち、夜になると、とらまるが「やまの動物病院」をひらいていることを…。いろんな動物たちと、ねこのおいしゃさんのとらまるが大かつやくする、楽しいお話です。はじめてのひとり読みにぴったりの、とっても楽しいものがたり!小学校低・中学年〜。
生物学者である著者が、奇抜な生殖器のイラストとともに動物の交尾行動に関するさまざまなエピソードを交えながら、現代にいまだはびこる男根幻想と戦う科学読み物。驚きに満ちた動物のペニスの世界から、わたしたちヒトの“それ”とどう付き合うべきかが見えてくる!
人類は地面に手をついて歩く共通祖先からチンパンジーと分かれ、二足歩行になった…だが今、その定説を覆す証拠が続々と見つかり、人類史のイメージは大きく変わろうとしている。なぜ人間だけが直立二足歩行動物として生き延びたのか。気鋭の「足首専門家」人類学者が、古人類学のレジェンドから現代人の歩き方まで、研究現場を訪ね歩いてたどり着いた、「二本足が人間に人間性をもたらした」真実とは?生き生きとした筆致で新鮮な驚きを次々に与える、科学という営みの魅力に満ちたノンフィクション!
・ω3不飽和脂肪酸などの脂質は細胞膜の構成成分であり、その組成割合により神経細胞の活動性が変化することから、精神活動への影響が注目された。
・これまで、胎生期のω3摂取量と精神疾患との関連を論じた興味深い研究をはじめ、その発症リスクが高い状態であるアットリスク精神状態(ARMS)などを対象とした多数の報告が行われている。
・本特集では、わが国で精神と脂肪酸組成に関する研究に取り組むエキスパートの先生方に執筆をお願いし、それぞれのお立場から、最新の知見について読みやすくまとめていただく。
■ 精神・神経疾患とω3不飽和脂肪酸
・はじめに
・多価不飽和脂肪酸に着目した統合失調症病態メカニズムの理解と創薬の可能性
〔key word〕脂肪酸、統合失調症、peroxisome proliferator-activated receptor(PPAR)α
・食とメンタルヘルスーーω3不飽和脂肪酸を中心に
〔key word〕メンタルへルス、ω3不飽和脂肪酸、うつ病
・うつ病とω3不飽和脂肪酸
〔key word〕ω3不飽和脂肪酸、うつ病、観察研究、介入研究、メタ解析
・アルツハイマー病による認知症とω3不飽和脂肪酸
〔key word〕アルツハイマー病(AD)、認知機能、認知症の行動・心理症状(BPSD)
・統合失調症と多価不飽和脂肪酸ーー発症リスクの軽減に向けて
〔key word〕ω3不飽和脂肪酸、ω6不飽和脂肪酸、細胞膜リン脂質、精神病、早期介入
・自閉症スペクトラム症における多価不飽和脂肪酸の代謝の役割
〔key word〕自閉症スペクトラム症(ASD、グリホサート、母体免疫活性化、可溶性エポキシド加水分解酵素(sEH)
●TOPICS
輸血学
・へき地・離島における輸血医療
臨床検査医学
・ナノスーツ技術による感染症への診断戦略
●連載
バイオインフォマティクスの世界
・16.やってみようバイオインフォマティクスーーエンリッチメント解析編
〔key word〕DAVID、gProfiler、エンリッチメント解析
人工臓器の最前線
・4.小児に対する補助人工心臓
〔key word〕小児、重症心不全治療、補助人工心臓
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・はじめに
感染症で苦しむ人々の声に応えて
・1.結核対策ーー世界戦略構築への現場からの発信
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・20.カサゴ、オコゼ、ゴンズイ --ヒレにある毒棘に刺されると……
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
かわいい小動物ハニーポッサムは、巨大な睾丸の持ち主。水生哺乳類アマゾンマナティが「森」の中を飛ぶって?ペンギンなのに、森の中で巣作りをする「妖精」。まるでネズミ!手のひらサイズの巨大な虫。常識を軽く超えてくる生き物たちの「へんてこ」を活写。30年以上にわたり研究者やナチュラリストと共に活動してきた著者が、新しい科学的なトピックをまじえて約50種を楽しく紹介する。200枚超の撮り下ろし写真を掲載。
海辺の生きものの代表格、ヒトデ。深海の覇者なのに、忘れられがちなクモヒトデ。似て非なる彼らの共通項は、そう、「☆形」!なんなの、あの形?ひっくり返ったらどうする?あの体で子育てもするの…!?☆の体で生きるとは、いったいどういうことなのか。あの形はどこからきたのか。海の☆たちのディープな世界に、いざ、ずぶずぶとはまろう。