「生命」はかつて有機物から生まれ、非細胞の生物から単細胞生物が、単細胞生物から複雑な生物が進化し、地上は今日多様な生物の満ちる場所となった。アリストテレスの自然学、生命を物理化学的に探究する道を確立したデカルト、ラマルクとダーウィンの進化論、メンデルの科学的遺伝説、そしてDNAの分子構造を解明したワトソン&クリックまで。原典の新訳と的確な解説で辿る生命科学の偉大な歩み。
魅惑に満ちた爬虫類の世界を紹介する、オリジナルで心ときめく新しい博物図鑑。ヘビ、ワニ、トカゲ、カメなどの実物そのままのすばらしい写真によって、世界で最も興味深いこれらの動物の特徴、変わった習性を知ることのできる、ほかに類のないガイドブックです。
おとなしくて成長が早く、草のある所に放しておけばエサのいらない羊なら、お年寄りや子供にだって世話ができる。-素人でも失敗しない飼い方紹介。手紡ぎ毛糸は風合豊か。個性的な作品にチャレンジ。-羊毛の入手法から紡ぎ方、フェルト作りまでを解説。
今は人間が地球を征服しているけれど、次にはネズミがとってかわるかもしれない。いやそれがゴキブリでもいいのだ、人間が今地球上に大発生しているのは、人間が特別な動物だからではない。大発生も絶滅もすべての動物に起こりうることなのだ。人間もネズミも、個体として互いに競争し維持されていく「種」、「種」とはいったい何なのだろうか。
「有毒動物のひみつ」には、世界中の毒のある生き物が出てきます。正確な図や写真、資料がたくさん入っているので、毒のある生き物図鑑としても使えます。
日本のイルカ漁はなぜ批判されるのか。欧米人のイルカへの親密感はどこからくるのかー。野生のイルカ・ジャックとオポ、そして人間たちとの心温まる交流の記録を集めた著者が、オデッセウスの息子を救ったイルカの神話や伝説、日本のイルカ漁の歴史などにふれ、イルカと人間の共生を考える。
むずかしい生物学も歌にのせればこんなに愉快。『ゾウの時間ネズミの時間』の著者が自作の歌にのせて説く“目から鱗”の生物学。