どうぶつえんのどうぶつたちだって、たまにはボンヤリたびにでかける。本書は、ジョーシキでコチコチになった頭をフニャフニャにとかす。とんでもないお話に「ナンジャコリャ。」とさけび声をあげながら、気がつくと頭はスッキリ。ゆかいでなつかしいお話がいっぱい。長さんのほのぼのワールドへようこそ。
本当のところを正確に知るとこんなに楽しく、面白い!!なるほど、そうか!?ふだん見過ごしていることはたくさんあるもの!!身の回りや、心とからだのことから、歴史・科学の話まで、話のタネがギッシリ詰まった本。
みじかいことばを道しるべにして、絵の中を旅してください。青い海の中や森の奥を。すみっこを歩いている虫になったり、空を飛ぶチーターになったり、絵本の中でたくさん遊んでください。
恵まれた才能と富を活かし、「学問という最高の道楽」を楽しんで、卓越した業績を挙げたディレッタントたち。華麗な恋の遍歴のはてにニュートンの『プリンキピア』仏訳を完成したシャトレ侯爵夫人、領地の森をフィールドに『博物誌』を著したビュフォン伯爵、大銀行の長男に生まれながら動物学者の道を歩んだウォルター・ロスチャイルドらの姿に、学問が職業として確立する以前の、好奇心と遊び心が融合した近代科学の“原風景”を見る。
動物を見れば、恋愛もニンゲンの奇妙さもよくわかる。見れば見るほどおかしな珍獣の、初心者のための入門書。
あり、いか、うさぎ…。どうぶつをユニークな形の絵とたのしい詩でしょうかいするゆかいな絵本です。
働く者の分類は長いことホワイトカラーとブルーカラーの2つだけだった。「カラー」とは「襟」のことだが、技術開発に情熱を注ぐモノ作りの主役を指す言葉がなかった。そこで著者が創案したのが「メタルカラー」だった。20世紀は「新金属器文明」と呼べる。よって彼らを「金属色に輝く襟を持つ人々」としたのである。著者のライフワークとして1000人を目指し進めている、メタルカラーたちのモノ作りの迫真の実録証言集は、著者の魔術的なまでの聞き出し術によって、大小説をもしのぐ血沸き肉躍る大冒険物語として大人気を博してきた。これは同時に日本人の誇りを伝える歴史書でもある。
本書は、セックスと結婚の起源、ひいては家族の起源の物語であり、人類の起源の物語であり、なぜ私たちは地球上で最も複雑な存在であるかの物語である。そして、本書に記載された多くの事例は、優れた学者の長年の研究成果によるものである。
本書は、アリスター・ハーディによって提唱された「アクア説(水生類人猿説)」を、従来の「サバンナ説」「ネオテニー説」と対比して論じ、理論の統合を試みた、斬新な人類進化論である。
世界中の動物約750種を収録した動物図鑑。名前調べがしやすい仲間分けや、動物の特ちょうがひと目で分かるように引き出し線でポイントを説明。持ち運びに便利なハンディーサイズ。
感動を贈る。それが私たちのめざす産直だ!人口1269人の高知県の山奥の村で、農協職員がユズ加工品の産直・通信販売に挑戦。日本一の田舎宣言とともに、村をまるごと売り出し始めたー。
怪物とは「異常」「例外」の別称であり、怪物研究は、自然界の「例外」を扱った「畸型学」、自然の埓外とされた辺境の地に住む怪物を対象とする「怪物学」として発達した。怪物の出現は災害の予兆とされ、それは人類に対する警告と受けとめられた。時代の混乱のエネルギーを糧に形づくられてゆく、奇怪な怪物たち。かれらは、どのような警告を伝えようとしたのだろうか。
ねこがたまごをペロッとのみこむ。いたちがねこをペロッとのみこむ。きつねがいたちをペロッとのみこむ。それからーそれからーそれから?おむくんととむくんのおかしなおかしなどうぶつえんづくりのおはなしです。5〜7歳向。
医薬品、移植用臓器、果ては「オーダーメイド人間」にまで道を開こうとしているES細胞。爆走を続けるバイテク研究者や産業が、この“万能細胞”に目を向けないわけがない。現にクリントン政権は研究開発にゴーサインを出した。目下進行中のヒトゲノム計画とも無縁ではない。「クローン羊」のような人口に膾炙しやすいネーミングを持たないというだけの理由で、マスコミにも無視されてきたES細胞。その可能性と問題点を、あるがままに紹介する。