犬への読み聞かせは子どもを読書へ誘い、生きづらさを抱える子どもは傷ついた動物をケアする中で育つ。そして保護犬の訓練をとおして若者は生き直し、補助犬は障害のある人の人生を切り拓く。病気のある人や高齢者も犬や猫と共に心豊かな日々を過ごす。人と動物との関係を国内外で三〇年余取材した著者が、未来に向けて綴る。
アミメ・キリン、ヒグマ、ニシゴリラ、ユーラシアカワウソー野生の動物たちの姿が、美しい模様を用いて描かれた新感覚の塗り絵です。同系色で、あるいはまったく異なる色を使って…動物たちとの対話を楽しみながら、思い思いの色で彩色してみてください。
人なつこくて人気者のアジアゾウに目つきがこわいスマトラトラ、勇ましい姿がステキなニシゴリラに愛くるしい顔がたまらないジュゴン…。動物園や水族館には、みんなが大好きな動物たちがいっぱい。でも、その動物たちはいま、絶滅の危機に直面しています。そんな動物たちを救うために、動物園や水族館で働く人たちは、日々、動物たちのことを想い、がんばっています!
人気の海外民話集「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズに時代を問わず、世界中の子どもたちが大好きなグリム童話が仲間入り!「赤ずきんちゃん」「ヘンゼルとグレーテル」など、たくさんのメルヘン(おとぎ話)のなかから、動物が出てくるお話を選びました。素敵な挿絵と一緒に夜ふかし注意で楽しみましょう。
「ゾウは一度会ったゾウのことを忘れない」「ヒトデの目はうでの先にある」「シャコには紫外線が見える」どれも、生き物たちの本当の話。写真とイラストでたどる、躍動する動物、極彩色の鳥や魚。世界がこれほどうつくしく彩られていたなんて!
飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立した。守るべき戒律を定め、動物主義の実践に励んだ。農場は共和国となり、知力に優れたブタが大統領に選ばれたが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき…。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶ。オーウェルもう一つの代表作、新訳版。
逃げ出した動物の捕穫獲、徹夜で出産を見守り…動物園の舞台裏は想像以上に忙しない。飼育係をはじめとするスタッフは存在自体が動物たちの「生存環境」であり生命線なのだ。動物園の役割は時代とともに変化する。ときには外交のためにパンダが贈られ、現在は稀少動物の絶滅を防ぐ「種の保存」を担う。進化し続ける園で40年間働き、飼育係から園長までを務めた著者が語る、動物と触れ合う喜びと驚きに満ちた日々。
ホッキョクグマの赤ちゃんの名づけ親として、動物園に招かれた少年探偵団のメンバーたち。しかし、そこでまたしても事件が!(FILE.1『犯人はカモノハシ!?』より)。コナンと一緒に事件を解決しながら、理科の授業で役立つ動物の知識を身につけよう。
1.5兆円業界で今何が起こっているのか。2030年、日本を世界一、人と動物が暮らしやすい国へ。異業種連携で動物医療起点の新たなビジネスを生み続ける企業が描く未来とは。
ともに暮らした小さな生き物たちへの友情と哀惜。動物を求める感情の源を見つめ、その“場所”で息をしている生命のすがたを綴る、新しい動物記。
春の近づくある日、鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。高田さんが働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのかー。鳥井は外の世界に飛び立てるのか。感動のシリーズ完結編、文庫版特別付録付き。