本書では、「形が進化するとはどういうことか」という古くからの問題に取り組んだ学者たちの歴史を振り返りながら、進化生物学と発生学を取り込むことによって動物形態学が現在どのような理解の体系になりつつあるのかを描いていく。そして発生プログラムの背景にある遺伝子に関する現在の知見を手掛かりに、最終的に動物がたどってきた進化のシナリオをひもとき、動物の祖先がもっていたであろう太古の姿を考察する。
日本の動物たち、虫たち、水にいる動物たち、鳥たち、動物園の動物たち、人間たちなど121のエッセーで読むちょっと愉快な句集。対談・坪内稔典×池田澄子収録。
戦争で空っぽになった動物園に、動物たちを!船の上で死んでしまったシマウマ、飼育箱からにげ出したダチョウ、荒れくるう海…さまざまな苦難をこえながら62頭の動物たちと約2ヶ月かけて、アフリカから日本までを旅した、実話を基にしたお話。
ゆるキャラ風にかわいらしくデフォルメした「ちび動物シリーズ」、首を振ったり腕を動かしたりする「動く動物たち」、おしゃれで実用的な箱や器になる「入れもの動物」など、創意工夫あふれる作品28点を収録。子供から大人まで楽しめる、ちょっと変わった動物折り紙の本です。
120名の獣医師によるくわしく、よくわかる家庭動物の医学大百科。
鳥類画のジョン・J.オーデュボン、昆虫画のマリア・シビラ・メーリアンなど、各ジャンルを代表する巨匠の作品をはじめ、18、19世紀の博物学者が生物の世界を記録・分類しようとして取りあげた貴重な作品、名もなき画家の大変興味深く美しい作品を、手描き写本、稀少な印刷・版画、本や学会誌から厳選して掲載。同時に動物や奇怪なものに魅せられ、惑わされてきた人々にとって、動物画がどのような役割を担ってきたか、15世紀以降に生まれた動物画の様式と目的がどのように変化していったのか、動物画500年の歴史を紐といていきます。不思議で美しい動物の世界を解き明かす貴重なコレクション集です。
水上に忍者があらわれた!?NHKの人気番組をマンガ化!!謎の生きものバシリスクのひみつにせまる!この本でしか読めない取材ウラ話やオリジナルコラムもあるよ!
いたずらやスリルが大好きで、味わいやセックス(同性愛も多し)、酔いを楽しみ、ユーモアや美意識までそなえている動物たち。そして、魚や昆虫にまで、感性や個性のあることがわかってきた。-動物の喜び(快楽行動学)をテーマとした世界初の本。
全国から集まった、学校で飼う動物の「ぎもん・しつもん」に、ズバリ答えて、そぼくな「なぜ」や飼育のなやみを解決。「番外編」を読めば、野生動物のフシギもわかって、きみは「動物ハカセ」だ!小学校中級から。
NHK「地球・ふしぎ大自然」の“奇跡のガラパゴス・イグアナただいま進化中”に出演の写真家・藤原幸一が贈るガラパゴスの全て。
ある日、路上で倒れたままの小鳥を見つけたテル。動物病院のドクター・カーでさっそうと駆けつけてくれたのは、若き獣医タロー先生でした。先生との交流を通して、街の動物たちとふれあいます。