元おまわりさんの有城覚さんは、交番に持ちこまれた動物を保護し、世話をしている。虐待され、きずつき、すてられた小さな命たち。その数、現在150匹。有城さんはボランティアで移動動物園を開き、動物とふれあってもらうことで、子どもたちに命の大切さをうったえ続けている。小学校中学年から。
現在、日本全国で年間約19万頭もの犬や猫が自治体施設に収容されているが、そのうち13万頭近くが殺処分されている。昨今、犬猫の殺処分が社会問題となっているが、いまだ日本ではペットの入手先として人々がまず思い浮かべるのはペットショップで、保護施設から動物を譲り受けるケースは一般的でない。日本在住45年、動物保護施設「アーク」として組織的に活動を始めて25年になる著者が、自身の経験をもとに日本の動物保護の現状や問題点を明らかにする。また、母国である英国の動物保護の実態や日本の行政の課題、災害時のペットの安全対策なども論じる。
動物の構造と特徴がわかればモンスターは描ける!
虐待するのは虐待されていることのシグナルかもしれない。「子どもの思いやりの発達」を研究していたアシオーン教授が「動物虐待」「小児虐待」「家庭内暴力」のリンクをあきらかにする。
本書では動物栄養に関する基本的な実験方法から新しい学問分野までの方法を網羅している。
短歌は、五・七・五・七・七の三十一音からなる短い歌です。かわいらしい動物たちは、短歌の世界でも大人気です。動物の短歌を十四首収録。
衛生動物学の進歩45年間の集大成。第1集を編纂した佐々学氏の生誕100年に合わせ、30名以上のエキスパートが執筆。
妻が事故で逝ったー。小さな不動産屋を営む幸一郎は、別居中だった妻を事故で亡くし、高校生の一人娘・美嘉とは関係がうまくいっていない。なんとか美嘉と仲直りしたい幸一郎だが、「母を死なせた」と美嘉は取り付く島もない。そんな中、幸一郎は親子3人の思い出の動物園が、ほぼ閉園状態にあることを知る。美嘉の笑顔を取り戻したい。幸一郎は何の知識もないまま、動物園の再建を決意する。最初は誰にも相手にされない幸一郎だが、彼の熱意に次第に協力者が集まり始めー。
これは、キミとぼくとをつなぐ感動の物語。動物性格診断や動物豆知識コーナーなど、楽しいコラムも満載!
ペットショップに、飼い主の気が変わって店に返されたゴールデンレトリーバーの子犬がいる。いいかげんな気持ちでペットを飼う飼い主たちに怒りを感じたハルトは…(「子犬のチビタがピンチだよ!」)。動物保護団体の手伝いをしている愛梨。仲よくなったシーズーがひきとられたのは、気が荒いことで有名なおばさんだった…(「ゴミ出しおばさんの恐怖」)。小学生と犬たちの心にぐっとくる物語6編。小学中級から。
クールなネコと愛嬌たっぷりのネコ。冒険好きなイヌと臆病なイヌ。なぜ性格が違う?そもそも動物の個性とはなにか?近年注目される動物の性格研究に野生生物学者が挑む。動物の個性と進化の驚くべき関係を楽しく読み解く。