ある日、さゆりの家のとなりに、アフガニスタンの一家が引っこしてきた。同じ年ごろの女の子のすがたもある。やがて、この姉妹スミンとサーミンは、さゆりのクラスに転入し、いっしょに机をならべるようになる。内戦が続く祖国をあとに、国から国へと旅する“難民”の人びと…。いつしか、姉妹とさゆりの間には、友情が生まれたが、ふたりは感謝のことばを残して、また、海をわたった。小学校5・6年生から。
受験、恋愛、人間関係…。10代の心のすべてが、この本の中にある。
あの東京大空襲が、子どもたちの夢を、冒険を、そして生命を奪いさったー。アニメーションの迫力と感動を絵本というスタイルでお届けします。
もし君がトモダチ問題で悩んでいるならー。大丈夫、カルビ先生がいます。きっと毎日がラクになる!愛と勇気の友情論。
むかしむかし、あるところに、とっても大きな鼻をもった人がいました。あんまり大きくて重いので、その人が一歩ずつ歩くたびに、前の地面にめりこんで大きなあながあくほどでした。ちょっとわがまま、だけど愛すべきふつうの人々がくりひろげるおかしなおかしなナンセンスコメディー。
客からの処女喪失依頼、破れかぶれの刃傷沙汰、殺人の容疑…。ホスト生活における奇々怪々な出来事とは?ネット「2ちゃんねる」から発掘され、『ホストの世界』で鮮烈なデビューを果たした著者による待望の第二弾。
学校教育に身を捧げた教師の真剣な取り組みが行き着いた悲劇。生徒指導と教育のあり方を今問いかける。
漫画を読んでいると、それが非現実的な描写だとはわかっているのに、なんだかとても気になる事象に出くわすことがある。闘う男たちの驚異的な身体能力、無謀としか思えない特訓、人間に一目置かれるほど優秀なロボット…。これらを絵空事と割り切るのは簡単だ。だが、科学的な検証を加えてみると、荒唐無稽に見えていた漫画の世界がたちまち現実味を帯びたものになってくる…!漫画史上に輝く名作33作品の協力を得て放つ好評『空想科学「漫画」読本』シリーズ第2弾。
フランク・W・アバグネイルは両親の離婚を機に家を飛び出し、パイロット、医者、弁護士と華麗に変身を重ね、偽造小切手で数百万ドルという現金を手に入れる。その彼を追うベテランFBI捜査官のカール・ハンラティは、彼がティーンエイジャーと知り驚愕する。一見、華やかな生活を送るフランクを突き動かしていたのは、両親への一途な愛情だった…。60年代に世間を賑わせたアメリカの天才詐欺師、フランク・W・アバグネイルが自らの体験を記録した自叙伝の映画化。このストーリーに魅せられたレオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、スティーブン・スピルバーグ監督が集い、夢のような顔合わせが実現。
10年後、私たちはどんなクルマに乗っているのでしょう。胸をはってクルマに乗るために、いま知っておきたいこと。
世界一危険で謎に満ちた権力者キム・ジョンイルの全貌を膨大な資料と証言をもとに描いた問題作。
揺れる想いを抱いた二人が出会い、ふれあい、愛を確かめ合う至上の喜び、その裏腹にある孤独と不安、そして苦悩を抱え傷ついていく。美しくも儚い世界を描いた、『虹色の果て』に次ぐ待望の第2弾。
明治二十三年、紀伊半島沖でトルコの船が難破。人々の懸命な努力で六十九人が救出された。そして九十五年後、イラン・イラク戦争のさなか、日本人を救出したのはトルコの飛行機だった。ふたつの救出をめぐる、日本とトルコ、感動のドラマ。
過ぎし戦争で失くした愛の残る島影霞んで浮かぶ…南樺太で生まれ、ソ連軍の侵入で追われた故郷と初恋のロシア娘の面影を胸に半世紀。やっと訪ねた故郷の丘に…著者の自伝的小説。
あなたは友人の出世を喜べますか、人は何故裏切るのでしょう?茶呑み友だちと贈りものの意味、そして夫婦、男女、上司と部下の友情とは?大人のための画期的な人生論。