漁村に買われてくる男児も、売られてゆく娘たちも次郎の友達だった。
クララ・シューマンとヨハネス・ブラームスの往復書簡が公にされたのは1927年のこと、20歳のブラームスが作曲家となる希望を抱いてデュッセルドルフのシューマン家を訪れた1853年からクララの死の直前の1896年までに交わされた800通余りをリッツマンが編んだ書簡集から、207通を精選したのが本書である。訳者は昭和16年に『真実なる女性クララ・シュウマン』を上梓した原田光子。本書の翻訳原稿を完成させてまもなく、若くして世を去った。待望の復刊。
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