81年3月5日発売アルバムの再発。ポップなサウンドと軽やかめの歌が中島みゆきの新しいアプローチを感じさせる作品。当時ラジオでよく耳にした名曲「ひとり上手」を収録した名盤だ。
アニメのストーリーが絵本で楽しめる!シゲル、ナナコなどのライバル大紹介!新登場のポケモンのひみつがわかる!大人気!?ソーナンスのてっていかいぼう!クイズは全部で44問。
昭和初期、フルトヴェングラーに師事し、ベルリン・フィルを指揮するなど華々しく活躍した天才音楽家・貴志康一。彼は山田耕筰、近衛秀麿につづく、新しい世代を担う音楽家として属目されていたが28歳で夭折、没後は長い間忘却の彼方にあった。しかし、1980年代以降、母校・甲南高等学校の協力もあって作品の再評価が進み、彼は奇跡的によみがえった。-本書はその復活の足どりを辿り、“夢と憧れに充ちた”彼の音楽の魅力を検証する。
大家族に育ったキタキツネの子は立派に独り立ちし、一人っ子のタヌキの子は有り余る愛情で死にかけた。さて人間の子は大丈夫でしょうか。旅行者が善意でやるスナック菓子がキタキツネを死にいたらしめ、人間が季節外れの物を食することで公害をまきちらし、動物達を苦しめている。37年にわたって野生動物の声を聞き続けてきた竹田津実が、病んでいる人間社会に、彼らの切実な伝言を伝えます。「今なら人間も大丈夫ですよ。」
文学者へ成長する漱石と子規。鴎外が遺書筆録を託した賀古鶴所。「近さ」からドラマを生んだ芥川たち。志賀直哉ら師を持たない白樺派の世代。漢詩の世界、ギリシア・ローマ以来の言説にも目を配りながら、遭遇、切磋、別離など交流の綾を読み、日本近代文学の重要な局面をたどって、教養・信頼が育つ人間関係の空間をみつめる。
人間を愛するがゆえの複雑にも揺れる心、熱き想いを、繊細かつ素直な感情をとけこませた言葉で綴った珠玉の詩集。
日本海軍は、戦場でまみえた相手であるアメリカ海軍に対して、意外なほどの尊敬と共感を抱いていた。それは、戦後の海上自衛隊にも脈々と受け継がれ、彼らの協働態勢が、日米同盟を基底で支えてきた。本書は、日米関係の中で特異な地位を占めるこの海の絆を軸にしながら、帝国海軍の英雄たちと異なり、ひたすら訓練に励み、戦うことなく名も知られぬまま去った海上自衛隊指揮官たちの誇り高き姿を綴るものである。
カレヴィ・キヴィニエミとの来日リサイタルを記念して、再発売されたアルバム。フィンランドでもっとも尊敬されている作曲家の作品を情感たっぷりに歌い、見事なバリトンを披露してくれる。
プログレッシヴ・ロックと英国のトラディショナル・フォークを美しく交わらせた79年の作品だ。気品あふれるサウンドに心地よいポップを融合し、彼らが自らの音楽性を拡げていった意欲作。