ハチャトゥリアン没後20年企画として録音されたもので、1957年に徹底的な改訂がなされたボリショイ劇場版を使用している。全曲版初のデジタル録音としても話題となった。演奏も力の入った共感にあふれたものだ。
劇場版『CLANNAD-クラナドー』のサウンドトラック。猪股義週による美しいBGMに加え、eufoniusやLiaによるヴォーカル曲を多数収録。物語の世界が音によって凝縮されている。
三木道三をサンプリングした「Lifetime Respect-女編ー」で2007年にヒットを飛ばしたユニットのサード・シングル。シンプルなビート&せつない弦&アコギに乗せ、ラップと歌を使い分けて“感謝”の気持ちをまっすぐに歌う。アニメ『BLEACH』エンディング曲。
ディスク1は“一日篇”、ディスク2は“人生篇”と、さまざまなシーンのクライマックスをクラシック(風)の音楽で思い起こそうという、チカラワザ系の企画。16頁にわたるシーン・ストーリーの主人公は女性で、その名もエミ(EMI)ちゃんだそうな。うーむ。
テレビ朝日系で放映された“ストリート系SFXアクション・ドラマ”シリーズ。虚像の街“シブヤ”を舞台に、新垣結衣のワイヤーアクションが炸裂する。監督は仮面ライダーでもおなじみの田崎竜太。
鹿児島市の遠泳大会に挑む子供たちを描いた映画『チェスト』のサントラ。音楽、ピアノ演奏を手がけたのは、女優としても活躍する松下奈緒。クラシック、ロック、ポップスなどの要素を自在に用いながら、ストーリーに寄り添ったサウンドを見事に表現している。
人気ゲーム『VitaminX』を基にしたドラマCD。史上最低の問題児軍団B6(ビーロク)の甘いホワイト・デーの過ごし方を紹介する。シナリオを手がけた大坂尚子と小松千寿子の書き下ろしによる、愛と笑いのビタミンが注入できる一枚だ。
世界に誇るエンジンの誕生。
昭和六年、本郷東大正門前に開業した古書店兼出版社・文圃堂。売り場面積三坪余り、主人は二十一歳になったばかりの青年。中原中也の『山羊の歌』、最初の『宮沢賢治全集』を出版、第二次「文學界」の発行所となったが、僅か六年にして廃業。しかし、若者は昭和文学史を彩る多くの文学者達に愛された。小林秀雄、青山二郎、河上徹太郎、そして吉田健一。昭和の知的青春に揉まれ成長した、個性際立つ一出版人の貴重な証言。
TVアニメ『イタズラなKiss』劇中で使用したSEほか、キャラクター・ソングや直樹のツンデレ・セリフ集などバラエティに富んだ内容。スタンダードなラブコメの甘酸っぱいエッセンスが凝縮されて、本編以上にドラマティックな仕上がり。琴子役・水樹奈々の楽曲も収録。
吹奏楽の新しいレパートリーをいち早く紹介してくれる大阪市音楽団。今回のオリジナル作品の数々はタイトル曲だけでなくどれもが魅力的で、演奏者も聴き手も楽しめるものばかり。アレンジものの「ティル」もまるでオリジナルみたいでわくわくさせられた。