平成20年に発生した重大な農作物被害について、災害種類別に被害状況を取りまとめた。
熊楠が必死に守った伝説の島から、森の原形、先人の知恵が見えてくる。熊楠が最後に残した原始の森「神島」。その後の厳重な保護にもかかわらず、わずか半世紀で大きく変貌した謎に迫る。
カスリン・アイオン台風襲来、大泉堤防決壊、一関の惨禍、三陸宮古の悲劇。「50年という区切りとなる年に被災者の声をまとめておかなければ、その貴重な体験が永遠に歴史の闇に葬り去られることになる。多くの犠牲者の霊をなぐさめるため、また悲劇を風化させないためにも取材を続け、歴史にその声を残す努力をすべきだ」と思い続けた。時間の許す限り岩手県と宮城県に出向いて取材し、それをまとめて本書の原稿を書き続けたのである。
「美しい町並み」には、伝統と様式に織り込まれた「災害を生き延びる工夫」が隠されている。震災後の今こそ学ぶ、災害を「受け流す」方法。
新しい知見を盛り込んだ待望の第2版。初夢から始まって、除夜の鐘で終わる。生物学の超おもしろ講義。
気象現象はスケールごとに細かく分類して解説するとともに、本来なら専門知識の範囲に入る、台風を含めて解説。観測方法をていねいに解説するとともに、基本中の基本となる、天気図、気圧配置もあらためて章を設けて解説。気象予報士試験を難関にしている実技試験について、受験に際しての心構えと、実技に不可欠な基礎知識を解説。
砂浜で助けたアカウミガメ産卵個体の背中に乗って辿り着いた竜宮城は一つではなかった。日本人には馴染みの深い浦島太郎伝説。
タイトル『自治体・企業の防災担当者のための防災ハンドブック2019年度保存版』 国内外で大型台風による河川の氾濫や大型地震、異常気象などの自然災害が頻発している。このような中、防災担当者の考え方や認識が変わり、具体的で実行性のある避難所運営に関する知識や運用方法などの情報提供や対応が求められている。本別冊では、静岡大学防災総合センター長岩田孝仁教授に「災害時における危機管理担当官の心構え」(仮)の執筆や、企業・自治体・公共機関・各団体の防災担当を対象に「自治体の災害時図上訓練の最新動向」「いざという時役立つ防災情報関連データ」などを紹介する。
日本から遥か南の海風が、なぜ「大型で強い勢力を持った台風」になるのでしょう。長い歴史を経て、今では世界規模で台風を観測・分析しています。温暖化が進んだら台風が増えるの、減るの?台風情報の精度はどこまで進むの?毎年のように大きな被害をもたらす台風の観測と予測の最新情報を、台風研究の第一人者がお話しします。