タンゴは南米ブエノスアイレスの喧噪のなかから19世紀半ばに産声を上げた。スペイン人、イタリア人、現地人、黒人奴隷の子孫たち……さまざまな混血から生まれたこの音楽にはいつも郷愁の響きが付いてまわる。十二分にその魅力に浸ることができるCDだ。
結成60周年で甦った、見砂直照が指揮するラテン・バンドの、64年7月・新宿厚生年金会館での録音。歯切れよいリズム、響き豊かな木管、金管、そこにバンドネオン奏者4人を迎えて奏でたアルゼンチン・タンゴの人気名曲集。華麗で優雅で陰は深く妖艶でもある名演が味わえる。
戦後復興のさ中の昭和22年9月。大型台風カスリーンが襲来。関東地方に未曽有の大豪雨をもたらし、利根川の堤防を切り刻んだ。狂暴な濁流は関東平野を下って東京下町へと達し、ついに水没させた。悪夢の被災から50周年のいま、多数の証言で明されるその「生き地獄」の惨状。そして、暴れる川と果敢に闘った人々の記録。
自然の猛威に対峙した人たちの生きざまがいとおしいー忘れてはいけない「伊勢湾台風」のすべてがここにある。
本書では、「石油」と「火力発電」の現状を調べ、エネルギー需要への対策として、「太陽エネルギー」「原子力発電」の現状を検討する。
各種天気図の凡例を丁寧に解説。防災気象情報の分野も収録。色鉛筆を使った天気図解析の実例も!天気図の正しい見方・考え方がカンタンに理解できる。