1954年9月26日、荒れ狂う台風の中で五隻の青函連絡船と1430名の命が函館の海に消えたー日本海難史上最悪の惨事となった「洞爺丸事件」である。しかし、40年余の歳月と青函連絡船の廃止によって、この海難も風化しつつある。海難はなぜ起きたのか。再び洞爺丸の惨事を繰り返さないためにここから何を学ぶべきか。本書は、著者が事件発生からこつこつと集めた膨大な資料をもとに、後世に語り継がれることを願って書き下ろした渾身の書である。
本書は、丸善株式会社から発売されている「気象データひまわりCD-ROM98(日本気象協会編)」および「理科年表CD-ROM(国立天文台編)」の気象編のデータを利用してどのような分析が可能であるのかをなるべくやさしく解説したものです。
日本の企業社会は狂気の沙汰!粉飾発覚から企業崩壊まで取締役スケープゴート氏は何を見たか。
頭痛がしたり子供ができにくくなったりする「シックハウス症候群」が話題になっています。地震や台風に対して強いことは勿論ですが、快適な生活のためには空調はもとより、安全性への配慮なども不可欠です。本書では、エコロジーに配慮し、バリアフリーの住宅にするための最新技術の活用法を、ソファに寝ころんで読めるように、やさしく解説しました。
すべての疑問がようやく解けた年金の本の決定版!世紀末の大改定を詳細に解説し、21世紀の年金制度を具体的に報告する。厚生年金や共済年金から企業年金や個人年金まで。
ひとりの給与生活者が、カイシャ生活の最後の2年をどのように生き、考えたか!その心の綾をドキュメント風に綴った連作エッセイ。
びゅうびゅうとすごい風の台風と海や地上にあるものをどんどんまきあげる竜巻。台風と竜巻はどのようにして、おこるのでしょうか?さあ、台風と竜巻のついせきに出発。
売れない、お客が来ない、とこぼしていないか。売れる店、お客が集まる店には、実は、6つの法則がある。本書では、それを解説する。
実験マニュアルや実験書はこれまで数多く出版され、書店の店先にあふれていますが、本書で紹介する実験は従来のものよりひねりをきかせ、味付けもひと味もふた味も違えて、アッといわせるものになっています。科学実験といっても遊び心のある、ちょっとウィットを効かせたものに仕上げました。
気象予報士が語る台風の実態。それにまつわる予報、報道、防災のあり方など、この1冊で台風がわかる。
「夢ポケットのある家」を建てたら、家族の楽しみも健康も伸び太!建坪は40坪の家なのに60坪の広さがある?宇宙に広がる「天の夢ポケット」がある?120インチの画面で映像を自宅で楽しめる?そんな魔法のような家を建てる方法とは?日本で初めての5ステップの住宅革命記。
悪性腫瘍の手術後、作家は最後になるかもしれない小説を書きはじめる。自分が確かに生きていたと思える、記憶に深く刻み込まれた情景をつなぎとめながら。世界というものをふいに感じた四歳の頃の東京・赤坂、小学時代を過ごした植民地・朝鮮の田舎町、京城の中学時代、焼跡の中の旧制高校、特派員として赴いたソウル、そしてサイゴン。自伝と小説の間を往還するように描かれた、新しい試み。