聴きごたえのある曲がこれでもかと盛り込まれ、ミュージシャンも充実した顔ぶれ。ライナーの文章もとても丁寧で、読んでいると一曲、また一曲と引き込まれていく。ベスト盤ゆえの美質が際立つアルバムが仕上がった。エクストラ・トラックの演奏映像も素敵だ。
美水かがみの人気4コマ・コミックを元にしたドラマCD。原作同様、漫画好きの女子高生“泉こなた”が友人らとゆるい笑いを繰り広げる。オリジナル・キャラクターも登場する、ファンには嬉しい1枚。
1stには「流れのままに」という“この一曲”があったが、今回の2ndではJALのCMにも使われている(3)が当然“この一曲”。しかしあのCMで上々颱風を気に入った人は、もしかすると他の曲にみられるハレの宴には眉をひそめるかもしれない。
バッキング・コーラスや曲提供で活動していたシンガー・ソングライターのデビュー盤。全曲自作、アレンジも自分で手がけたサウンドは、生ピアノとストリングスを中心にした透明感溢れるもの。タイトル通り、一貫した“自分好み”の色彩感が心地よい。