日本から遥か南の海風が、なぜ「大型で強い勢力を持った台風」になるのでしょう。長い歴史を経て、今では世界規模で台風を観測・分析しています。温暖化が進んだら台風が増えるの、減るの?台風情報の精度はどこまで進むの?毎年のように大きな被害をもたらす台風の観測と予測の最新情報を、台風研究の第一人者がお話しします。
小中学生の生存率、九九.八%(学校管理下では一〇〇%)。東日本大震災で大津波に襲われた岩手県釜石市で、子どもたちはなぜ命を守ることができたのか。そこには、震災前から地道に積み重ねられてきた、画期的な「防災教育」の効果があった。本書では、二〇〇四年から釜石市の危機管理アドバイザーを務めてきた著者が、主体的な避難行動を可能にした「防災教育」のノウハウを余すところなく公開するとともに、いつ災害に襲われるかわからない私たちすべてが知っておかなくてはならない「生き残るための指針」を提起する。
風雨が強まる公園で「あの人」を待つ彼女。その日結婚式を挙げる予定のカップル、当直明けの外科医、ターミナル駅で乗客を誘導する駅員。「嵐」という神様のいたずらが、それぞれの運命を変えてゆくー台風接近のため、鉄道各線の終電が繰り上がった一夜の物語。切なくもあたたかい、ベストセラー『終電の神様』待望の新作登場!
四季の風物の美しさと、竜巻・台風・局地的豪雨などの気象災害。定評あるテキストの著者が多種多様な天気の謎に迫る。雑誌『天気』の好評連載を書籍化。
本村とのつきあいも順調で、幸せな生活を送っている鈴。だが同時に、何か重いものがありそうな本村の過去が気になっていた。本村と仲のいい人事部の佐藤の存在にも、もやもやしたものを感じる日々。そんなある日、鈴は会社の休憩室で、佐藤から意味深な言葉を告げられる。「『ゲームスタート』です、原田鈴さんー」その直後、鈴に異動の話が出てきて…。恋も仕事も全力投球!男運ゼロだったOLの、とびっきりのラブストーリー。
人事部の佐藤に課せられた「試験」を何とかクリアし、本村との絆を深めた鈴。そんな二人に周囲が期待するのは、もちろん結婚。「武雄さんのことは好き、結婚するならこの人しかいない」そう思う鈴だが、過去の悲しい経験からなかなか前向きに考えることができなくて…恋人、幼なじみ、初恋の人。鈴の未来や過去にかかわる人物たちの登場でシリーズ第3巻は、恋の嵐が吹き荒れる!!男運ゼロだったOLのとびっきりラブストーリー!
匂い、音、気温、湿度、雲の形、川の流れ…迫りつつある天災は五感を鋭くすることでキャッチできる。命を脅かす危険からいち早く逃れるために覚えておきたい「警句」をやさしく解説!!
愛する本村との付き合いも順調で、少しずつ自分に自信を持てるようになってきた鈴。ある日のデートの帰り道、そんな彼女の前に史上最低の元カレが現れる。一瞬たじろいだものの、毅然とした態度で追い返そうとする鈴に、元カレはなぜかニヤけ顔。あろうことか自分は本村と友達で、本村は鈴と別れたがっているのだと告げてくる。動揺した鈴は、城崎に相談を持ちかけるが、彼にまで本村と別れろと言われてしまい…止まっていた鈴の心の歯車が動き出す、躍進の第4巻!男運ゼロだったOLのとびっきりラブストーリー!
元彼・峰との一件を本村とともに乗り越え、長年拒絶してきた母・音羽と向き合うことを決意した鈴。そんなある日、突然その音羽が鈴の会社を訪れる。普段の母からは考えられない行動に驚いていると、思いつめた表情の彼女は「城崎は鈴のことを愛している」と告げてきて…本村、城崎、音羽、そして鈴。それぞれが選んだ愛のカタチとはー?男運ゼロだったOLのとびっきりラブストーリー、ついに完結!
原田鈴はお人よしな性格が災いし、タチの悪い男に引っかかってばかり。しかも、散々振り回された挙句、いつもフラれてしまう。今回も男にフラれ、傷心気味だった鈴。そんな彼女に声をかけてきたのは、それまでほとんど話したことがなかった人事部の主任、本村武雄だった。なりゆきで本村に愚痴をこぼすうちに、なんだかおかしな雰囲気になってきてー!?お人よしなOLの突然すぎるラブストーリー!
須川安奈は山間の高校に通う十七歳。東京の大学へ進学した章とは遠距離恋愛中。ある日大型台風の接近で休校となり、近くの体育館に母の弥生と避難してから、大きく運命の歯車が狂い始める。母は誰かと駆け落ちを計画しており、章は都会風の美女・雅美と帰郷して来ることに…。そして避難先の体育館では殺人事件まで起こってしまう!迫り来る嵐の中、安奈たちの未来はどうなるのか?少女たちの一夜を描く、傑作長篇サスペンスミステリー。
石田さんに手紙を書こうと思った。手紙なら届くかもしれない、と。壮絶な闘病の果てに、夫でラッパーのECDが亡くなった。激変していく暮らしのなかで、残された家族に待ち受けていた未来とはー。
9月。台風が近づいてきている中、山間の町に住む高校2年生の須川安奈は、母とともに体育館へ避難する。そこでは、東京の大学へ進学した恋人の章が謎の美女と一緒にいたり、母が誰かと駆け落ちを計画していたり、父が部下の女性を伴って帰ってきたりと、トラブルが続出。さらには殺人事件まで発生してしまいー。安奈たちは、無事に嵐を切り抜けられるのか!?避難所を舞台に関係者たちの思惑が交錯する、一夜限りの長編サスペンス。
首都圏も直撃の台風被害、消費増税被害、即位パレード延期。「日本は、このままではいけない」「正直な国へ」「直き心へ」-令和元年、日本の神々の憂い、願い、祈りとは。