町田啓太が表紙とインタビューに登場
「自由な感性を大切に演じる醍醐味」を語る
AERA12月26日増大号の表紙には、今年ドラマに映画に引っ張りだこだった俳優の町田啓太さんが登場します。インタビューでは1年を振り返りながら、忙しいなかでも自由な感性を大切にしながら演じる醍醐味についてじっくり語っています。
●表紙&インタビュー:町田啓太さん
表紙に登場する町田啓太さんは今年出演した様々な作品について振り返ります。映画「太陽とボレロ」では「楽しむことは最強なんだと感じさせてくれた」、初のゴールデンタイム主演を務めたドラマ「テッパチ!」では「もう頭が燃えるんじゃないかと思うくらい考えました」など。俳優としての信念を尋ねると、「地道に」「丁寧に」という言葉をつかって、思いを語りました。そして「変化」についても。以前は寝る時間が少なくてもいいので仕事がしたいと思っていたけれど、いまは自分をないがしろにしてはいけないと思うようになったとか。「頑張れるときもあれば頑張れないときもある。周囲が補い合えたらいいな」と言います。蜷川実花撮影による赤を基調にした表紙とグラビアは、深く透き通ったまなざしが印象的です。クリスマスシーズンにぴったりのあったかい表紙になっています。
●巻頭特集 サッカー日本代表「世界は近かった」
ドイツ、スペインを破り感動を呼んだサッカー日本代表。ただ、今回のW杯でも8強入りは果たせませんでした。もっと強くなるために、サッカー元女子日本代表の丸山桂里奈さんは「若手が伸びて選手層に厚みがでるといい」と語ります。元男子日本代表の本並健治さんは「個人のレベルがより上がらないと4年後は厳しい」と檄を飛ばします。ほかにも福田正博さんや芸人ワッキーさんから愛ある提案があります。一方、影の側面も深掘りしました。人権問題や環境問題がないがしろにされたまま商業主義に突き進む大会の問題点や、放映権料が高騰していくことで見られない人が出てくることへの危惧などについて考察しています。大会を総括しながら、改めて「W杯の光と影」についてじっくり考えてください。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」では、「海の写真の撮り方、教えてほしいんよね」という向井さんと、日頃から海でポートレート撮影をしている舞山秀一さんが、千葉の九十九里浜に向かいました。あいにくの天気でしたが、「曇ってるほうが、意外と好き」という舞山さんが、向井さんの「一瞬のフォルムの美しさとか、表情の美しさ」を切り取っていきます。ブルーグレーの空と海が、モノトーンのジャケットに身を包んだ「海でこんなん着てるやつおらんやろ!(笑)」な向井さんを引き立て、「めちゃめちゃかっこいい」仕上がりに。海風に乱れる髪を「手で一生懸命押さえてる姿も」向井さんの「かわいさにもなったりする」、「風を味方に」した写真も必見です。また、“鏡張り”になった波打ち際でも撮影を試みました。センスの塊である、向井さんならではの視点が遺憾なく発揮された写真の数々を、ぜひ誌面でご覧ください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
新たなゲスト木村多江さんとの対談が、今号から4回続きます。今春のドラマ「やんごとなき一族」で初共演し、親子役だった二人。木村さんは「どうやったらこの人のお母さんになれるのかな、とずっと考えていた」と言います。松下さんは「多江さんの目を見た時に『あなたの母親でいたい』という気持ちをキャッチした瞬間がありました」と答えます。撮影現場の風景が目に浮かぶような対談、そしてほんわかした二人の関係性が見える撮り下ろし写真、必見です。
ほかにも、
●中国ゼロコロナ後の混乱と恐怖
●物価高の師走を歩く 生きるだけで精一杯
●食品業界の「3分の1ルール」見直し加速
●部活やクラブで「ノーモア暴力」 子の未来預けられない
●保育士の暴行の背景 人権意識を欠き危うい保育に
●ソニーな人たち6最前線に立つ現場主義
●羽生結弦 八戸の「悲愴」とファンへの”GIFT”
●宇野昌磨が圧巻 GPファイナル優勝
●コロナ禍の冷凍グルメ最前線 楽したい時も贅沢したい時も
●品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)×上田信治
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・宮田裕章
●棋承転結 森下卓九段
●現代の肖像 新井和宏・eumo代表取締役
などの記事を掲載しています。
Snow Manの宮舘涼太が表紙とインタビューに登場!
「等身大の仕事哲学」を語る
AERA2023年1月2-9日年末年始合併号の表紙には、Snow Manの宮舘涼太さんが登場します。Snow Manのメンバーとして、また「舘様」の名で情報番組などでも活躍する存在として、「等身大の仕事哲学」を語ります。
●表紙&インタビュー:宮舘涼太(Snow Man)
表紙に登場する宮舘涼太さんは快進撃が続いた2022年を振り返り、23年への思いも語ります。1月には「初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』」で、3年ぶりに歌舞伎に挑戦します。演じる源義仲については、熱いところが自分に似ているという宮舘さん。「僕が皆さんを笑顔にしてあげたい。そこへの思いは『熱い男』です」と語ります。お馴染みのキャラとなった「舘様」については、当初は戸惑ったこともあったとか。ただ、高校生時代に出演した舞台で座長だったKAT-TUNの亀梨和也さんに言われた一言で仕事への思いが切り替わったと言います。「皆さんに育てていただいて、今のこの僕があります」と語る宮舘さんの仕事への思いと、サービス精神旺盛な人柄があふれるインタビューです。表紙、グラビアの撮影はもちろん蜷川実花。和テイストな背景に宮舘さんの魅力が詰まった写真の数々、ぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集「2023年を動かす114人」
114人のトップを飾ってインタビューに登場するのは、俳優の高橋文哉さん。現在の自分について「想像もしていなかった場所にいます」と語ります。「2023年の顔」との呼び声も高いことに対しては、「期待には応えたいし、そのためには自分の想像を超えていかないといけない」と言います。経済学者の成田悠輔さんはこの1年、テレビなどで引っ張りだこでしたが、本人は肩の力が抜けています。「”いろんなことをやっていて、結局何をやっているかわからない人”でいいんじゃないかと」。1年の半分を海外で暮らすと言い、多彩な視点からこれからの日本に必要なことを語ります。そのほか、国際子ども平和賞を受賞した川崎レナさん、23年により浸透することが見込まれる「完全栄養食」を生み出した橋本舜さんのインタビューも。さらに、国際、政治経済、スポーツ、カルチャーなど10の分野で注目される人たちを、各分野の第一人者が選びました。
●現代の肖像:俳優・岸井ゆきの
岸井ゆきのさんは、一度見たらその演技に釘付けになる俳優です。主演映画「ケイコ 目を澄ませて」が公開され、話題のドラマ「アトムの童」にも出演するなど、特に最近の活躍は目覚ましいものがあります。テレビプロデューサーの佐久間宣行さん、写真家の藤原江理奈さん、映画監督の三宅唱さんらが、なぜ岸井さんに惹かれるのか。関係者に丁寧に取材を重ねた人物ルポルタージュです。
●松下洸平 じゅうにんといろ
木村多江さんがゲストの対談2回目は、演技との向き合い方についての深い話です。かつては木村さんも松下さんも、撮影現場で「勝ち負け」を気にして苦しくなっていたと話します。木村さんが「泣く」演技をするために並々ならぬ努力を重ねていたことも明かされます。そんな過去を経ていまどんな境地に至っているのか。信頼し合っている二人だからこそ語り合える貴重な内容です。
●金利引き上げでどうなる
年末に飛び込んできた「事実上利上げ」のニュース。ほぼゼロ金利政策が続いてきた日本は今後どうなるのか、円安による物価高騰の流れは変わるのかなど、日常生活に直結する変化を分析します。また、金利上昇というと最も不安になる住宅ローンに、どんな影響が出るのかも、専門家が冷静に解説します。
ほかにも、
●藤井聡太VS.羽生善治 王将戦の行方
●五輪と談合事件の闇 「札幌招致はおやめなさい」
●運転免許返納ムリならサポカー限定に
●AIが描くアートの未来
●”ガチ中華”で本場を味わう
●第4世代が牽引 K-POPの新次元
●安田美沙子「片づけで人生変わる」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・宮田裕章
●棋承転結 森下卓九段
●2022年アエラ1行コピー47連発
などの記事を掲載しています。
King & Princeの岸優太が表紙とインタビューに登場
「出会いが成長をくれた」
AERA2023年2月6日増大号の表紙には、King & Princeの岸優太さんが登場します。連ドラ単独初主演を果たした岸さんは、仕事やメンバー、ファンへの思いをたっぷりと語っています。
表紙に登場するKing & Princeの岸優太さんは、ドラマ「すきすきワンワン!」に主演。ドラマでオンエアされる映像は「熱がこもった化学反応が起きた瞬間」だとし、現場の生の温度感を楽しんでほしいと言います。演じるのは人生諦めモードのいまどき男子ですが、岸さん自身も元々は「だるい」が口癖のダメ男だったとか。それを変えたのがKing & Princeのメンバーとの出会い。メンバーからもファンの方々からも刺激を受けて変わっていったと言います。その様々な出会いの中でも一番大きな出会いは「ジャニーさん」と断言。仕事やメンバーへの思いが詰まった深いインタビューです。そして蜷川実花撮影の白を基調にした優しい光に包まれた写真の数々、必見です。
●巻頭特集「依存症の見えないリスク」
酒、ゲーム、ギャンブル、カフェイン……、さまざまものへの依存症に、自分でも気づかないうちに陥っています。それは特にコロナ禍で、テレワークが増えるなど働き方が変わった方たちに顕著です。これら依存症の実態、生活習慣の見直しが必要な「かくれ依存症」にどう対応するか、など多角的な視点の記事があります。「禁酒宣言」をしたタレントの峯岸みなみさんのインタビューも。12歳でAKB48のオーディションに合格し、2021年5月に「最後の1期生」として卒業した峯岸さん。卒業後もバラエティー番組に引っ張りだこで、明るい姿が印象的ですが、かつて「お酒の場」に依存していたといいます。13年に恋愛スキャンダルが報じられて以降、仕事が激減。毎日のように飲み屋へ行き、「週5で記憶を飛ばしていた時期もありました」と赤裸々に明かします。そんな峯岸さんですが、「AKB48をきれいに卒業する」ために禁酒を決意。539日にわたる禁酒生活について、詳しく聞きました。
●将棋王将戦 羽生善治52歳の勝利
20歳の藤井聡太さんと52歳の羽生善治さん。32歳差のドリーム対決となった将棋王将戦は、第2局で羽生さんが勝利しました。見る者をうならせ続けた名局の行方を左右したのはどの一手なのか。羽生さんらしい常識外の妙手とは何なのか。将棋の専門ライターが、あの熱戦がよみがえってくるように詳報します。
●松下洸平 じゅうにんといろ
獣医師の太田快作さんをゲストに迎えた2回目。殺処分ゼロを目指してきたという太田さんの取り組みに興味津々の松下さんは、「へー、すごい!」「本当に尊敬します」と熱心に話を聞きます。そして2人それぞれの忘れられない飼い犬との出会いについても話がはずみます。まったく違う職業の方との対談で、新しい松下さんの一面が見られるのもこの連載の魅力です。
●今後の政局「岸田降ろし」
ジャーナリストの田原総一朗さんが今後の政局を読み解きます。防衛費増額やウクライナへの姿勢など、様々な局面に岸田首相の「米国への言いなり」の姿勢が見えると分析。支持率低迷が続く岸田政権の今後を左右するキーマンは菅義偉前首相だとし、菅氏は「岸田降ろし」に踏み切ったと断言します。田原さんらしい歯に衣着せぬ解説が繰り広げられます。
ほかにも、
●原発回帰 放棄された事故の教訓
●侍ジャパンは過去最強
●秩父宮ラグビー場は「金」のための建て替え
●箱根駅伝全国化1回限り 地方大学は出場厳しい
●【時代を読む】子どもと騒音 在宅勤務増え新たな苦情も
●阿部サダヲ×上戸 彩×玉森裕太 映画「シャイロックの子供たち」鼎談
●さよならシャンシャン ついに中国へ
●新しい「葬」をデザインする
●生の躍動に鳥肌 "新生"アレグリア
●「岸田NISA」の疑問氷解リスト
●雅子さまの「白」続きのファッションを考える
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・隈研吾
●現代の肖像 せやろがいおじさん お笑い芸人・ユーチューバー
などの記事を掲載しています。
星野源がAERAの表紙とインタビューに登場
「考え抜いたアイデアを見せたい」
AERA2月20日増大号の表紙には、音楽家・俳優・文筆家と幅広い活躍を見せる星野源さんが登場します。コロナ禍の3年を経て「ここからは次のステージへ移る感覚」という星野さんが、今の思いをロングインタビューで語ります。そして蜷川実花が星野さんの今を切り取った数々の写真、必見です。
表紙に登場する星野源さんは、本誌では1年半ぶりのインタビュー。この1年、「喜劇」で国境を越えて届く感覚を味わったり、「異世界混合大舞踏会 (feat.おばけ)」がTikTokなど今までとは違う場所に響いたりしたことを振り返り、「意図してやった部分なので、目標をクリアできた」と語ります。ただ「世の中がさらに物騒になって、悲しいことが山ほど起きた」と言い、そのなかで「これからの自分の生き方みたいなものを固めることができた」ときっぱり。そんな時期を経て、ミュージックビデオ集を間もなくリリースします。「MVは自己表現」という星野さんは、「アイデアを練るのは楽しいし、ずっと残るものを作れるのか、考えるのは楽しい」「基本的に自分のやりたいことが、世の中とはズレてるんだな」と言います。アイデアの集積を見せたいという思いをたっぷりと語ったロングインタビューです。星野さんのクリエイティブな感覚をイメージさせる蜷川実花の撮り下ろし写真は、さまざまな表情を捉えています。ぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集「異次元の物価高」
「1人暮らしなのに1月の電気代が2万円超」「オール電化なので、電気代の値上げが骨身にしみる」「スーパーの商品すべてで値上げを実感。年金生活者には厳しい」など、悲鳴が編集部に届いています。電気・ガス代、食費、ガソリン代に分けて、それぞれの値上げラッシュがいつまで続くのか、見通しを取材しました。また物価高の元凶の一つである円安の行方も分析します。そして「今日からできる節約術49選」も紹介。「エアコンはこまめにオン・オフしない」「家族一緒に食事して、温め直しの回数を減らす」「予算を決めて買い物をする」など、節約のためのちょっとした工夫を集めました。今日から役立つこと間違いなしです。
●岸田政権の人権意識欠如を問う
LGBTQを巡る差別発言で、荒井勝喜首相秘書官が更迭されました。ただ、その発言を「言語道断」と語った岸田首相も、同性婚の法制化について「社会が変わってしまう」と、多様性を否定する発言をしています。岸田政権には人権意識が欠如していると言わざるを得ない今回の事態について、LGBTQの当事者とジャーナリストの江川紹子さんにインタビューしました。「悔しい、悲しい、つらい感情が入りまじった」「多様性や人権の尊重を口先だけでうたうのではなく、具体的な法整備をしてほしい」など、当事者たちの声を聞いてください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
獣医師の太田快作さんをゲストに迎えた対談の最終回となる4回目。動物愛と新たな学びにあふれる対話が続きます。「動物と一緒に暮らさない人生はもったいない」と語る太田さんに、「僕がまずできることは、犬や猫と暮らす楽しさを伝えること」と松下さん。最後には、松下さんが対談を終えての感想を話し、太田さんを色で表します。俳優や歌手としての松下さんとはまた違う一面が見られる対談、ぜひご覧ください。
ほかにも、
●「勝利」を急ぐプーチン 照準は来年3月のロシア大統領選
●民間軍事会社「ワグネル」はどんな組織か
●「金次第」のフィリピン入管施設 迷惑かけたのは日本側
●「闇バイト」はすぐそこに 「うちの子に限って」が危ない
●アルツハイマー新薬レカネマブの実力
●コロナ禍と戦争の時代に宗教が担う役割
●生田斗真×小山薫堂 伝えたいのは日常の中の幸せ
●有村架純×今泉力哉 「大人」の外側で視野が広がった
●BTS グラミー賞は不在でもスターの存在感
●中学受験で落ちた子どもにかける言葉
●働く女性の死産・流産 回復する間なく仕事復帰迫られ
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・隈研吾
●現代の肖像 石川直樹・写真家
などの記事を掲載しています。
Stray KidsがAERAの表紙とインタビューに登場
「信頼を重ねて僕らの音楽が生まれる」
AERA2月27日増大号の表紙には、K-POPボーイズグループのStray Kidsが登場します。ワールドツアーを成功させ世界中を熱狂させているStray Kids。8人のメンバーの絆を感じさせるロングインタビューと蜷川実花撮影の迫力ある写真は必見です。
Mini Album「ODDINARY」「MAXIDENT」が米ビルボードのアルバムチャートで1位を記録するなど、世界のトップアーティストとなったStray Kids。ただ、インタビューでは「近寄りがたい存在ではなく、ファンの方とも仲間のような存在になりたい」(リノ)と言うように、親しみやすい面が垣間見えます。作詞、作曲、プロデュースを自分たちで手がけ、「Stray Kidsにしかできないものをいつも意識しています」(アイエン)というように、唯一無二のメッセージ性が強い楽曲を送り出しています。まもなくリリースされるJAPAN 1st Albumについても「粗削りな生々しいエネルギーが込められています。さまざまな"音"を聴いてもらいたい」(バンチャン)と、思いを語ります。グループ内のルールは「信頼すること」。信頼を重ねて生まれる音楽について、たっぷり語ったインタビューと、彼らの真っすぐなまなざしを捉えた蜷川実花撮影の写真の数々、ぜひ誌面でお確かめください。
●巻頭特集「ウクライナ戦争1年」
エマニュエル・トッドさんと池上彰さんの巻頭緊急対談では、この戦争の大きな背景やこれからの世界がどうなるかについて大局的な論考が繰り広げられます。強調されているのは米国の責任。ウクライナを舞台に、ロシアと米国の代理戦争が続いているという現状を世界の情勢を踏まえ分析します。ではこの戦争を停戦に導くためにどうすればいいのか、日本はどんな役割をする必要があるのか、石破茂さんや三牧聖子さんらが分析します。朝日新聞の記者がこの1年、現地を取材してきたルポや、ウクライナの住民や日本に避難してきた方々が、この1年を振り返る証言もあり、今も続く戦争についてじっくり考える特集です。
●トルコ・シリア大地震 「人災」の側面
死者4万人以上という未曾有の被害が出ているトルコ・シリア大地震。被害拡大の背景には、その地震の規模だけではなく「人災」の側面があると専門家は指摘します。建物の脆弱な耐震性により、ビルが垂直に倒壊する「パンケーキクラッシュ」という現象も多発しています。このような状況が発生した社会的な背景は何なのでしょうか。被害を軽減する術はなかったのでしょうか。多角的な分析記事です。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、舞山秀一さんが持つスタジオの屋上で、抜け感を生かして撮影しました。そんななか、「いま探ってる! 先生をどこでかっこよく撮ろうかって」と見つけた、向井さんらしい視点とは? 撮り撮られながら、「みんな、記録でしかない写真なのに、写真だって思い込んでる。けど、写真ってもう一歩も二歩も先のものだと思うんだよね」と舞山さん。今後、どうやったら写真へと成長させられるのかについて、話してくれました。「この人の過去と未来が全部写る写真を撮りたい」という信念で、何十誌もの表紙を撮ってきた舞山さんが今回撮影した、向井さんが「いろいろ僕のこと考えながら撮ってくれるのが楽しい」と言う写真にも注目です。
●松下洸平 じゅうにんといろ
今回から俳優の新納慎也さんを新しいゲストに迎えました。松下さんと新納さんの出会いは13年前。それから、ご飯を食べながら仕事やプライベートのことを何でも話すという関係をずっと続けてきたという二人。旧知の中だからこそ話せる内容が満載の対談です。1回目の今回は、最初の出会いについて。松下さんのアグレッシブな姿が印象的です。全4回の対談で二人の魅力をお確かめください。
ほかにも、
●黒田後の日銀新総裁 軌道修正には慎重姿勢か
●GAFAMの凋落 米国株一辺倒はリスク
●老化を治療する最新研究 100歳まで元気に働ける
●山田裕貴 「自信はなくとも もがき続けたい」
●娯楽性を極めたインド映画「RRR」
●「知らんけど」の"誤用"に関西人はモヤモヤ
●なり手いないならPTA解散も
●佐藤優の実践ニュース塾
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 隈研吾さんとの対談を振り返る
●ジェーン・スーの先日、お目に掛かりまして
●午後3時のしいたけ.相談室
●現代の肖像 渋谷真子・車いすYouTuber
などの記事を掲載しています。
Snow Manの目黒蓮さんがAERAの表紙とインタビューに登場
「やると決めたらずっと100」 仕事への熱い思いを語る
AERA3月20日増大号の表紙には、Snow Manの目黒蓮さんが登場します。映画やドラマなどに引っ張りだこの目黒さんは「自分自身に熱い部分がある」と話し、様々な作品や仕事に込める思い、Snow Manへの思いやファンに伝えたいことをたっぷり語っています。
表紙に登場する目黒蓮さんは、今最も注目される俳優の一人。単独初主演映画「わたしの幸せな結婚」の公開も迫ります。「僕はゼロか100しかない。やると決めたらずっと100。世の中に出ているものはすべて100です」と、秘めたる熱い思いを静かな口調で語りました。同様にSnow Manについても、「自分がやったことが入り口になってSnow Manを知ってもらいたいという思いしかないですね」と熱い。そんな目黒さんですが、「自信がなくて腐って、ただ流されるままにやっていた時期もあった」と告白します。何が転機となったのか、「ここまで話すのは初めて」というエピソードも飛び出しました。表紙やグラビアの撮影は、もちろん蜷川実花。花を背景にしたあでやかなショットは、目黒さんの深いまなざしが印象的です。見開き全面に配置された迫力あるショットも必見。ぜひ誌面でお確かめください。
●巻頭特集「ChatGPTでなくなる仕事、なくせる仕事」
今大注目のChatGPT。昨年11月に発表されてからわずか2カ月で利用者数が1億人を突破したというから驚きです。このChatGPTは、人工知能による対話型の自動応答ソフト。これが普及することで社会や仕事はどう変わるのかを、幅広く取材しました。AIが仕事を奪うと言われてきましたが、よきパートナーとして活用することで仕事をなくしたり減らしたりすれば、人間は「人にしかできない仕事」に集中できるとも言えます。脳研究者の池谷裕二さんは、教育現場でも「ChatGPT、DeepL、グラマリーが“三種の神器”になる」と、様変わりすることを予測します。誌面にはなんと、ChatGPTが書いた記事も掲載。さらには、このような大変革が起きていく社会のなかで、どんなスキルを身に付け、そのスキルをどのように生かせば収入をアップさせられるか、も詳報しています。
●羽生結弦「GIFT」
東京ドームで開催された羽生結弦さんのアイスショー「GIFT」。規格外のショーは、壮大な物語のなかに引き込まれ、咀嚼しきれないほどの感動を呼び起こします。羽生さん自身、「フィギュアスケートって、言葉のない身体芸術だからこそ受け手の方々がいろんなことを感じることができるのが醍醐味」と言います。「GIFTという公演は1回きりで、一期一会の演技を一つずつできたことに関しては誇りを感じています」と話す通り、一流のクリエイターたちとつくり上げた最高のショー。配信で公演を見直し「追いGIFT」することでまた新たな魅力が発見できるそうです。AERAの記事でも、ショーを思い起こし、羽生さんの気持ちに思いを寄せることで「追いGIFT」してみてください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
プライベートでも大の仲良しという俳優の新納慎也さんをゲストに迎えた全4回の対談は今回が最終回です。人生観や仕事観を語り合う中で、「どんなおじいちゃんになりたいか」という話に。それぞれが示した“おじいちゃん像”と、仲良しだからこそのツッコミ合いが最高です。それぞれのゲストの最終回には、松下さんがゲストを色で例えます。新納さんには何色を選んだでしょうか。これからも続く2人の素敵な関係性が見えてくる対談。最後までどうぞお楽しみに。
●ウクライナ対談 国谷裕子×斎藤幸平
ジャーナリストの国谷裕子さんと経済思想家の斎藤幸平さんが、ウクライナ戦争を気候危機の観点から読み解きます。戦争がもたらす世界の分断は、気候危機解決に向けての国際協調が後退することにもつながる懸念があると指摘します。戦いが長期化するなかで、気候変動対策はどうなるのか、世界の国々、そして私たちは何をすべきなのかを考えます。じっくり読んでください。
ほかにも、
●東京オリ・パラをめぐる「談合」 「ブルシット五輪」の害悪
●藤井聡太が史上最年少名人記録に挑む
●「マスク外しが基本」 学校現場で同調圧力の懸念
●女性×働く[転職・再就職] 共キャリアを築けるかどうか
●ストーカー対策 日本は20年遅れ
●東急と相鉄の大型新線「新横浜線」で沿線人口も上昇
●アプリ流行で婚活も「タイパ」
●斎藤 工×趣里 墜ちるところまで墜ちたときには
●米倉涼子 生きるとは儚くて尊いもの
●唐田えりか 嫌な自分から逃げない
●棋承転結 谷川浩司・十七世名人
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・ユーグレナ出雲 充
●現代の肖像 島田由香・YeeY共同創業者、代表取締役
などの記事を掲載しています。
BTSのJIMINがAERAの表紙とインタビューに登場
「僕たちがここまで来られたのは、ARMYとの強固な絆があるから」
AERA4月3日増大号の表紙には、BTSのJIMINさんが登場します。自身初となるソロアルバム「FACE」をリリースしたJIMINさん。AERAの単独取材に応じ、アルバムへの思いやファン(ARMY)への感謝などを語りました。蜷川実花撮影の表紙とグラビアは、色とりどりの花々との共演が圧巻。JIMINさんの新たな魅力を引き出しています。
表紙に登場するBTSのJIMINさんは、3月24日にソロアルバム「FACE」をリリースしました。ソロアルバムは「僕にとって大きくて新たな挑戦」と話すJIMINさん。「自分と向き合い、少しずつ心の奥深いところまで掘り下げて、アルバムという形にした」と言います。ソロでの活動ですが、「制作中も、メンバーからの一言一言が大きな力になりました」と、BTSメンバーとの“絆”についても語っています。さらにBTSとしてデビューしてから今までを振り返り、「僕たちがここまで来られたのは、ARMYとの強固な絆があるから」とキッパリ。「僕たちを変わらず待ってくれて、応援してくださるファンの皆さんに、心から感謝したいです」と話しました。努力の源泉や自身のこれからについても語ったロングインタビューは必見です。表紙とグラビアはもちろん蜷川実花の撮影。春らしい衣装に身を包んだJIMINさんを華やかな花々のセットで撮りました。吸い込まれるような瞳が印象的な美しくかっこいいカットの数々、ぜひ誌面でご覧ください。
●WBC 侍ジャパン優勝の軌跡
WBC優勝の興奮が冷めやらず、WBCロスの声も聞かれます。そんな思いに応えるべく、あの感動を誌面に詰め込みました。大谷翔平、ダルビッシュ有、村上宗隆など、優勝の立役者となった選手たちの強さの秘密や、名言を詳報しています。「あんなに感情を爆発させたところを今まで見たことがない」とスポーツ紙記者が語る大谷選手の姿、チームの結束を強めた「陰のMVP」というダルビッシュ選手の献身、村上選手を信じ続けた栗山監督との絆など、何度もかみしめたい内容です。「全員野球」で勝ち取った優勝の軌跡を誌面で振り返ってください。決勝、準決勝の打撃、投手成績一覧は、保存版です。
●羽生結弦 「希望」のアイスショー
東日本大震災から12年に合わせて、アイスショー「羽生結弦 notte stellata」が開かれました。自身も被災した羽生さんは、この日、このショーに特別な思いを込めました。2011年3月11日に、停電した仙台の夜空に広がった満天の星。羽生さんがその時に感じた「希望」がショーのコンセプトだそうです。特に、3日間のショーのそれぞれのフィナーレには、別々の意味がありました。それはどんな意味か、記事で読み解いています。羽生さんが千秋楽の最後に語ったあいさつは、これからの決意も感じさせるものでした。「精いっぱい、自分の幸せを削ってでも、羽生結弦として全てを背負って進んでいきます」。写真と記事でぜひ会場の空気を体感してください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
4月スタートのドラマ「合理的にあり得ない」で共演する天海祐希さんをゲストに迎えた、4号にわたる対談の2回目です。松下さんは、撮影現場で天海さんからいつもポジティブで明るいエネルギーをもらっていると言います。「マイナス思考に足を取られて、抜け出せなくなったような経験はありますか?」など、松下さんから仕事や演技にまつわる心の持ち方についての深い質問が次々と繰り出されます。「理想の上司」にも選ばれる天海さんの金言の数々は必読です。そして、2人のさまざまな表情を捉えたさわやかな写真も、ぜひ誌面でお確かめください。
●欧米の金融不安 日本の地銀は
シリコンバレーバンク、シグネチャーバンクが破綻、続いて経営不安説が流れていたクレディ・スイスの株価が急落と、欧米の金融不安が拡大しています。この余波は日本にどんな影響を及ぼすのでしょうか。また、日銀の政策変更で金利上昇なども見込まれるなか、特に事業領域が限定されている地銀への影響は深刻です。そこでAERAでは地銀99行の収益力をグラフ化し比較しました。尋常ではない格差が生じていることがはっきりとわかります。今後の日本経済を見通す指標として参考にしてください。
ほかにも、
●藤井聡太 六冠のすごみと八冠の現実味
●岸田首相と政局 増税にらみ衆院解散も
●トランプ氏起訴が秒読み
●「高齢者は集団自決」発言を考える 標的になるのは貧困の高齢者
●神宮外苑再開発計画 「木の伐採が多すぎる」
●加藤シゲアキ “終わりある刹那”に魅了されて
●車窓から見つける春 いま乗りたい鉄道11選
●ダルデンヌ兄弟監督×天童荒太 分かち合い連帯する場所
●新田樹さんが木村伊兵衛写真賞 国と故郷の間で心と向き合う
●東北・秋田で一つの「わ」になった
●大宮エリー東大ふたり同窓会 ゲスト 泉房穂・兵庫県明石市長
●現代の肖像 松原実穂子 NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
などの記事を掲載しています。
Aぇ! groupがAERAの表紙とインタビューに登場 「6人でアイドルの天下人になる」
巻頭特集は「『村上春樹』を読む」/現代の肖像 鈴木エイト
4月10日発売のAERA4月17日号の表紙には、デビュー前でありながら高い人気を誇るジャニーズJr.のAぇ! groupが登場します。ロングインタビューでは、初の全国ツアーを開催中の彼らが、今後への思いを「日本のアイドルの天下人になりたい」など、強い言葉で語ります。巻頭特集は、「『村上春樹』を読む」。6年ぶりの長編小説『街とその不確かな壁』の出版が目前となるなか、村上春樹作品の魅力にどっぷりと浸れる特集です。AERA創刊以来の名物連載「現代の肖像」では、ジャーナリストの鈴木エイトさんの人物像に迫りました。旧統一教会問題に迫り続けるその思いの原点や原動力を浮き彫りにします。3月28日に亡くなった世界的音楽家の坂本龍一さんを追悼する記事もあります。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、天海祐希さんをゲストに迎えたラスト回。「憧れの人」について語り合いました。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:Aぇ! group
表紙に登場するAぇ! groupは、デビュー前ながら全国12都市44公演を行う「Aッ!!!!!と驚き全国ツアー2023」を開催中です。「自分をさらけ出せる。ステージは特別な場所」(末澤誠也)、「直に反応を見られる。ライブは幸せな時間」(草間リチャード敬太)など、ライブステージには特別な思いがあると言います。2019年の結成から時間をかけて絆を育んできた6人。「僕らの『今』を感じてほしい」(福本大晴)、「丁寧に楽しませることには自信がある」(小島健)と話します。「アイドルとしての誇りを持って臨んでいる」(正門良規)という仕事の現場で、「今が戦うタイミング」(佐野晶哉)というほど気合が入る6人の「今」が詰まったロングインタビューです。もちろん撮影は蜷川実花。彼らのあふれるエネルギーを閉じ込めた写真は必見です。
●巻頭特集「『村上春樹』を読む」
6年ぶりの長編小説『街とその不確かな壁』の出版が待ちきれない、という人も多いでしょう。そこでAERAでは、新刊を読む前に村上春樹の魅力に改めて浸るというための特集を用意しました。多ジャンルのハルキストたちが、自分にとっての魅力を語ります。三代目 J SOUL BROTHERSのリーダー、小林直己さんは「道しるべがなかった思春期を救ってくれた」と語り、『ねじまき鳥クロニクル』や『スプートニクの恋人』が特に思い出深いそうです。個人的交流もある、総合地球環境学研究所所長で霊長類学者の山極壽一さんは「彼は小説を書きながら音楽を奏で、踊っているんです」と分析。テレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さんは「没入感がすごい。想像力をはるかに超えていく」と語ります。東京、広島、兵庫など、ハルキストが集う「聖地」を紹介する企画もあり、往年のファンにとっても、これから魅力を発見したい人にとっても、見逃せない特集です。
●現代の肖像 鈴木エイト
一人の人物像に迫る、AERA創刊以来の名物連載「現代の肖像」。今号は、ジャーナリストの鈴木エイトさんを取材しました。安倍晋三元首相の銃撃事件以降、メディアに引っ張りだことなった鈴木さんですが、まだ注目を浴びないときから、旧統一教会の問題やカルト問題に熱心に取り組み、地道な取材を続けてきました。その思いの原点はどこにあるのか、執拗な抗議を受けながらもくじけることなく追及を続けられるのはなぜなのか、彼の深部に迫ります。意外な横顔や、今後さらに取り組みたいことも描かれます。ぜひご覧ください。
●追悼・坂本龍一
世界的音楽家の坂本龍一さんが3月28日に亡くなりました。映画「戦場のメリークリスマス」のタイトル曲やYMO時代のテクノポップスなど、その音楽に世界が酔いしれました。記事では、坂本音楽の「魅力の核」とはなにかに迫ります。坂本さんは、社会問題に積極的な発言をしていたことでも注目を集めました。批判されることもありながら、なぜ発言を続けたのでしょうか。記事では、2011年の東日本大震災後に福島市であった音楽フェスで、記者に本人が語っていた言葉も紹介しています。
●松下洸平 じゅうにんといろ
ドラマ「合理的にあり得ない」で共演する天海祐希さんをゲストに迎えた対談のラスト回です。最後は、松下さんと天海さんが「憧れの人」について、具体的な名前を挙げながら語り合います。天海さんが、初共演の松下さんに抱いた印象も語られます。そして、各ゲストの最終回に恒例の「松下さんが選ぶゲストの色」も発表されます。これまでの対談を通して、「天海さんはポジティブで前向き」という印象を繰り返し話してきた松下さんが選んだ色は何色でしょうか。二人のカッコイイ撮り下ろし写真、ゆるめの自撮り写真とともにお楽しみください。
ほかにも、
・プーチンは死ぬまで権力離さない
・女性の政治進出阻む幾重もの壁
・大学は贅沢ですか いまだに認められない大学生の生活保護
・「AIは世界の終わり」 イーロン・マスク氏らも警鐘
・誹謗中傷引き起こすネット記事の配信責任は?
・フィンランド サンナ・マリン首相敗北の背景に「経済」
・戴冠式を迎える英王室の課題
・私のことはスルーして 仲間内SNSで“リアクション待ち”されるストレス
・ピンチは雪だるま式に おとなの「大ピンチずかん」
・タカラジェンヌのセカンドキャリア
・大宮エリー東大ふたり同窓会 ゲスト 泉房穂・兵庫県明石市長
などの記事を掲載しています。
巻頭特集
ハルキストたちが語る
識者
「村上春樹」を読む
6年ぶりの長編小説出版を前に
【小林直己】道しるべがなかった思春期を救ってくれた/【山極壽一】小説を書きながら音楽を奏で踊る
【村治佳織】1回目は無音で、読み返す時には音楽を/【弘中綾香】没入感がすごい。想像力を超えていく
【マシュー・チョジック】サイケデリックな夢/【武内佳代】批判多い女性の描き方は「何を語っているか」
現場
「聖地をめぐる冒険」
村上春樹作品のファンが集う場とその理由/ブックカフェ「6次元」、「ドライブ・マイ・カー」の広島
「戦争反対」とは言わず、想像力のところで思わせる
国際
プーチンは死ぬまで権力離さない
国際刑事裁判所が出した逮捕状の深刻な副作用/ベラルーシに戦術核とイスカンデル/さらなる脅し
女性
女性×働く[議員] 女性の政治進出阻む幾重もの壁
最も遅れている政治分野/男女格差は146カ国中139位で世界最悪レベル/「候補者男女均等法」はどこへ
教育
大学は贅沢ですか
いまだに認められない大学生の生活保護/進学率8割なのに60年前のルール適用/「均衡論はおかしい」
社会
私のことはスルーして
仲間内SNSで“リアクション待ち”されるストレス/面倒なやりとりに「スルー願望」/スマホと距離必要
時代を読む
戴冠式を迎える英王室の課題 チャールズ国王は求心力を取り戻せるか
本
ピンチは雪だるま式に おとなの「大ピンチずかん」
“あるある感”満載/駐車場の精算機で小銭なし→後ろに高級車→焦ってドアをぶつけて
人
タカラジェンヌのセカンドキャリア
コミュ力武器に居場所切り開く/ダンサー、ホテル支配人、診療情報管理士/協調性と個性
インタビュー
Aぇ! group
全員を越えて「天下人」を目指す
アイドルとしての誇りを持って/僕らの「今」を感じてほしい/ライブは幸せな時間
トップの源流
新連載 日本生命・筒井義信会長 「自主」の精神が染み込んだ
社会
配信責任は「誰」にある
ヤフーニュースは誹謗中傷「被害」を拡大したのか/プラットフォーマーの責任
米国
「AIは世界の終わり」
イーロン・マスク氏らが開発の一時停止を求める/ユタ州で未成年のSNS利用制限の法律
国際
フィンランド総選挙・マリン首相敗北の背景に「経済」
追悼
坂本龍一さん「愛するものを信じた」
連載
松下洸平 じゅうにんといろ ゲスト・天海祐希
「憧れの人」を語る/「多くの方の言葉が今の天海さんをつくっているんですね」(松下)
表紙の人
Aぇ! group・アイドルグループ
現代の肖像
鈴木エイト・ジャーナリスト/古田真梨子
AERA-note
編集長敬白
好評連載
eyes 内田 樹
浜 矩子
大宮エリーの
東大ふたり同窓会
ゲスト・泉 房穂
新田真剣佑がAERAの表紙とインタビューに登場 「たどり着くべき場所へ行ける」/AERA4月17日発売
巻頭特集は「少子化対策ここがヘン」/向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
4月17日発売のAERA4月24日号の表紙には、ハリウッド映画「聖闘士星矢 The Beginning」に主演する新田真剣佑さんが登場します。ロングインタビューでは、日米で活躍することへの思いや経験を積んで得たものなどについて深く語ります。巻頭特集は「少子化対策ここがヘン」。出生数が80万人を割った日本。3月末に「異次元の少子化対策」のタタキ台も発表されましたが、これまで打ち出してきた対策のどこがズレているのかについて、データを交えながら詳報します。大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、桑島智輝さんを先生に、浅草周辺で街スナップに挑戦しました。同じく大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、新たなゲストにスタイリストの丸本達彦さんを迎えました。なんとこの連載のスタイリングを担当しています。今季も二刀流の活躍が続く大谷翔平選手を中心にした、大リーグについての記事もあります。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:新田真剣佑
表紙に登場する新田真剣佑さんは、4月28日に公開するハリウッド映画「聖闘士星矢 The Beginning」に主演します。日本語と英語でせりふを話すのは全く違う感覚だったと言います。「よりナチュラルで私生活に近い話し方ができるのは、僕の場合は英語」と言い、「感情と言葉が一緒になって出てきた」と英語の演技に自信を見せます。ハリウッド映画主演は、「第一関門をクリアした」という感覚だそうですが、今後も明確な目標は定めず「焦らず」に挑戦していくと話します。というのも「焦って生きている時期もありましたが、いまはそういう焦りから解放されました」とのこと。「目の前の役に真摯に向き合っていれば、自分が行きつくべきところにたどり着く」という思いがあると断言します。神秘的な光の中で、意思の詰まった深いまなざしを捉えた蜷川実花撮影の写真は必見。誌面でご確認ください。
●巻頭特集「少子化対策ここがヘン」
2022年の日本の出生数が、統計を取り始めてから初めて80万人を割ったーー。衝撃の数字が2月下旬に発表されました。一方、死亡者数は増え続け、人口減少は顕著。少子高齢化による人口構成の変化もますます進み、「生産年齢人口」が大きく落ち込むことで成長力が落ち、社会保障制度も立ち行かないという負のスパイラルが進んでいます。これまでもさまざまな少子化対策が行われてきましたが、なぜそれらがズレているのか、専門家らが詳しく分析します。そのなかで大きな指摘が、「正規雇用共働き夫婦」に向けた政策ばかりで、「未婚者」や「非正規」に対する政策がほとんどなかったということ。それらによっていま何が起きているのか、問題点をあぶり出します。「15年後には3割が空き家」という特に都市部で深刻な問題や、少子化対策では「男性の働き方改革がカギ」という提言もあり、重層的な特集です。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」では、桑島智輝さんがよく撮影に訪れるという浅草周辺で、中判のデジタルカメラを手に、スナップを撮り歩きました。普段はレンズの“絞り”を開いて、前後をボカした写真を撮ることも多い向井さんですが、「僕、絞るんですよ」「なるべく情報量を画面のなかに多くしたほうがいいなと思ってて」という桑島さんの話を聞き、絞りを思いきり絞って「今日(絞り値)22で撮ってみよかな」と「新たな可能性を!」探ります。「なんか、頑張ってる人たちの、ピックアップをしたいんですよね」という向井さんらしいあたたかな視線に満ちたスナップの数々や、桑島さん撮影の、向井さん自身が「かわい!」と漏らした写真とともにお楽しみください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
この連載のスタイリングも担当する、スタイリストの丸本達彦さんとの全4回の対談がスタートします。2008年に出会った後、10年間の空白があって再会した2人。そのときどんな思いだったのかをたっぷりと語り合います。この連載で異業種の方と話すなら、「マルさんでしょ」と思ったという松下さん。普段の仕事仲間と、仕事への向き合い方などについて対談で話すという貴重な体験を、心行くまで楽しんでいる2人の様子が伝わってくる内容です。リラックスした雰囲気の2人の写真もぜひお楽しみに。
●大谷翔平 今季も進化
WBCの興奮が冷めやらぬなか、大谷翔平選手は大リーグに活躍の場を移し、快進撃を続けています。投打の「二刀流」は今季も健在。投げては、「スイーパー」と称される、昨年以上に大きく曲がる球種に注目が集まります。打撃でも好調を維持し、「怖いのは故障だけ。休む勇気も必要です」と、スポーツ紙記者は話します。ほかにもダルビッシュ有選手や吉田正尚選手など、侍ジャパンで活躍した選手たちの大リーグでの活躍と期待を記事にしています。
ほかにも、
・台湾問題は「米中代理戦争」 「力」見せつける習近平流
・ウクライナ人映画監督が語る「プーチン『良い人』演出の後悔」
・沖縄・名護市沿岸海域にジュゴンのふん
・藤井聡太「王道の構え」で名人戦先勝
・羽生結弦 封印を解く スターズ・オン・アイスでトップスケーター熱演
・羽生結弦の写真がボストン美術館に登場 担当キュレーターの思い
・大崎洋・吉本興業会長 松本人志の『遺書』を意識した著書『居場所。』
・トップの源流 アサヒグループHD・小路明善会長
・業績好調企業の四つのパターン
・高学歴親は助手席から指示を出しすぎないで
・大宮エリー東大ふたり同窓会 ゲスト 泉房穂・兵庫県明石市長
・現代の肖像 校正者・牟田都子
などの記事を掲載しています。
※発売日の4月17日(月)正午からは、公式ツイッター(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。
関ジャニ∞がAERAの表紙とインタビューに登場
「これからも青春は続いていく」
AERA5月15日号の表紙には、関ジャニ∞の5人が登場します。ロングインタビューでは、進化を続ける自分たちについて、新曲のタイトル「未完成」とかけながら語っています。
関ジャニ∞は5月10日に新曲「未完成」をリリース。「僕らも含めて、人はいくつになっても未完成。『それで良い』と歌うところも僕ららしい」(大倉忠義)、「関ジャニってこうだよね、を表現できた曲」(丸山隆平)と言うように、らしさ全開の新曲について語ります。「青春は未完成の中にある」(安田章大)とも。一生完成しないとわかっていても必死に食らいつくこと=「青春」はこれからも続いていくと言います。昨夏はスタジアムライブを成功させ、今年1月にかけてはドームツアーも完走した関ジャニ∞。「経験を積めることは感謝しかない。バンドでも進化を続けたい」(村上信五)、「とにかくいいライブをやりたいという思いが、すべてを引っ張っていってくれる」(横山裕)と、ライブへの熱い思いもたっぷり語っています。撮影はもちろん蜷川実花。ピンクと緑というカラフルなカラーをバックに、ポップな雰囲気の5人の魅力を誌面でご確認ください。
●巻頭特集「コロナ『5類』で変わる生活」
5月8日から新型コロナウイルスが、感染症法上の「5類」に移行します。この3年余り、私たちの生活はコロナによって大きく変化し、さまざまな制限もありました。それが今後どうなるのか、巻頭企画では6人の専門家に聞いています。発熱したときの医療機関受診はどうすればいいのか、医療費の自己負担額は増えるのか、ワクチン接種は今後どうすればいいのか、これからもマスクを着用したほうがいい場面は、など気になるポイントについて詳細に解説しています。読むとわかるのが、国や自治体から一律の指示があったこれまでとは違い、自分の年齢や体調、家族構成などそれぞれの事情に合わせて自分で何が最適かを判断していかなければならないということ。この特集を、ぜひ判断の際の参考にしてください。また、「アフター・コロナ」に突入している旅行事情に関する記事、世界的にもウイルスの主流がXBB系統に変わってきているなか「第9波」がどうなっていくのかを見通す記事もあります。
●中学受験は「安定より挑戦」「理系・国際」
首都圏の受験者数は9年連続上昇し、過去最高を記録した中学受験。コロナ禍でオンライン授業などに素早く対応した私立の人気がますます高まっているという背景もあるようです。その23年度受験を総括します。キーワードは「安定から挑戦」「理系・国際」。難関校へチャレンジする受験生が増している現状、サイエンス教育に力を入れる学校や「国際」を冠した学校に人気が集まる背景なども詳報しています。さらに来年度受験の注目ポイントも。子どもの受験を控える親は特に必見の記事です。
●松下洸平 じゅうにんといろ
この連載のスタイリングも担当する、スタイリストの丸本達彦さんをゲストに迎えた対談の3回目。今回は丸本さんのアトリエを訪ねて、対談が続きます。「僕は最近、服はもちろん、生活用品に至るまで何か買うときには、必ずマルさんに相談する」という松下さん。モノへのこだわりを二人で語り合ううちに「理想の男性像」に話が及び、お互いの理想やこだわりに共感しあいます。普段のスタイリングの様子が垣間見える貴重な写真の数々も必見です。
●大宮エリーの東大ふたり同窓会
大宮エリーさんとゲストの宇宙飛行士・山崎直子さんとの対談、全5回のうちの1回目です。山崎さんが子どもの頃、宇宙に興味を持ったきっかけについて語っています。子どもの頃には日本人の宇宙飛行士はまだ誰もいなかったという山崎さん。きっかけは「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」などのアニメだそうです。宇宙飛行士がちょっと身近に感じられる対談の初回、ぜひ読んでみてください。
ほかにも、
●岸田首相が狙う衆院解散時期と政変の芽
●入管法改正案「人を殺す法律だ」
●ロケット打ち上げ失敗続出 またも宇宙に届かず
●「トランプ劇場」今も米国翻弄 起訴された前米大統領が反撃
●女性×働く 引退後のアスリート
●メタのダイバーシティ責任者「あらゆる人に向け開発」
●フィンランドの民主主義教育の現場を歩く
●小学校英語必修化3年で英語嫌いが増えて成績二極化
●トップの源流 ロイヤルホールディングス・菊地唯夫会長
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●現代の肖像 浅川智恵子・日本科学未来館館長
などの記事を掲載しています。
松下洸平さんがAERAの表紙とインタビューに登場 「36歳の現在地とこれまで、これから」を語る
巻頭特集は「30年で激変 大学合格マップ」/是枝裕和×安藤サクラ×永山瑛太
5月29日発売のAERA6月5日号の表紙には松下洸平さんが登場します。本誌で「じゅうにんといろ」の連載を続ける松下さんは、今号では表紙とロングインタビューにも登場し、36歳の現在地について語っています。連載では初対面の元格闘家・魔裟斗さんが新たなゲストです。巻頭特集は、「30年で激変 大学合格マップ」。難関16大学の合格者数ランキング上位高校がこの30年でどう変わったのか、その背景には大学や高校のどんな変化があるのか、などを詳報しています。カンヌ映画祭にノミネートされた話題の新作映画「怪物」について、是枝裕和監督、安藤サクラさん、永山瑛太さんの鼎談も収録しました。深い社会考察につながる内容です。また、子育てを巡る「分断」を乗り越えるには何が必要か、ライターの武田砂鉄さんと漫画家の田房永子さんが対談しました。閉幕した広島サミットについての記事もあります。核軍縮の観点でいかに残念な結果だったか詳報します。創刊35周年記念が続くAERA。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー&連載:松下洸平
表紙に登場する松下洸平さんは、今について「多少なりとも自信がついて、良い意味で力が抜けた」と語ります。お芝居はより生身の人間に近づいたとか。NHK連続テレビ小説「スカーレット」に出演するまでの10年については、「あの10年がなかったら、僕は今ここにいません」と振り返ります。思うようにいかない時期も「いつか光は差す」と信じて続けてきたと語ります。これからについては、30代半ばになり、「少し遠い未来に思いをはせることも増えた」と言います。松下さんの過去・現在・未来がすべて詰まったインタビューです。連載「じゅうにんといろ」ももちろんあります。松下さんが「自分にはない強さに憧れていた」という、元格闘家の魔裟斗さんがゲスト。「はじめまして」から始まる対談はすぐに距離が縮まりました。表紙の撮影は蜷川実花。スーツ姿のクールな松下さんをとらえました。グラビアでの様々な表情も必見です。
●巻頭特集「30年で激変 大学合格マップ」
東大、京大、阪大、早慶上理、MARCH、関関同立。これら難関16大学に強い高校はどこなのか。合格者数ランキングを2023年と1993年で比較し、どんな変化があったのかを詳報しています。例えば東大では、渋谷教育学園幕張や西大和学園が躍進しています。専門家は「ガリガリ勉強させるより、情操教育に力を入れているところが伸びています」と分析。事実、渋幕を取材すると「楽しくなければ学校じゃない」と校長が言い切る工夫が校内のあちこちにありました。どの大学にどの高校が強いのか一目でわかる企画です。また、昨今人気を集めるデータサイエンス学部について詳しく分析する記事もあります。文理融合を図り、発想力や課題解決力を磨こうという大学の狙いや、この分野で女子学生を増やそうという大学の覚悟が伝わってくる記事です。受験生を抱える家庭はもちろん、これからの教育を考えるうえでも必読です。
●是枝裕和×安藤サクラ×永山瑛太
カンヌでも注目を集める映画「怪物」。この作品を通して是枝裕和監督が描きたかったものは何なのか、是枝監督と、主演の安藤サクラさん、永山瑛太さんの鼎談です。是枝監督は今の世の中について、「自分に理解できないものを『怪物』として、理解しようとせずに蓋をしてしまう」と分析します。安藤さん、永山さんもそれぞれが抱く怪物像を語り、現代社会を深く考察する内容です。映画とともにぜひご覧ください。
●子育てを巡る分断を考える
スープストックトーキョーの離乳食提供を巡る炎上騒ぎがありました。公園で子どもの声がうるさい、公共交通機関などでベビーカーが邪魔だという声もたびたび起こります。このような「子育てを巡る分断」はなぜなくならないのか、またこの「分断」はわかりやすい対立構造に「見せられている」だけではないのか。ライターの武田砂鉄さんと、漫画家の田房永子さんが対談で語り合います。立場を越えて理解し合うために大事なことや少しずつ変わりゆく社会についての話もあり、希望を見いだす対談になっています。
●広島サミットは核軍縮の道を開けなかった
「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」が公表され、岸田首相は「歴史的だ」と強調したサミットでしたが、被爆者などからは怒りや落胆の声が聞かれました。なぜでしょうか。日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市事務局長は「核の傘の下で戦争をあおるような会議になった」と強い言葉で批判します。核兵器禁止条約にも核廃絶にも触れていない、という限界も指摘されます。あのサミットをどう読み解くべきか、じっくり考えてみてください。
ほかにも、
・ジョセフ・ナイが語る「文明の衝突は終わらない」
・「全世界株式」投信 コスト半額の謎
・動物虐待動画が無法地帯の罪 表現の自由は無制限ではない
・ChatGPTは最高の教師にも
・あまちゃんフィーバー再び 毎日が「じぇじぇじぇ」
・荻上直子 不安や絶望を笑ってほしい
・夫婦の「老活」 おひとりさまで暮らせる準備
・トップの源流 エステー・鈴木貴子社長
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・山崎直子
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 小泉悠・軍事評論家
などの記事を掲載しています。
山田裕貴さんがAERAの表紙とインタビューに登場 「その言葉と出合って大きく救われた」
巻頭特集は「女性・女系天皇を阻む壁」/藤井聡太「最年少名人&七冠」は空前絶後
6月5日発売のAERA6月12日号の表紙には山田裕貴さんが登場します。話題のドラマ「ペンディングトレイン」に主演する山田さん。この役を通し、「救われた」と感じた言葉との出合いがあったと言います。演じることへの思いが詰まった深いインタビューは必見です。巻頭特集は「女性・女系天皇を阻む壁」。女性・女系天皇容認への社会的機運は高まるものの議論が進まないという背景や今後の皇室のゆくえ、さらには雅子さまと同世代の女性たちの30年についての記事もあり、皇室について多角的に考える企画です。また、藤井聡太「最年少名人&七冠」誕生という偉業について、空前絶後のすごさを詳報する記事もあります。大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、新たに安珠さんを先生に迎えての、スマホでのモノクロ撮影です。同じく大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、元格闘家の魔裟斗さんとの対談の2回目です。創刊35周年記念が続くAERA。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:山田裕貴
表紙に登場する山田裕貴さんは、「ペンディングトレイン」に主演したことで、変化があったと言います。現場では、共演するキャストやスタッフがやりやすいか、疲れていないかが気になり、視聴者にちゃんと届いているかという思いもより強くなったと話します。「役を生きることに変わりはないですが、主演であることの責任の重みを実感しました」。その役を演じながら、脚本の中に「僕の話だ」「やっと言えた」と思えた言葉があったそうです。「その言葉に出合えたことは、自分のなかの大きな救いとなりました」と語ります。そのほか山田さんが感じる「すごい役者」とは何か、忙しい日々の中で至った境地など、熱い思いがつまったインタビューです。撮影はもちろん蜷川実花。鋭く深いまなざしを捉えた写真の数々、必見です。
●巻頭特集「女性・女系天皇を阻む壁」
天皇皇后両陛下の結婚からまもなく30年を迎えます。安定的な皇位継承が危ぶまれるなか、女性・女系天皇については世論調査では賛成が多く、これまで有識者会議が開かれたこともありましたが、議論はそれ以上進んでいません。なぜなのか、何が壁になっているのかを様々な視点から考察します。またこの30年には、雅子さまが直面した「つらさ」も伝えられてきました。出産へのプレッシャー、皇室外交のままならなさなど、雅子さまが直面したものは、社会の中で同世代の女性たちが感じた「つらさ」に重なります。「雅子さまは私たちだ」と感じた女性たちの思いについてつづりました。また、皇室に対する国民の反応はどう変わってきたでしょうか。「バッシング」とも言える反応は、時代を経て質が変わってきています。その根幹にあるものは何か、分析しています。
●藤井聡太「最年少名人&七冠」は空前絶後
藤井聡太六冠が渡辺明名人に挑む名人戦は、藤井六冠が4勝1敗で制し「最年少名人&七冠」を達成しました。空前絶後の偉業ですが、最も冷静で淡々としているのが本人です。藤井名人誕生の軌跡、その偉業がいかにすごいか、そしてさらに藤井「八冠」への可能性など、将棋ファンでなくとも注目の内容となっています。棋士が様々なテーマで語る本誌人気連載「棋承転結」を執筆している、将棋の専門ライター松本博文さんの記事です。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、新しく、元パリコレモデルの写真家・安珠さんを先生にお迎えしました。今回は、あえて、カメラではなく、スマートフォンを使って撮影。しかも「色のないぶん、日常の世界観が変化して見えるので、見せたいものがシンプルに、ストレートに見せられる」という先生の考えのもと、モノクロ写真にチャレンジしています。自由な発想に満ちた向井さんならではのセンスあふれる写真の撮り方に、ついには先生から「向井さんに教えることはなにもないです!」という言葉が飛び出し…!? 元モデルだからこそ知っている、スタイルよく撮れるコツも教えてもらいました。ぜひみなさんも真似をして気軽に撮ってみてください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんの“憧れの人”である魔裟斗さんをゲストに迎えた対談の2回目。今回は、魔裟斗さんと格闘技の出合いについて松下さんが質問するところから始まります。2度の世界チャンピオンを経験された魔裟斗さんの言葉に、松下さんは終始、感銘を受けっぱなし。「世界チャンピオンを背負い続けるプレッシャーの中で生きてこられたメンタルは本当にすごいなと思います」と松下さんはコメントしています。誌面を飾る二人の様々な表情にも注目です。
ほかにも、
・羽生結弦 美しさと激しさの融合 ファンタジー・オン・アイス
・首都圏マンション高騰 人口減で「三極化」
・戦争の足音が聞こえる 軍拡ではなく反戦と平和の準備を
・全米で激化する「禁書」 LGBTQや有色人種の表現の自由を抑制
・神宮外苑だけじゃない樹木伐採 貴重な木々より“稼ぐ市民”のため
・人が関わった命と確認したい AID当事者とドナーを結ぶ
・深夜早朝問わずゲーム内で集合 「朝ゲー」「ゲー育」時代の子どもたち
・コロナワクチン後遺症 40代女性の受診が最多
・長野立てこもり事件 銃規制で事件は防げるか
・【新連載】武田砂鉄 今週のわだかまり
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・山崎直子回をふり返る
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 吉水岳彦・光照院 住職
などの記事を掲載しています。
村元哉中さん・高橋大輔さんがAERAの表紙とインタビューに登場 競技引退後の新たな夢を語る
巻頭特集は「ウクライナ戦争のいま」/ブレイディみかこさん新連載
6月12日発売のAERA6月19日号の表紙にはフィギュアスケートのアイスダンサーとして新たなスタートを切った村元哉中さん・高橋大輔さんが登場します。お互い「ぶつかり合える唯一の人だ」と、特別な存在であることやこれからの夢についてたっぷり語っています。巻頭特集は「ウクライナ戦争のいま」。冒頭ではエマニュエル・トッドさん、池上彰さんの貴重な対談を掲載。ロシアのプーチン、米国のバイデン、両大統領についての記事もあり、多様な角度からこの問題を論じます。巻頭コラム「eyes」には、今号からブレイディみかこさんが新たな執筆陣として加わりました。英国在住のブレイディさんが生活者としての視点でさまざまなコラムを隔週でつづります。メジャーリーグで二刀流の活躍が続く大谷翔平さんの今オフを巡る記事もあります。早くも注目が集まる「移籍先」はどこか、詳報します。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、元格闘家の魔裟斗さんとの対談の3回目です。創刊35周年記念が続くAERA。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:村元哉中さん・高橋大輔さん
表紙に登場する村元哉中さん・高橋大輔さんは、5月に競技生活からの引退を発表しました。これまでを振り返りながら「私は自分に自信が持てないタイプ。大ちゃんが私の魅力に気づかせてくれた」(村元)、「哉中ちゃんに引っ張りあげられてついていく3年間だった」(高橋)と、お互いの存在を語ります。共通しているのは互いに「ぶつかり合える唯一の人だ」ということ。二人とも殻を破ったことで、作品を創り上げることができたと振り返ります。競技は引退しましたが、スケートや表現することへの思いは「変わらない」と断言。これからの壮大な夢についても思いを語ります。撮影は、二人が演じたプログラム「オペラ座の怪人」をイメージしたセットと衣装で行われました。蜷川実花が捉えた、二人の表現力が詰まった写真の数々をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集「ウクライナ戦争のいま」
ウクライナ戦争の終わりが見えません。各国の思惑も絡むなか、注目すべきは「アメリカの凋落」だと指摘する、フランスの歴史人口学者・エマニュエル・トッドさんと、ジャーナリストの池上彰さんが対談しました。中国も加わる地政学ゲームのゆくえや、停戦の見通しが見えないなか、今後この戦争はどうなるのか、じっくり語り合っています。では、プーチン氏はいまどんな状況に置かれているのか。旧ソ連圏の首脳会議でのあるシーンが象徴する「プーチンの孤立」について、朝日新聞元モスクワ支局長が詳報します。一方、バイデン氏も国内外で困難を抱えています。停戦に向け世界の先頭に立つ姿を望むとも、来年の大統領選のほうが優先されていく現実を米在住ジャーナリストがリポートします。多角的な記事でこの問題を捉えています。
●ブレイディみかこさん新連載
巻頭コラム「eyes」に今号から、隔週でブレイディみかこさんが登場します。ベストセラー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者であるブレイディさんの視点は、常に「地べた」にあります。英国で働き、生活する者として社会を見つめ、その矛盾などをつづります。初回は、ブレイディさんが英国に住み始めた1996年当時を思い出しながら、今につながる社会のあり様を描いています。日本に住む私たちにも様々なことを気づかせてくれる内容です。
●大谷翔平の「移籍先」
大谷翔平選手については、そのプレーだけでなく、早くも今オフに注目が集まっています。「FAすればメジャー最高年俸で契約更新することは間違いないでしょう」とスポーツ紙デスクが語る通り、移籍先を巡る動きも規格外です。日本ハムからメジャーに挑戦した2017年オフ、大谷選手は日米メディアを驚かせる「意外な決断」をして、エンゼルス入りを決めました。今オフにも、周囲は「意外」と思うかもしれないけれど、本人にとっては「必然」という決断をする可能性があります。その移籍先を巡る一足早い分析です。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんの“憧れの人”である魔裟斗さんをゲストに迎えた対談の3回目。プレッシャーとの闘い方や趣味の話など、話題は多岐に広がります。その中で繰り出される魔裟斗さんの言葉に、松下さんが「もぉ……。かっこ良すぎます」と悶絶。それぞれの世界を究める二人だからこそ語り合える内容です。リラックスした雰囲気の、ここでしか見られない写真も必見です。
ほかにも、
・自公連立が破綻の危機 政界に「地殻変動」も
・教員が足りない 働き方同じでは離職者は出る
・ストーカー型カスタマーハラスメントから身を守る
・夏木マリ×土屋太鳳 新しい命への最初の“絵本”
・日本の母子家庭苦し過ぎ 豪出身プロレスラー監督がドキュメンタリー
・東大、藝大の学食が変身! 安くて満腹からつながる拠点へ
・“朝ウナ会議”にげんなり 空前のサウナブームでマナー違反
・ハワイの最新レストラン
・【トップの源流】DeNA・南場智子会長
・【新連載】下山進 2050年のメディア
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・高田万由子
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 高田裕美・書体デザイナー
などの記事を掲載しています。
K-POPアーティストATEEZがAERA表紙とインタビューに登場 「すべての瞬間に限界以上を見せる」
巻頭特集「コンビニ最前線」/大黒摩季「病気や介護を越えて」
6月26日発売のAERA7月3日号の表紙にはK-POPアーティストのATEEZが登場します。K-POP界を席巻する“第4世代”の中でも抜きんでた実力と人気を誇る彼ら。AERA初登場で本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花とも初コラボです。その勢いを感じさせる迫力の写真と彼らの神髄に迫るインタビューは必見です。巻頭特集は「コンビニ最前線」。いまや社会インフラとも呼べるコンビニの食やマネー、そして未来に向けた取り組みについて詳報します。デビューから30年以上のキャリアを誇る大黒摩季さんのインタビューもあります。自分の病気、離婚、母の介護など大変な時期を経て、いま音楽に向き合う思いを語っています。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、新たに藤木直人さんをゲストに迎えました。同じ事務所の先輩後輩である二人の飾らないトークがスタートします。最新ニュースも満載。増加傾向と言われるコロナ感染が今後どんな状態になっていくか、専門記者が伝えます。ほかにも読み応えある記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:ATEEZ
表紙に登場するATEEZは、オリジナリティーあふれる世界観と圧巻のパフォーマンスで唯一無二の存在感を放つグループです。「僕たちの魅力はライブを観ればわかる」(SAN)、「ライブは生きるためになくてはならないもの」(JONGHO)、「一つ一つの公演に魂をかけて、すべての瞬間に限界以上のものを見せる」(MINGI)と口々に言うように、ライブは彼らの最大の武器です。世界観に通底するのは「NO LIMIT」の精神。「限界を作らず挑戦すれば、可能性は無限」(HONGJOONG)だそうです。目標は「メンバーとずっと長く一緒に活動すること」と声をそろえるように、メンバー同士の仲のよさも伝わるインタビューです。妖しく光るネオンとともに蜷川実花が撮影したかっこよくて、神秘的な写真をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:コンビニ最前線
コンビニが日本に初登場してから約50年がたちました。生活のありとあらゆる場面でコンビニを活用しているという人は多いでしょう。今回の特集では、食やマネーなどの分野で、いかに進化し便利になっているか、どうすれば賢くお得に使えるか、などを詳報しました。「コンビニ食で健康になる」と題する企画では、たんぱく質・脂質・炭水化物を適度に取れるメニューや手軽にそろう「優秀朝ごはんセット」を管理栄養士が考案しています。また、コンビニは「スーパーより割高」という印象があるかもしれませんが、アプリのバーコード決済やカード会社のタッチ決済などを利用して「お得に買う」方法も紹介しています。アバター接客やフードロス大幅削減など、未来に向けた最新の取り組みも知れて、驚きますよ。
●大黒摩季「病気や介護を越えて」
デビュー30周年記念ツアーのファイナル公演を終えた大黒摩季さん。波乱に満ちた30年を振り返ります。特に2010年から6年間の休業期間は、自分の病気、離婚、母の介護と「三重苦」とも呼べる状況だったと言います。不妊治療がうまくいかなったことも赤裸々に語り、自分の経験を生かした後輩女性たちへのメッセージもあります。つらい時期を経てステージに復帰した大黒さん。いかに音楽に救われたかを実感したと言い、「社会にうまくついていけず、置いてけぼりになっている人たちのハートにスッと入り込むような音楽を作りたい」と語っています。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、同じ事務所の先輩である藤木直人さんを新たなゲストに迎えました。藤木さんのことを親しみを込めて「おじき」と呼ぶ松下さん。二人が出会った頃、事務所のイベントで一緒になったときのエピソードや、「おじき」と呼ぶようになった経緯など、二人だけが知る貴重な話が詰まっています。藤木さんとの対談は、今号から4号続きます。
●コロナは「エンデミック」へ
新型コロナウイルスの感染法上の分類が5類に変わってから1カ月半が過ぎました。感染爆発は起きていないようですが、感染者の増加傾向は続いています。新規感染者数の全数把握がなくなったため、そもそも実態がわからないと専門家。今後の状態については、「エンデミック」がキーワードだと言います。エンデミックとはなんでしょうか。世界中を混乱に陥れたウイルスとどのように共存していくかを考える記事です。
ほかにも、
・性被害を防ぐための改正刑法 念願の「不同意」3文字
・政府の花粉症対策で「はげ山」続出の可能性
・声なき声を社会に反映 “武器”としての公共訴訟
・邪馬台国に匹敵する発見 吉野ケ里遺跡で石棺墓が出土
・数学オリンピック 世界の天才が一堂に
・“要介護でも推し活”に応えるサービス
・ウルトラライトキャンプのすすめ
・岡田将生×清原果耶 「出会い」や「縁」はきっとある
・棋承転結 渡部愛・女流三段
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・高田万由子
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 岡部たかし・俳優
などの記事を掲載しています。
なにわ男子の道枝駿佑さんがAERAの表紙とインタビューに登場 「求めてもらえる存在になる」
巻頭特集「大学と生成AI」/向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
7月3日発売のAERA7月10日号の表紙には、なにわ男子の道枝駿佑さんが登場します。アイドルへのブレない思い、メンバーとの強い絆、俳優としても躍進を続ける現在の心境を語りました。ひまわりに囲まれ大人っぽい色気をまとった道枝さんの新たな魅力が全開の誌面です。巻頭特集は「大学と生成AI」。チャットGPTをはじめとする生成AIが大学の教育や受験をどう変えるのか、詳報しています。独自試算により「電気代爆上がり」地域はどこかを検証する記事も。家計を直撃する電気代の上昇率とその理由を探ります。大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、安珠さんを先生に、ライカのスマートフォンでのセルフポートレート撮影回です。同じく大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、同じ事務所の先輩である藤木直人さんとの対談が続きます。ほかにも読み応えある記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:道枝駿佑(なにわ男子)
表紙に登場する道枝駿佑さんは、間もなくリリースする2ndアルバム「POPMALL」について、「なにわ男子の新しい幅を楽しめると思います」と語ります。その後にはライブツアーも控え、「かつては気を使ってあまり意見を言わなかった僕も、メンバーに刺激を受け、今は7人全員で積極的に案を出し合っています」と、変化を語ります。さらに、俳優としても、「人の心を動かせるようなお芝居ができたら、これからも求めてもらえる。そういう存在になりたい」と、力を込めます。いまの自分を見据え、素直な言葉で語ったインタビューです。表紙とグラビアの撮影はもちろん、蜷川実花。ひまわりの黄色と衣装の青の鮮やかさに包まれ、色気漂う道枝さんが印象的な写真の数々をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:大学と生成AI
いまやその話題を聞かぬ日はないとも言える「生成AI」。これは、学びの場にとって救世主となるのか、それとも破壊者なのかーー。今回の特集では、チャットGPTをはじめとする生成AIが大学でどう使われ、メリットを生かすためにどんな模索が続いているのかを詳報します。学生がリポート作成に使った場合の評価の難しさや、答えに頼ることによる想像力や思考力の低下、著作権の問題など課題を指摘する声も多い中、推進派は「未来の道具を使いこなす新しい学生を送り出したい」と語ります。実際、使っている学生の9割はポジティブな使い方をしているという調査結果もあります。ハーバード大卒の廣津留すみれさんは、生成AIの便利さが享受される時代だからこそ「人間性はごまかしがきかない。より中身を磨く時代になる」と語ります。受験の現場に起きる変化も詳報。大学と生成AIの関わりについて考える、未来を見据えた特集です。
●独自調査 電気代爆上がり
物価高が続き、家計に大きな負担がのしかかっています。その中でも「電気代爆上がり」に困っている人もいるでしょう。ではその実態はどうなっているのか。全国10の地域の電力会社について、電気代の基本料金や値上がり率などを独自調査しました。今年3月31日時点と6月以降の電気代を比べた値上がり率は、1.07〜48.44%と大きな差があります。ただ、その値上がり率の幅の裏にはからくりもあります。値上がりの背景をきちんと知って、生活防衛に役立ててください。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、前回に続きライカのスマートフォンを使って、今度はセルフポートレートに挑戦します。スマホでは普段、「思い出用の写真」を「瞬きをするぐらいの感覚で撮りますね」という向井さん、「スマホの自撮りが雑誌載るの、恥ずかしいな!」と言っていましたが、その発想力と工夫により、完成度の高い、美しい作品に仕上がりました。「いま流行ってますよね」という「彼女に撮ってもらったふう」の写真で見せた表情、先生の安珠さんによる自撮りのコツと併せてお楽しみください。そして、「写真には人柄が出る」「透け透け」という安珠さんの目に見えたものはーー向井さんが明かす「思い」とともにお届けします。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、同じ事務所の先輩である藤木直人さんがゲスト。「GTO」「ナースのお仕事(パート3)」「ラブレボリューション」など、1990〜2000年代の話題のドラマに数多く出演している藤木さんに、松下さんはその裏話を興味津々に聞いていきます。「視聴率が20%に届かないと『低い』と言われてたからね」(藤木)、「今では考えられない話ですよね」(松下)という、ドラマ最盛期の様子が手に取るようにわかる内容です。二人のリラックスした表情を捉えた写真もぜひお楽しみに。
ほかにも、
・入管は何も変わってない ウィシュマさんの死後も続く「命の軽視」
・雅子さまの「明るい声」はなぜ海外だけなのか
・市川猿之助容疑者逮捕で歌舞伎に危機
・バブル期以来の株高 日経平均史上初の4万円突破はあるのか
・シングルマザーに寄り添う企業 不安な日々に光が差した
・政治と暴力 背景や教訓探る日米の若い世代
・撮り鉄の「罪と罰」とは
・キューバ 音楽への愛と夢のような色彩
・サザエさんに学ぶ「昭和の夏の過ごし方」
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 高田万由子さん回をふり返り
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 沖澤のどか・指揮者
などの記事を掲載しています。
大谷翔平選手が表紙と巻頭特集に登場
「圧倒的な向上心」「異次元の進化」の原点を探る
AERA7月24日号の表紙には、異次元の快進撃が続く大谷翔平選手が登場。MLBオールスター出場時の報道写真で、あの熱狂を記憶にとどめます。巻頭特集も大谷選手。これまでの軌跡をたどりながら、その「圧倒的な向上心」の原点を探ります。
その活躍を目にしない日はないというくらい、メジャーリーグでの大活躍が続く大谷翔平選手。今号のAERAは表紙と巻頭特集で、異次元の活躍の軌跡にじっくりと迫ります。大谷選手を表すキーワードに「圧倒的な向上心」があります。常に高い目標を掲げ、それを実現し続ける源になにがあるのか、過去の常識からは不可能と思えるような二刀流を貫き通す信念は何が支えているのか、大谷選手を15歳のときから取材し続けるスポーツライターが、その原点を深掘りします。「日本人初メジャー本塁打王も現実味を帯びてきた」「現地実況では唯一無二の存在として『ユニコーン』と呼ばれる」など、識者たちがそれぞれの大谷論も展開。大谷選手が次々と目標を実現していくために活用したという81マスの「目標設定シート」についての記事もあります。シーズン後半にさらなる活躍が期待される大谷選手について、じっくりお読みください。
●現代の肖像:吉井理人・千葉ロッテマリーンズ監督
AERA創刊以来続く人物ルポ「現代の肖像」に登場するのは、吉井理人・千葉ロッテマリーンズ監督です。いまだ日本優勝の熱狂の余韻が残るWBCでは投手コーチを務めました。得意とするデータを駆使し、瞬時に最適解を見いだし勝利に導く采配の背景に何があるのか、選手時代は血気盛んで、コーチや監督との衝突エピソードにも事欠かない吉井監督が変わったきっかけは何だったのか、本人や関係者にじっくりと取材しました。30年来の友人という騎手の武豊さんにも話を聞きました。「僕はこの言葉を聞いたとき、吉井さんは絶対にいい指導者になると確信しました」という「言葉」とは。吉井監督の信念が随所にちりばめられた、読み応え十分の記事です。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」では、引き続き安珠先生とセルフポートレートに挑戦します。今回は、ライカのデジタルミラーレス一眼で、通常は動画に用いる「タイムラプス機能」と、照明、三脚を駆使した本格的なもの。「ぼく、引くのが好きなんですよね」という向井さんに、「自分の好きを追求して撮らないとね」と安珠さん。結果、向井さんらしさあふれるセルフポートレートの数々が生まれ、「たのしいな」「おれ、これ家でやろかな?」という発言も飛び出しました。さらに、タイムラプスを生かして「動き」も撮ることに。「写真映えしないよ!」と言いながらもリクエストに応じて披露してくれたのは? 先生に「努力を惜しまず全力で向き合う姿が印象的」と言わしめた撮影の様子もお楽しみください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、松下さんが「おじき」と慕う藤木直人さんがゲストのシリーズ全4回のうちの最終回。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」への出演を控える藤木さんと、役作りについて語り合いました。藤木さんがかつては「化けの皮が剝がれるんじゃないかと不安だった」とコンプレックスについて語れば、松下さんも「演技の勉強って難しい。すればするほどうまくなるわけではないですし」と応じ、深い話が続きます。最後に、対談を振り返り松下さんが藤木さんを色にたとえます。果たして何色でしょうか? さわやかな写真とともにお楽しみください。
●退職金大増税への道
政府が退職金をめぐる税制改正に乗り出すと表明し、先行き不安が広がっています。終身雇用制度が色濃く反映された「退職所得税制」が、働き方が流動的になっている今の時代に合わなくなっているのも一因です。今回見直されようとしている退職金をめぐる税制は現状どうなっていて、それがどのように変わるのか、また改正によって税負担はどれくらい増えるのか、などわかりやすく解説しています。老後のライフプランにも大きな影響を与える問題について、ぜひじっくり読んでください。
ほかにも、
●原発処理水「放出」 風評を越えて、闘う漁師
●プーチンの影武者「あり得る」
●障害者の雇用の質を上げる 「特性」に応じた支援と配置を
●読書感想文は拙い文章でも“自分で”の充足感
●TOMORROW X TOGETHER “明日”をつくる確かな一体感
●佐藤二朗という生き方
●お金初心者狩り SNSで急増
●カラフル素麺で夏バテ知らず
●トップの源流 三井物産・安永竜夫会長
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・鳩山由紀夫
などの記事を掲載しています。
MISAMOのミナ、サナ、モモがAERAの表紙とインタビューに登場
「3人だからこそできる表現を」
AERA7月31日号の表紙には、大人気ガールズグループTWICEから結成されたユニットMISAMOの3人が登場。練習生時代から一緒にいることが多いというミナ、サナ、モモが、3人で表現したいものやお互いへの思いについてたっぷりと語っています。
MISAMOは、アジア発9人組ガールズグループTWICEから結成されました。ミナ、サナ、モモの3人によるユニットで、「TWICEではお見せしていない、MISAMOの3人だからこそできる表現を大切にしている」と言います。それが詰まっているのが、まもなくリリースする1stミニアルバム「Masterpiece」。3人で意見を出し合い、「この3人だったらこういう雰囲気がだせるよね、とコンセプトを決めて作り上げていった」と言います。「『私たちの沼から一生抜け出さないでほしい』という思いで、その沼に引きずり込むような世界観を目指した」とも。お互いへの思いや、グローバルに活躍する3人に憧れる10代へのメッセージも聞きました。大人っぽさとかわいさが詰まった、蜷川実花撮り下ろしの表紙とグラビアとともにお楽しみください。
●巻頭特集:英語“最強脳”の作り方
中高大と英語教育を受けてきたのに英語は苦手という日本人は多いです。多くの人は、それなりの英語力を持っているのにしゃべれないと否定してしまう「アイキャント症候群」だと専門家。ではそれを克服してしゃべれるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。「日本語大げさトークが鍵」「アルファベットでなくカタカナで学べばOK」「英会話は筋トレ」など、目から鱗の英語学習法が紹介されています。また今は、AIやアプリなどさまざまなテクノロジーが進化中。ChatGPTを使って無限英会話レッスンもできるので、利用しない手はない! 英語苦手記者の実践などを通して、ツールの使いこなし方も紹介しています。ビジネスパーソン必須の“できる感”が増す英単語やフレーズも紹介。ぜひ参考にしてください。
●「君たちはどう生きるか」をどう見るか
宮崎駿監督の10年ぶりの監督映画「君たちはどう生きるか」が話題です。さっそく見た方からは、独自解釈を含めた賛否の声が聞こえます。この「語りたくなるアニメ」であることが、ヒットの理由だと専門家は指摘します。ストーリーのなかでは説明されない部分があり、その隙間を観客は語りたくなるのだそうです。82歳の宮崎監督が見せた「新機軸」の作品であるという声も。何が新しいのでしょうか。まだ見ていない方も、これから見る方も、ぜひ記事を読んで、宮崎駿のジブリワールドに触れてみてください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、初対面のゲスト、放送作家の高須光聖さんを迎えました。高須さんが松本人志さんとともにMCを務めたラジオ番組「放送室」が大好きという松下さん。「高須さんの番組によって僕自身が形成された」と言い切るほどです。そのラジオ番組は、松下さんが出演したNHK連続テレビ小説「スカーレット」にも大きな影響を与えていました。どんな影響でしょうか? 高須さんはこの対談のオファーをもらったとき「何かの間違いかなと思った(笑)」と言いますが、話し始めると一気に距離が縮まり楽しいトークが深まっていきました。ほかでは聞けない内容です。
●時代を読む:長期化する母娘問題
母と娘は、同性同士ということもあって関係が複雑です。子どものころから過干渉や依存、虐待などを受け、母と格闘し、関係に悩んできたという人も少なくありません。特にいまの団塊世代の親と、団塊ジュニア世代の娘は、その価値観が大きく転換した時代を挟むだけに隔たりも大きい面があります。進学や就職、結婚で家を離れ、しばらく距離を置いていた母娘も、母が老いて弱ってくると介護の問題に直面し、再び接近せざるを得ず、また諍いが起こるというケースもあるようです。高齢化によって長期化し、複雑な心理をはらむ母娘問題について深く掘り下げました。
ほかにも、
●揺らぐ米国の三権分立 連邦最高裁判所で相次ぐ保守的判断
●日本での出産に言葉や環境の壁 外国人女性の妊娠・出産の支援ニーズ急増
●藤井聡太七冠が棋聖戦4連覇「八冠にまた一歩近づいた」
●トム・クルーズは人間アトラクション なぜ、そこまで?
●宝塚歌劇110周年 多彩な演目で新しい恋に誘う
●松田元太(Travis Japan) 俳優としての入り口
●東大生親の職業 管理職母は5%
●プレミアム商品 物価高のなかむしろ割安感
●「新NISAで長期投資を」 “積み立て王子”のススメ
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・鳩山由紀夫
などの記事を掲載しています。
Snow Manの渡辺翔太さんがAERAの表紙とインタビューに登場
役柄同様、自分を「パセリのような存在」と感じた過去を告白
AERA8月7日号の表紙は、Snow Manの渡辺翔太さんが飾ります。インタビューでは、ますます充実する個人活動とともに、自身の過去の成長や最近感じた変化について、率直に語ってくれました。全身白の衣装に身を包んでのクールなスタイルは必見です。
表紙に登場する渡辺翔太さんは、春先にやってみたいこととして挙げていた「美容、演技、舞台」に関する仕事が、このところ相次いで発表されました。インタビューでは、幅を広げている個人活動についての思いだけでなく、出演中のドラマ「ウソ婚」にちなんで、自身が演じる進藤との共通点や、同様に「パセリのような存在」だと感じていた過去、そして恋愛観について、言葉を飾ることなく語っています。また、Snow Man初のドームツアーを終えて、「立つ環境で変わる」ことを身をもって実感したという渡辺さんが知った、「もう一個違う自分」とは? 表紙フォトグラファーの蜷川実花も絶賛した、美容を極めた肌が美しい写真の数々とともに、ぜひ誌面でお楽しみください。
●巻頭特集:いま、インドが熱い
中国を抜いて人口世界一となったインド。GDPは現在世界5位ですが、ここ数年のうちに日本を抜き世界3位になるとみられています。国民の平均年齢も27.9歳と若く、世界最大の若者人口を抱える国でもあります。ちなみに、日本の平均年齢は48.8歳で、その差は歴然です。そんな勢いがあるインド社会とはどうなのか。インドの暮らしや教育、急成長する経済について詳報しています。巨大市場で日本企業がビジネスチャンスをつかむためのヒントも探りました。日本のリトルインディア・西葛西のルポや、注目されるインド映画についての記事もあります。さらには、駐日インド大使の単独インタビューも。多角的な企画でインドの“いま”を深掘りします。
●現代の肖像:紀藤正樹弁護士
安倍晋三元首相の銃撃事件以降、旧統一教会の問題が大きくなるにつれ、その活動にもさらに注目が集まる紀藤正樹弁護士。霊感商法やカルト集団の被害者救済に奔走するのは30年以上前からです。紀藤弁護士を突き動かしているのは「一介の庶民を操り、貪っていく強大な力に対する怒り」だと筆者は言います。その原点となっているのは、中学時代に校則が嫌いだったこと。校則に反して殴られるという理不尽な経験が根底にあり、ルールや法律と向き合ってきたことがわかります。紀藤弁護士の深部に迫る人物ルポです。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、放送作家の高須光聖さんをゲストに迎えた対談が続いています。今回は全4回中の2回目。高須さんが放送作家になるきっかけとなった、東京・中野坂上のファミレスでの松本人志さんとの会話についても詳しく話しています。松下さんからの「アイデアが枯渇するようなことはありますか?」という誰もが聞きたくなる質問にも、高須さんは坂本龍一さんとの貴重なエピソードを交え答えました。話が弾んだ現場の空気が伝わる撮り下ろし写真とともにご覧ください。
●中学受験「国語の問題文」長すぎ
中学受験でいま必須の能力と重視されるのが「読解力」です。それにともない、問題文の長さがどんどん長くなっています。ある男子校では、国語の60分間の試験で原稿用紙約50ページ分の問題を読まなければならないというところもありました。その結果、試験時間内に読み切れない、読むために飛ばし読みをせざるを得ず内容を深く理解できないという弊害も起きています。テストで高得点をとるにはテクニックを磨いて長文を短時間で読むしかなく、本来の読解力をつけることにはならないという本末転倒な結果にもなりかねません。これは国語だけではなくどの教科にも言える傾向です。「問題文長すぎ」問題を考えます。
ほかにも、
●コロナ禍抜けても増える倒産 過去最悪の事態も
●豪雨被害の背景に地球温暖化 「50年に1度」も頻発
●「戦う自衛隊」化 防衛大で自衛隊忌避の流れ
●「デジタル性被害」の背景に子どもの孤独感
●認知症早期発見には「嗅覚の異常」に注目
●夏休み子どもの昼ご飯どうする
●小田凱人ウィンブルドン制覇 新しい道をつくりあげる
●宮藤官九郎×大友良英 「あまちゃん」タッグ再び
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・鳩山由紀夫
などの記事を掲載しています。
岸優太さんがAERAの表紙とインタビューに登場
「仲間たちが自分を変えてくれた」
AERA8月28日号の表紙には岸優太さんが登場します。インタビューでは、初主演映画「Gメン」への思いや、映画のテーマでもある「仲間の大切さ」についてもたっぷり語っています。
表紙に登場する岸優太さんは、今回の映画について、初めての体験があり、新感覚を味わったと言い、「そんな映画は初めてだったので衝撃的でした」と話します。現場の空気や温度感を大事にして行われた撮影の様子が詳しくわかります。映画のテーマである「仲間の大切さ」や「本当の強さ」についても語りました。「仲間たちが自分を変えてくれた」「仲間がいなかったら、今のこの僕はいない」と深い思いを岸さんらしい言葉で伝えています。本当の強さに及ぶ話では、回答に苦戦。「良い感じでまとめようとしたけど無理でした」と素直に語る姿に、現場が和みました。撮影はもちろん蜷川実花。祝福の紙吹雪をイメージしたバックに岸さんの魅力が全開の写真となっています。ぜひ誌面でご確認ください。
●巻頭特集:首都直下地震に備える
今年の9月1日で、関東大震災から100年を迎えます。一極集中が進んだ首都を大地震が襲うとどうなるのか、さまざまな専門家に取材しました。23区の6割が震度6強以上、江東区、江戸川区、荒川区では震度7が予想され、帰宅困難者は最大453万人に及ぶとされます。100年前と大きく違うのは、スマホや地下鉄など100年前にはなかったものがあること。それらは巨大地震にどう備えているのか、なども取材しました。地震が起きた際に「在宅避難」するための安全点検や防災グッズの確認など、すぐに役立つ情報もあります。さらには、地震予知の技術がどう進化しているのかも取材。「デジタルツイン」という手法が進んでいるそうですが、やはり予測には困難がつきまとうという貴重なインタビューもあります。この機会に、大地震への備えについてじっくり考えてみてください。
●稲盛和夫の言葉がいまも響く
1年前に逝去した稲盛和夫さんは、名経営者として名をはせました。思想家の頭で経営を実践し、わかりやすい言葉で表現したことは、後生に大きな影響を与えました。著書は2500万部超も読まれ、若手経営者などにもその言葉が響いています。「値決めは経営」「努力で平凡は非凡に変わる」など名言を振り返りながら、その言葉の秘密を探ります。稲盛さんは生前に、本誌の「現代の肖像」にも登場しました。その記事がきっかけとなって「盛和塾ブラジル」が誕生したという秘話にも迫ります。
●「男脳・女脳」さようなら
女性は地図が読めず、男性は話を聞かない、などいまだに根強い「男性脳・女性脳」言説があります。しかし、そこに科学的根拠はありません。専門家は、これらの差は「男女の脳の違いによるものではなく、教育や社会の環境が作り出したものだと考えられます」と言います。性差より個体差によるものなのに、根拠なき言説が広がることで対立やバイアスを生んでいる問題点を詳報します。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、放送作家の高須光聖さんをゲストに迎えた対談の最終回です。「笑顔をつくる仕事」を手がける高須さんに、今後の夢などについてうかがいます。仕事を巡るさまざまな話を続けてきた最後に、高須さんは「松下さんがすごく自然体で、怖くない人でよかったです」と感想を述べ、松下さんも笑いに包まれました。そんな松下さんが高須さんをイメージした色とは? 二人の撮り下ろし写真や自撮り写真とともにお楽しみください。
ほかにも、
●広島とパールハーバーが姉妹公園協定 原爆の正当化認めたことに
●藤井聡太 王位戦黒星で八冠への道のりは
●緑やアートのある居心地よい職場
●「さん付け文化」拡大中
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●AIに取って代わられた 全米で俳優と脚本家がスト
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
●立石俊樹 ミュージカルを届ける幸せ
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 鳩山由紀夫ゲスト回を振り返り
●現代の肖像 永崎将利・Space BD社長
などの記事を掲載しています。
横浜流星さんがAERAの表紙とインタビューに登場
「一瞬のために魂を込めて」
AERA9月11日号の表紙には横浜流星さんが登場します。映画「春に散る」でプロボクサーを演じる横浜さんが「役と向き合う覚悟」について、深い思いを語っています。巻頭特集は「地球沸騰の時代を生きる」。史上最も暑い夏となった今年、国連事務総長は「地球沸騰の時代が来た」と語りました。猛暑のメカニズムを知り、この時代に私たちができること、すべきことを考えました。連日熱戦が続くバスケットボール男子日本代表。勝利の立役者となっている渡辺雄太選手、河村勇輝選手、それぞれの恩師に彼らの「才能」について聞いています。国際ニュースも充実。世界に衝撃が走ったプリゴジン氏の死の意味は何なのか、分析する記事もあります。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の菅田将暉さんとの対談が続きます。ほかにも多彩な企画が詰まっています。
●表紙&インタビュー:横浜流星
表紙に登場する横浜流星さんは、映画「春に散る」でボクシングに己のすべてをかける青年を演じました。この作品を通して「“代わりのいない役者”になりたい」という思いがより大きくなったと言います。そんな横浜さんが本誌表紙に最初に登場したのは2019年5月。そのときの表紙を眺めながら「こうして写真を見ると、自分のなかでの月日を感じます」と話します。4年を経て、風格や人間としての厚みがさらに大きく増し、同じ人物とは思えないほど。そんな横浜さんの深い眼差しをとらえた写真は、もちろん撮影・蜷川実花。ストイックさの中にも柔らかさやはかなさがある、その目に引き込まれる写真の数々をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:地球沸騰の時代を生きる
今夏は、最高気温が全国の106地点で観測史上1位を記録(8月23日時点)、6月から8月の平均気温はこれまで最高だった2010年を上回り1898年以降最も高くなる見込みです。そんな「地球沸騰」の時代について考えます。蛇行する偏西風や居座る太平洋高気圧など、猛暑のメカニズムを詳報。ハワイやカナダで山火事、スロベニアでは大洪水など、異常気象が世界中に影響を与えている実態について、海外書き人クラブのメンバーの現地報告もあります。ではこのような地球沸騰状態のなかでどう暮らしていけばいいのか。熱中症対策でリモート勤務を推奨する会社の取り組みなどを紹介し、“ニューノーマル”なライフスタイルを考えます。
●バスケ日本男子の熱戦
沖縄で開催されているバスケットボール男子W杯。日本の奇跡的逆転勝利の立役者となっているのが、エース渡辺雄太選手とニューヒーロー河村勇輝選手です。記事では、この二人それぞれの恩師に取材をしました。恩師が口をそろえて語る二人の「才能」とは何なのでしょうか。バスケットボールに向き合う姿勢をずっと見てきた恩師だからこそ語れる内容に、今の活躍は必然だと納得させられます。「このチームを見続けたい」と思う源泉は何か、それがわかる記事です。
●プリゴジンの死とプーチンの追悼
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」を率いてきたプリゴジン氏が飛行機墜落により亡くなりました。プリゴジン氏は6月にロシア軍に対して反乱を起こしていただけに、この死にはロシア軍の特殊部隊の関与、ひいてはプーチン氏が承認して「消去した」という可能性があり、世界に衝撃を与えました。プーチン氏とプリゴジン氏はいわば「旧友」という関係です。なぜこのような死に至ったのか、そしてその死の後、プーチン氏が異例の弔意を示した意味とは。元モスクワ支局長の朝日新聞論説委員が解説します。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、俳優の菅田将暉さんがゲストです。9月15日公開の映画「ミステリと言う勿れ」で共演する二人。撮影現場では「台本が菅田くんだけボロボロだった」と、松下さんが驚いたエピソードなどを紹介しています。菅田さんは現場が「すごく楽しかった」と言い、松下さんが「サイコパスですよね」といじられるようになった舞台裏の様子を披露しています。意気投合し、心から楽しそうに話す二人の空気感をテキストと写真で味わえます。お見逃しなく。
ほかにも、
●学習塾での性加害どう防ぐ
●8050問題 ひきこもりは社会の病理の犠牲者
●盗んで心の穴を埋める 真面目な人ほど「クレプトマニア」に
●135ミリ缶ビール 「ほんの一口」多彩なニーズ
●上原ひろみ 音の遊園地のような作品
●齊藤工×神津凜子 “家”とは究極のパンドラの箱
●「アプリ婚」は当たり前になったけれど
●2050年のメディア 下山進 「レカネマブ」の成功はパラダイムの移行か?
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・角野隼斗
●現代の肖像 桂二葉・落語家
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