作曲、編曲、そしてピアノ、どれをとっても羽田健太郎の音楽職人としての腕の冴えを感じる。さりげなく、それでいて心にジンワリとしみ込んでくるというのは、音楽そのものに実はものすごいパワーを秘めているからだろう。1人静かに聴きたいアルバム。
故・村下孝蔵の全シングル盤A面と未発表だったカヴァー曲のライヴ・テイク4曲を収録した2枚組SA-CDハイブリッド仕様の編集盤。プロデューサーだった須藤晃による全曲解説や完全ディスコグラフィなども付属しているファン必携の決定版的な内容だ。
我々にとってのよき人は、親鸞聖人です。我々は安心して、まっすぐに聖人を仰ぎ、その出会いを深めていけばいいのです。その「出会いの場」となるのが、この『歎異抄』なのです。-学生たちにこう呼びかけながら、その『歎異抄』の底を流れる「真宗精神」「歎異の精神」を、日々の生活言葉を尽くしながら、全情熱をかけて語られた『歎異抄講義』を全収録!!
如来さまの本願は、十方衆生ですからね。だから、世界中が本願の中にあるわけです。願いのかけられていない者は一人もいない。-阿弥陀仏が仏になる前、法蔵菩薩として修行中、無明の闇に沈む人間の悲しみ苦しみを徹視して建立された四十八願。その一つ一つの願に分け入って、その願は人間のいかなる課題に応えたものかを、広島の御同行と共に明らかにしていった生活感あふれる講義録。
倦むことなく全情熱をかけて呼びかけ続けて下さる!!無明の闇を浮遊する人間の悲しみ苦しみを徹視して建立された仏の誓願「四十八願」に、一願一願分け入って、生きることの根源の課題を、広島の御同朋と共に明らかにしていった「四十八願講義」2(第二十二願〜第四十八願)。
親鸞聖人から信國先生へと受け継がれた青草びとの伝統に帰依して、現代社会の真っ只中で、くらべずあせらずあきらめずに青草びとの国造りを始めよう、と呼びかけられた法話集。
ー誰も皆、阿弥陀の愛の真実に目覚めて生きることが、人として生まれたことの本来の在り方なのだ、と。心に浄土が開かれたが故に、「生きることとしての浄土真宗」を説き明かさずにはおれない心で貫かれた講話集。
わたしたちの一生の大きな使命は「自分に会う」こと。その使命に応えてくれるのが仏法です。仏法に目覚め、仏法を生きる者を「法蔵菩薩」と言うとのこと。家庭や学校、世間での問題や生老病死等々、避けられぬ日々の生活を踏まえながら、分かり易く、熱っぽく語る法話録。
著者が生涯課題とした、仏法と習俗が交差する宿業問題、女性観、法主制等について、念仏者(を名告る者)の責任において、真正面から取り組み、世に問うた講義録!!
専修学院は、「呼応の教育」ということを伝統しながら、親鸞聖人と同一の信心を獲る人を、念仏者を育ててほしいという願い、又、そういう念仏者になりたいという、一人一人の願いを中心にしながら開かれている道場です。-大谷専修学院は「生きた僧伽」である。著者は、そこで信國淳師に出会い、朋を賜った。師、示寂の後は学院長として「学院づくり」に身を捧げられた。その歩みをここに収める。
弘兼憲史のコミック『黄昏流星群』の映画化。妻と死別した男。夫と離婚した女。そんな男女が同窓会の場で再会した。もう一度誰かを愛してみたい、と願っていたふたりは……。
2002年にシングル化されて好評の坂本冬美「うりずんの頃」など、作家としても高い評価と人気を集めるシンガー・ソングライター、永井龍雲のベスト盤。“道標ない旅”の軌跡。
「住居学科」は、日本女子大学に設立されたのが日本最初である。過去四十数年、建築界を中心に多くの活躍する女性を輩出してきた。かつては女性であることが話題とされたが、道を切り拓いてきたパイオニアたちと、それに続く世代の幅広い活躍は、いまや「住居学」そのものの新たな可能性を社会に証明しつつある。生活や価値観の見直しが求められているいま、住まいを、建築を、まちを生み出す発想が問い直され、その教育が注目される。住居で学び、さまざまな分野に進出し、さまざまなライフコースを歩む卒業生たちのメッセージが凝縮されたリポート。