洗練された英語への“隠し味”は、politeness。ソフトな自己主張や依頼のしかた、タブー語の婉曲表現など、円滑な人間関係のためのストラテジー。ポライト・イングリッシュのすすめ。
われらの時代の最大の科学のドラマ-分子生物学の誕生と生化学の確立に深くかかわった科学者が自らの研究生活を回想し、現代科学文明を鋭く批判、そのあるべき姿を示す。世紀末ヴィーン、二つの世界大戦を含む激動の時代のベルリン、パリ、アメリカの諸都市の様相も活写され、「青春の文学」とまで評価された自叙伝の名著。
死んでしまった老人の依頼でポルトガルまで人探しに出かけたり、ヤクザの勢力争いに巻き込まれたり、おれの仕事は幅が広い。“ありふれた愛に関する調査”のほうに、孤独な探偵の命をおびやかす危険が待っていることが多いのは、なぜだろう。硬質の文体に、あふれる日本的心情を包んで胸に迫る第一作品集。
ポルノのように猥褻で、童話のように純粋。ワイルドでカッコよく、ワガママだけど憎めない、3代目魚武浜田成夫待望の第1詩集。
持続的な競争優位を実現する最大の経営資産=ブランド。そのエクイティはいかにして創造・維持・防衛され、どのように価値を高めるか。多数の企業に例をとり、その管理の方法と実際を具体的に分析・解説した、斯界の第一人者による最新ブランド・マネジメント論。
Macでなければならないのだ。こいつはコンピュータではない。作り手の夢と情熱がこめられた、とんでもない玩具なのだー。アップル社の歴史を彩る、今や伝説と化した数々のエピソードから、誰にでもできるホームページの作り方まで。未知なるデジタル・ワールドに、果敢に漕ぎ出していった一人の作家の魂のこもった全記録。
地獄はどこにある?仕立屋ジューヌと愛する妻コルブリューヌ。冥界の領主との約束は果たして守れるのか-。忘れることの恐怖を主題に、人間存在の深淵を抉りだした、現代フランス文学の鬼才による美しい愛の物語。忘却と記憶、顔と言語、無意識と欲望を根源的に考察する哲学的エッセイ「メドゥーサについての小論」を併載。
この図鑑は、見開き2ページに草花の写真と、その植物の語源の写真(一部イラストを使用)を配し、2枚の写真を見くらべるだけで、植物名のいわれや語源がわかり、草花の名前を印象深くおぼえられるようにつくられています。
この図鑑は、見開き2ページに草花の写真と、その植物の語源の写真(1部イラストを使用)を配し、2枚の写真を見くらべるだけで、植物名といわれや語源がわかり、草花の名前を印象深くおぼえられるようにつくられています。
「ぬえ」とは頭が猿、胴が狸、足が虎、尾が蛇で、鳴き声がトラツグミに似た怪物のことをいう。また、転じて「なんだか分からないもの」のことでもある。この得体の知れないものを、人生の中で、どう理解すればいいのか?歴史と文化に思考を縦横に駆け巡らせ、「本質なき日本」の本質を浮かびあがらせた、深遠で、しかも新しい教養エッセイ。
ものにはすべて名前があります!ふだんよく目にしてるのに、その名前を知らないままでいるものもたくさんあります。そんなかわいそうなものたちをちゃんとした名前で呼んであげようじゃありませんか!?お願い!名前を呼んで!!知って得するわけでもないが、知ったらちょっと使いたくなる!「ダウンタウンDX」初の単行本化。
Bjarne Stroustrupが自ら語るオブジェクト指向言語C++の集大成!ANSI/ISO C++最終標準、STL(標準テンプレートライブラリ)を加筆。6年ぶりの改訂第3版、ついに登場。
中国、後漢時代。長沙郡の楚という部族は、武将・孫堅の配下に下ることになった。楚の君長の娘・芙蓉は、男まさりで剣技に長けた十七歳の少女である。常々、自分より弱い男のものにはならないと豪語していた彼女だが、小さな荷船を襲ったときに、年下の少年に見事に打ち負かされた。それが、孫堅の長子・孫策であることを知った芙蓉は、それ以来彼のことが気になりはじめて…。
ダイアモンド、水晶、オパール、黄鉄鉱…鉱物の魅力のすべてを教える入門エッセイ。