ゴージャスなキャバレー・サウンドに乗せて展開される人生裏街道劇場。歌の主人公は、どこまでも堕ちてゆくダメな男と女ばかり。最近のJ-popは苦手だけど、演歌もチョット……という微妙な立場にいる人こそ聴くべきの、ホロ苦い大人のアルバムだ。
原作・脚本・監督すべてが宮崎駿の手によるスタジオジブリ最新作のテーマ・ソングとそのカラオケを含むマキシ・シングル。全国400館にてロードショー予定なので2001年夏の話題は必至。
2003年12月8日に故郷の奄美大島で行なわれた2時間に及ぶライヴを全24曲完全収録。同時発売のDVDに収録されていない楽曲もすべて網羅した、まさにベスト・ライヴといえる2枚組。
デビュー10年目にしてトリビュートというのものどうよ、と疑問がよぎらないでもないが、当初ソングライターとしてブレイクした山崎だけに全体の水準は高い。(12)はbird本人の作詞でもあり、実り多いコラボ作。奄美出身の若手唄者(3)のギターはサイゲンジ。
原作に感動して、スピルバーグが長年構想を温めていた話題の映画。音楽の担当は巨匠ジョン・ウィリアムズで、“物語”が内包する奥行き、場面に香り立つ情緒が見事に表現される。フィーチャー・ソリストにヴァイオリンとチェロの名手が二人。彼らの好演も光る。
オリジナル・サウンドトラックによるNHK連続テレビ小説のテーマ曲集。92年の『ひらり』から2004年の『天花』まで、90年代以降に放送されたヒット・ドラマ17番組のテーマ曲をインストゥルメンタルを中心に収録。
90年代を代表する日本アニメ界の金字塔『ドラゴンボールZ』。同作品のために制作された歌ものをすべてリリースする企画シリーズの第2弾。入手困難だった曲も多数収録して注目度は抜群。
マイナー特撮ファンには涙もの! 初のCD化だらけだが、中でも川内康範シリーズは歌詞も曲も強烈だ。若造のバンドよりよっぽどパンクしているぞ! また「おはようこどもショー」の特撮作品の曲も凄い。これに比べりゃインディーズなんてまだまだ甘い。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
86年のファミコン版発売から15年。いつの時代もRPGの最高峰を極めたドラゴンクエスト・シリーズの大型企画「ゲーム音源大全集」の第2弾。今回はスーパーファミコン版の音源を完全収録。
バスケ部の人気者トロイの通う高校に、数学界の天才ガブリエラが転校してきた。以前ひょんなことからデュエットし、互いに恋し合っていた彼らは、ミュージカルに挑戦することになり……。全米で社会現象化したTVドラマ。
ついに出た。死ね死ね団のテーマが聴けるぞ。音楽は青春歌謡の鬼=北原じゅん先生。大胆なロック感覚が歌謡魂によって発揮され、特筆すべきはたんまりインド音楽が導入されていることである。そこに邦楽、及び中国風味さえ入っている。激珍味。