SNSとグルメサイト、クラウドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。
野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、珈琲の技法、美味しいの境界線、喫茶店という文化。読むものを挑発し、苛立たせる、堂々巡りの「反=珈琲入門」。
こだわりの空間で過ごす至福のひと時。いつもの街に、足をちょっとのばした先に、とっておきの出合いが待っています。全56軒。
豊かなる時の予感、珈琲の香り。
その時、そこに、コーヒーマシンがあった。
それは、コーヒーマシンをめぐる冒険。
日本、欧州、アメリカ。時空を超え、描き出す豊かなる物語。
コーヒーがつくる豊かな時間。珈琲が香る豊かな空間。
いにしえの時代から、コーヒーは時に媚薬の色彩をおび、時にやすらぎの調べとなり、人々を虜にしてきました。
同時に、イスタンブールで生まれた「喫茶店」=多くの人々があつまってコーヒーを飲む場所が誕生することによって、コーヒーは、さまざまな文化を生み出しながら、時代を映し出す鏡のようにその姿を変え、さまざまな新しい「豊かな時間」を生み出すことになります。
しかし、コーヒーについて、あるいはカフェについて語られる本は無数にありますが、コーヒーと時代、文化等の交わりを通じて、その「価値を紡ぐチカラ」をしるした書籍は存在しません。
そして、人の集まる場所=珈琲というキーワードの裏側には、「コーヒーマシン」の存在があります。
その場所で、多くの人とともに珈琲時間を共有するためには、「コーヒーマシン」が不可欠です。
それは、すなわち「コーヒーマシン」の進化が、コーヒー文化、ひいては時代とその暮らしの変化に果たした役割の大きさをあらわしています。
本著は、日本におけるコーヒーマシンとコーヒー文化、時代の変遷との連関を軸に、
黎明期からのBMJの足跡を辿りながら、日本のコーヒー文化に大きな影響を与えた2大潮流ーーアメリカとヨーロッパの歴史的な変遷と合わせて多層的な物語を紡ぎだします。
この本を読み終えたとき、コーヒーと同じように、コーヒーマシンへの愛情が注がれることを祈りながら。
『雨と仲良くなる19の方法』『夏歌』に続く好評シーズン・コンピレーションの第3弾。“せつない秋の夜長にひとり聴いて過ごすためのアルバム”をコンセプトに、秋をイメージした名曲ばかりを収録。
レーベル枠を越え、“癒し”“郷愁”“青春”“純情”といったコンセプトでまとめたオムニバス。乱暴に集めたようでコンセプトに従ったかなり強力な選曲で聴き応え十分。やはり30代後半から40代にかけての男性に強くアピールしそう(俺か)。
懐かしの麻田奈美のリンゴ・ヌードが団塊世代の股間を直撃! 雑誌『dankaiパンチ』との共同監修による“昭和40年代”をテーマにした企画盤の第1弾。定番ソングに加え、荒木一郎や中山千夏、そして意外にもアルフィーが当時の雰囲気を醸し出すのに貢献。
70年代に発表したシングル曲を中心に、オリジナル曲とカヴァー曲を収録した、初のベスト・アルバム。当時、“二枚目”の代名詞として名が挙げられるほど人気だった彼の歌声をたっぷりと味わえる。
最高の音で楽しむために!