傷心旅行で訪れた京都の街に魅了され『Cafe Path』で働きながら新たな生活をスタートさせた愛莉。なぜか神使が見えてしまうようになった愛莉は、漫画家兼、拝み屋の誉を手伝い神使の願いを叶えていくことに。こうして順調な新生活を送る中、北野天満宮の『一願成就のお牛さん』にお参りに訪れた愛莉はおじいさんの姿をした神使にある探しものを頼まれるのだが…。北野天満宮のお牛さん、平野神社のリス、今宮神社のなまずー拝み屋の誉、陰陽師の颯手と一緒に、個性溢れる神使の願いを叶えながら、愛莉は恋に仕事に奔走する!
野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、珈琲の技法、美味しいの境界線、喫茶店という文化。読むものを挑発し、苛立たせる、堂々巡りの「反=珈琲入門」。
多くの作家、芸術家を魅了し、作品の舞台、創作の淵源、そして彼らの交友の拠点となった「喫茶店」。二十八篇の選び抜かれた短篇小説・エッセイなどから、明治以来の喫茶店文化の真髄に触れる。一杯の珈琲のように、薫り高く味わい深い作品集。
「AM4:30」なのに人が集うラジオ。あけゆく朝に“ここ”で会いましょう。突然の闘病、家族や仲間の支え、そして、愛する母との別れ…。名物パーソナリティの拠り所は、みんなにとっての居場所になっていた。ニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』初の番組本。
カタコトが話せるまでの、ながーい道のり…。韓国各地でのインタビュー、旅の詩をおりまぜて、ことばを学ぶ楽しさをライブ・タッチでつづるドキュメンタリー・エッセイ。
TOKIOはまだまだ不思議を隠している。トレンディにして、トラッドなポストモダン東京を読み解く24のキーワード。
本書は洪洋社が大正4年から昭和18年にかけて刊行した、『建築写真類聚』に掲載された図版から805点を選び、テーマ別に編集しなおして解説をつけたものである。
午後のコーヒータイムに、なじみの店でひとり憩う“男”の胸をよぎる感概、世相への批判と意見。政治・経済から相撲・野球まで。ときに峻烈なれども、やさしさを忘れず。「サンデー毎日」好評連載。
流通業界の理論的指導者が混迷する流通ビジネスの現状を俯瞰し、明日への生き残り戦略を説く。
なじみの店の、いつもの席で、行き交う人の流れを窓越しに眺めながらもの想いにふける午後のひととき。湾岸戦争、夫婦別姓から大相撲まで、かまびすしい世の中の断面と日常生活の陰影を、時に鋭利に、時に濃やかに掬い取ったエッセイ集。
情報というゴミの山の中から、効率よく金(きん)を拾うには、どうすればいいのか?-住友海上・情報センター長を務める筆者が、理解しやすいよう可能な限り具体的に自身の体験談(情報とのかかわり方)を紹介しながら、自分のやりたいことに専念する時間をよく多く創出するための「情報の収集・整理・活用」術を公開。達人による「面白く、スラスラ読めて、役に立つ」ユニークな本。情報氾濫の時代に生きるビジネスマンを中心として、すべての人に有益なヒント満載。
「同じ国境線なのに隣の国だと2.5倍!」「自然数と整数の数は同じ?」「宇宙の大きさは無限?」…。一筋縄ではいかない不思議な存在「無限」の神秘を、18のストーリーで解き明かす。
繰り返し聞いて、口に出して言う。まず耳と口を鍛える。文法を整理してやさしく解説。いつでも引いて確認。豊富な練習問題で定着する。
ユニバーサルの有名なライブラリーの数々を、“ゴールデン・ヒット・パレード”と題して贈るシリーズ。コンチネンタル・タンゴの王者といわれるアルフレッド・ハウゼの名演集。