下巻では明治十一年七月十九日より二十年四月十七日までの日記を収録。勝家の人びとの素顔、活発なキリスト教の布教活動、緒についたばかりの外国語教育の実態など、両親の死をのりこえ日本で力強く生きてゆくクララの目を通して、当時の世相や事件が綴られる。巻末には、本書に登場し、文明開化期の日本に大きく貢献した外国人教師・宣教師ら百十余名の略歴を紹介、さらに詳細な人名索引を付した。
幕末から明治近代へ-新時代の「機」を読み切り、独創的な才覚を発揮した海舟。公への「誠」を通し、変わらず忠勤に励んだ鉄舟。主家への「忠」を貫き、隠棲の淵に身を投じた泥舟。時流の荒波にそれぞれの航跡を描いた、三舟の「生きかた」を考える。
迫る官軍、備える幕府。明日にも江戸突入かという騒然たる中、相対する勝海舟と西郷隆盛。江戸焦土作戦との取引説もある、江戸城無血明け渡し。これは海舟の最大の功績とも言われる。反面、幕府を売ったーとも。この真相を解明し、現代日本のポスト・リストラの道筋を明らかにする、文庫書下ろし長編小説。
特則市場の開設、店頭株売買・未上場株取り扱いの規制緩和、ストックオプション・持ち株会社の解禁、社外取締役の設置強化…いよいよ始まる“VCビッグバン”の手引き。「ベンチャーキャピタリストの知恵と力で、投資先の株価(企業価値)を引き上げる」-米国流ノウハウとテクニックのすべてを公開。
日本最大の聖地・伊勢神宮外宮になぜ聖書の「ヤハウェ」が祀られているのか…衝撃の真相!岡本天明の謎と秘密、日月神示の奥儀を夫人自らが解き明かした待望の書!!天明遺稿も満載。
“日本国を守るに徳川も薩長もございますまい!”海舟は慶喜に言い放つ。-維新史に輝く二つの強烈な個性の物語。
欧米諸国の力がアジアにおしよせた、あの幕末・明治の時代に、日本の独立を守り、新しい国づくりを支えたリーダーたちがいました。その生き方をたずね、その活躍に心おどらせ、しばし苦楽をともにしてみませんか。本書は、ベストセラー『教科書が教えない歴史』を書いた自由主義史観研究会のメンバーが若い世代のために書き下ろした、歴史人物物語です。
昨年夏、メキシコでビル街のすぐ上に滞空する巨大UFOが鮮明にビデオ撮影された!「携帯電話やパソコン等の先端機器は、あのロズウェルに墜落したUFOの超テクノロジーから生まれた」と元ペンタゴン高官が爆弾証言!宇宙探査船ボイジャーからの画像の中に、なんと土星のリング内に滞空する超巨大UFOが映っていたという!元・米国家安全保障会議の科学者が「ネバタ州の地下基地で宇宙人と一緒にUFO製造の研究をした」と詳細を暴露!-など、驚愕の最新情報を公開する緊迫のドキュメント。
年間6000億円超の回収実績はどこから生まれたのか?「国民に二次負担をかけない」「現場に生きる!」「3つの枡と5つの武器」…野戦の指揮官・中坊公平が債権回収の要諦を語る!法的要件・手法・体制・具体的事例まで債権回収の実戦がわかる。
楽しく儲かる不思議なしくみ!予想に必要なデータは、前レースの1・2着。それと現勝率と前勝率もしくは全国勝率。買い目は4〜6点。競艇Vロード表で誰でもすぐ買い目が出せる。
大手都市銀行貸しはがし部隊、ノンバンク管理部、クレジット会社債権回収担当、サラ金「貸し倒れ」回収の実態、金貸しに金を貸す総合街金会社、預金保険機構特別業務部、融通手形にはまった経営者、商工ローンと手を切る方法、自己破産した連帯保証人、システム金融、占有屋…「取り立て」という戦場で繰り広げられる債権者と債務者のサバイバル戦争。その一部始終を追った迫真のレポート。
本書では、総務・経理担当者に必要な法律知識を業務全般にわたって、わかりやすい日常のことばで解説し、とくに業務とのつながりにおいて解説している。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第3巻は、古代中国の宗教、バラモン教とヒンドゥー教、仏陀とその時代、仏陀のメッセージ、ローマの宗教、ケルト・ゲルマン・トラキア・ゲタエ人の宗教、オルフェウス、ピタゴラスまでを収める。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第5巻は、トルコ人・モンゴル人・スラヴ人など、古代ユーラシア大陸の宗教、8-9世紀までのキリスト教会、ムハンマドとイスラームの展開、イスラームの神学と神秘主義、バル・コホバの乱からハシディズムまでのユダヤ教などを収める。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第6巻は、中世後期から宗教改革前夜までのヨーロッパの宗教運動、宗教改革前後における宗教・魔術・ヘルメス主義の伝統、チベットの諸宗教を収録し、文庫版第1巻から第6巻までの詳細な索引を付す。
当初、多くの化学物質は、人類の生活を豊かにする面が強調され、消毒薬や殺虫剤などの原料として広く使われてきた。それらは一方で、化学兵器の生産や環境破壊を引き起こした。だが、二〇世紀末に突如として出現した内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)は、人類の将来を破壊する“時限爆弾”になってしまった。近代化学の歴史と失敗の教訓から、人類が生存するための方途を展望する。
1986年、M.エリアーデの死によって、大著『世界宗教史』は未完の書として残された。その愛弟子であり学問的後継者であったヨアン・P・クリアーヌは、エリアーデから最終巻の編集を依頼され、師の精神と構想に基づいてまとめる作業を行ったが、中途、彼もまた不慮の死を遂げてしまう。最終刊のドイツ語原本の版元ヘルダー社は、エリアーデ、クリアーヌの意を受け、著名な宗教学者や民族学者の協力を得てそれを完成させた。これにより、既刊分では論じられなかった諸地域がカバーされることとなった。文庫版第7巻は、メソアメリカの諸宗教、中国六朝時代の道教、インドネシア・オセアニア・オーストラリアの宗教を収録。
1986年、M・エリアーデの死によって、大著『世界宗教史』は未完の書として残された。その愛弟子であり学問的後継者であったヨアン・P・クリアーヌは、エリアーデから最終巻の編集を依頼され、師の精神と構想に基づいてまとめる作業を行ったが、中途、彼もまた不慮の死を遂げてしまう。最終刊のドイツ語原本の版元ヘルダー社は、エリアーデ、クリアーヌの意を受け、著名な宗教学者や民族学者の協力を得てそれを完成させた。これにより、既刊分では論じられなかった諸地域がカバーされることとなった。文庫版第8巻は、西・中央アフリカ、南米インディオ、北米オグララ・スー族、日本の神道、啓蒙主義以降のヨーロッパなど各地の宗教。全8巻完結。
龍馬の「剣客伝説」を書きかえる決定的史料発見!龍馬は本当に剣客だったのか?海舟40歳と龍馬28歳の出会いから龍馬の死までは5年しかなかった。「攘夷決行」の共同幻想が破れたとき、維新回天のリーダーとして二人はかたや徳川の軍艦を率い、かたや海援隊を率いて、武力による内戦に突入した。変革期における「明治維新」という短期プロジェクトの推進に賭けた、二人の「信用と信頼」関係が切々と伝わってくる。