本目録は、本編と附録の二部から成る。本編には準漢籍を、附録には準漢籍に準ずる図書を収録した。本編に著録の準漢籍は、經部二九〇点、史部七三点、子部四八八点、集部八七点、叢書部二点の計九四〇点である。又、附録に著録の図書数は、經部一五七点、史部五一点、子部二九五点、集部五一点の計五五四点である。巻末に五十音順の索引を附した。
「日本十進分類法」の創案者もり・きよしの友人、門下生が日頃研鑚の成果を集大成。分類法関係13編、資料収集・目録法等の資料組織論関係を主とする、計33編から成り、現代図書館技術の動向を学ぶ最適の論文集となっている。略年譜、著作目録付。
最近、大型店が目を引くかたわら街の片隅にある小さなお店に人気が集まってもいる。そこには商品等を売る行為の前に店側、客側といった両者のコミュニケーションを大切にしている雰囲気が心地よく漂っているケースが多い。そんなこともあって空間デザインの役割が欠かせぬ要素になっているのである。そんなお店等をコンパクトショップというテーマのもと、ウエブ上で募集をした。そして、その応募作品の中から新たなコミュニケーションデザインの兆しを捉えるべく「Best100」としてまとめあげたのが本書である。
山崎元幹(一八八九ー一九七一)は、一九三一年九月十八日の満洲事変勃発時、南満洲鉄道株式会社(満鉄)の総務部次長で、のちに最後の満鉄総裁となった。山崎が一九二八年から三六年にかけて残した貴重な文書をここに翻刻する。満鉄は事変にどう関与したのか、歴史の空白を埋める満洲事変研究の第一級の史料。上巻は事変前の張学良政権との鉄道交渉関係文書などを中心に収録した。