段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を探ることで、日本中世の収取構造、さらには税制を通じた支配秩序の形成過程を明らかにする。
インドに住むヤズミンは、本が大好きな女の子。本おじさんの“まちかど図書館”で本を借りるのが、毎日の楽しみだ。ところが、何者かの通報により、本おじさんは図書館を続けられなくなってしまった。本おじさんを助けたいヤズミンは、読んだ本と市長選挙をヒントに、あることを思いつく…。読書の力、行動力、選挙、異文化、SDGs(小さな図書館の活動など)…これからの時代に大切なテーマがえがかれた作品!
17世紀に南アフリカからヨーロッパに持ちこまれたゼラニウム。富の象徴、道徳的観念のバロメーター、庶民の園芸の定番、植物製品に使われるなど、ゼラニウムの意味の変遷と西洋文化に及ぼした影響を辿る。カラー図版約100点。
公立図書館の今日の姿、またその提供するサービスの背後には、どのような実践の蓄積が、どのような歴史的経緯が、そしてどのような思想があったのか。国内外の事例を検討する。
自分らしい「住まい」と「暮らし」が見えてくる住宅誌<巻頭特集>
家事も仕事も勉強もはかどる
楽しい工夫がいっぱい!
子育て世代の家づくり
「子どもの成長にあわせて住まいをつくりたい」という声をよく耳にします。
今回は子どもも大人も楽しく快適に過ごせる、すてきなお宅を紹介。
子どもが楽しく遊べるスペース、家事がはかどる動線、すっきり片付く収納計画など、参考にしたい工夫がいっぱいです。
家事も子育ても仕事も楽しくがんばりたい!
そんな家族のための家づくりのヒントを集めました。
みんなで使えるスペースがあちこちにあるおおらかな平屋
群馬県 Mさんの家 設計/小島光晴建築設計事務所
まるで児童館のような土間一体のリビングが見どころ
東京都・Hさんの家設計/一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ
たくさんの窓に面した明るいスタディコーナーがこの家の中心
東京都 Mさんの家 設計/アソトシヒロデザインオフィス
こもれる図書室と緑を望むカウンターのある住まい
東京都 佐藤さんの家 設計/デザインライフ設計室
オンとオフを明確にして家族がリラックスできる住まい
大阪府・Yさんの家 設計/一級建築士事務所アトリエm
子育て世代の家づくり
知っておきたいアイテム&助成金ガイド
<設備特集>
最新カタログ付き
お金のことからSDGsまで
窓のことがまるごとわかるQ&A集
窓の選び方によっては、間取りやデザイン、住み心地に差がでることも。
そこで窓に関わる気になる点を、板硝子協会や機能ガラス普及推進協議会、OCM 一級建築士事務所主宰の大島健二さんに教えていただきました。
<お宅訪問>
人気ユーチューバー、ほっちさん夫妻が移住した理由は?
築100年の古民家を28万円で購入。
DIYリノベしながら、自分らしく暮らす
<好評連載>
家づくり後悔&失敗談
家好き芸人・アンガールズ田中が行く!
建築家の自邸探訪
時事YouTuberたかまつななと学ぶ
住まいのSDGsジャーナル!
あなたの地元でつくるデザインハウス
文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師に導かれて書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、不治の病に冒された娘と出会ったがために、彼の運命は一変。世界じゅうの書物を収めた王立図書館のある島で幽閉されるがーデビュー長編にして世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞、キャンベル新人賞、クロフォード賞の四冠を制覇した傑作本格ファンタジイ。
上野公園のベンチで出会った喜和子さんが、作家のわたしに「図書館が主人公の小説」を書いて、と持ち掛けてきた。二人の穏やかな交流が始まり、やがて喜和子さんは終戦直後の上野での記憶を語るのだが…。日本初の国立図書館の物語と、戦後を生きた女性の物語が共鳴しながら紡がれる、紫式部文学賞受賞作。
小学生がたのしく学べる「調べる学習」の入門書!「テーマの見つけかた」から「まとめかた」までをたくさんのマンガと図解でていねいに紹介。これ1冊あれば、「調べる学習」はこわくない!
子育て真っ最中のお母さん、お父さんに!「母の友」2022年6月号 目次
●特集
「気になるみんなの24時間」
特集は「気になるみんなの24時間」です。忙しい日。穏やかな日。だれにとっても1日は平等に24時間です。みんな、どんなふうに過ごしているのでしょう?
・みんなバタバタ! リアルなルーティンのぞかせて 菊池真人、小林茜、齋藤文美
・“ママだから、パパだから”ではなく個人として ryuchell
・特別な何かではなく 白井明大
・「時間」の正体、教えます 一川誠
●いつもの道で体が変わる! 歩くヒント 岩田勇樹
●読んであげるお話のページ「ポストの中のムウ」 おくやまゆか
●絵本作家の自由帳 ささめやゆき
●巻末付録 「ねないこ だれだ」カレンダー
●カラーページ
・こどものひろば 工藤直子 選 / 繁延あづさ 写真
・母の友エッセイ 「手ぬぐいをかぶった神の使い」 若菜晃子
・子どもの本の図書館から 『ぶたぶたくんのおかいもの』 護得久えみ子
・やさしくいきましょう「じゃがいもとキャベツの鶏スープ」 コウケンテツ
・植物、あの顔、こんな顔 「ハートの中身はなんだろな?」 鈴木純
・つくろう あそぼう アソベル堂 「腕時計」 堀川真
・絵本のひみつ 『ね特集は「気になるみんなの24時間」です。忙しい日。穏やかな日。だれにとっても1日は平等に24時間です。みんな、どんなふうに過ごしているのでしょう? タレントのryuchellさんも登場。後半カラーページは「いつもの道で体が変わる! 歩くヒント」。童話は、おくやまゆかさんの『ポストの中のムウ』です。巻末付録「ねないこだれだ」カレンダー。