アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。
ある日ジョージは、とてつもないことを思いついた。これが成功すれば、いじわるなグランマも、かわいいおばあちゃんに生まれ変わるかも知れないよ。
シープドッグのフライを母代りに育った子ブタのベイブは、自分もその仕事をやりたいと思うようになったがー。心やさしくかしこい子ブタが、まわりのビックリ仰天をしりめに、立派なシープピッグになるまだの、エーッと驚く楽しい物語。ガーディアン賞受賞。
『アリババと40人の盗賊』は、『アラビアンナイト』のなかで、よく知られた話のひとつです。アリババが、盗賊とその頭のしかえしから逃れられるかどうか、最後までわからないスリルとサスペンスに満ちて、不思議な世界に引き込まれます。ところが、この物語のほんとうの立役者は、賢い召使のモルジアーナです。彼女は機転をきかせて、アリババの命を救います。この物語をオーストラリアの新進女流画家マーガレット・アーリーが、極めて見事に、繊細に、装飾風な優美な絵本に仕立てあげています。ペルシャの細密画の様式を取り入れた画面は、時代を超えた魅力をもつ人気あるこの物語に実によくマッチしています。
ちいくまくんは、おおくまさんとあそびたいのですが、おおくまさんは、おしごとがあって、なかなかいっしょにあそべません。-さて、ふたりはいっしょにあそべるのでしょうか?…イギリスでもっとも有名な児童文学作家のひとりマーティン・ワッデルと、ほのぼのとしたあたたかい絵で、とくに人気の高いバーバラ・ファースのコンビがおくる、楽しく心あたたまる絵本です。
大きくてわるくて、そしてとってもまぬけなオオカミが、3びきのコブタのいえを3かいもたずねてきました。コブタたちは、もう、うんざり。そこで、オオカミを、しぬほどびっくりさせてやることにきめ、さて、そのあとは…。
ベスはぼくのしんゆうでパパをたすけるぼくよう犬。あらしの夜ベスがいなくなっちゃった!ベス!いったいどうしたの。
すぐれた建築を徹底的によく見るためのガイドブックが本書である。
おやすみのまえにママったらたいせつなことわすれてる…。
NHK中国語会話から生まれた学習参考書。テキスト2年分を収録。
こごえる冬の夜、ある宿屋の近くにあるウシ小屋では、いつでも小さな者のための場所が用意されていました。つかれきった動物たちが、いっぴき、またいっぴきと、安らぎを求めてやってきます。ある夜のこと、女の人を背に乗せ、男の人にひかれたロバが、やってきました。ロバはつかれはてていました。オウシはロバにいいました「おはいりなさい」と。そして、その夜、一人の男の子が、この世に誕生したのです。
ババールとセレストは、つかわれなくなった鉄道の駅を、美術館に改造することを思いつきました。そこに、世界じゅうからあつめた美術品をかざるのです。いよいよ、待ちに待った美術館の開館日。セレストビルの住人たちは、みんな、わくわくして美術館にやってきました。いろいろな時代のぞうの美術品が、いっぱいです!-あら?人間の世界でも見たことがあるような絵画や彫刻がありますよ。あなたも、セレストビル美術館を思いきりたのしんでくださいね。
黄昏ーちらちらと小雪の舞う夕暮れどき、ひとりの少年が図書館から姿を消した。二日後、彼は、遺体となって発見された。図書館から遠く離れたゴルフ場で。彼がいなくなったとき、図書館は、密室状態だったというのに…。あたし、工藤由香。桜崎探偵事務所に持ちこまれた新たな依頼は、そんなミステリアスな事件だった。-黄昏は、逢魔が時刻。不思議なことの起こる時間。いったい、彼の身に、なにが…。