ぼくはオットー。ドイツの工場で作られた、ほんもののテディベアです。デビッドという少年の誕生日のおくりものになって、デビッドの親友のオスカーと三人で、楽しい日々をすごしていました。ある日、ユダヤ人だったデビッドは、両親とともに強制収容所におくられてしまい…。でも、数十年後、思いがけない幸せなときをむかえます。この本は、ぼくたち三人のものがたりを書きのこそうと、ぼくが書いた自伝です。
スクランピイはベンの犬だ。いちばんの友だちなんだ。でもある日スクランピイは…あいするものをうしなったかなしみを、少年はどうやってのりこえたのでしょう。
本書は、東京子ども図書館が刊行している「おはなしのろうそく」という小さなお話集の5と6を合本したものです。子どもたち自身が手にとって読めるように、活字も大きくし、漢字にはふりがなをつけ、さし絵もふやして、読みやすくしてあります。
パパが、とつぜんいなくなった。いつ帰ってくるか、ママも知らないって。不安な気もちをかかえたまま、少年は、病気のおばあちゃんのおみまいに行きます。ママに「だめ!」っていわれている近道をとおって。それは、森のなかをとおる道…森のなかは、心のなか?国際アンデルセン賞受賞作家のアンソニー・ブラウンが、ふしぎな世界にあんないしてくれます。想像力をふくらませて、あなたも出かけませんか。
あさ:ねていた。ひる:ねていた。ゆうがた:くさをたべた。よる:ねた。-のんびりきままなウォンバットのまいにち。にんげんをペットにするのってかんたん。
みんな、○○について調べてきなさいっていわれて、こまったなぁ、どうしたらいいんだろう?って思ったことない?本や図書館や調べかたは、“図書館情報学”という学問なんだけど、これがわかると、調べものは、簡単で!楽しく!だれにでも!できるようになるんだよ。調べかたの一つ一つは難しくないんだけど、目で読むと難しいと思うときもあるかもしれない。そういうときは、だれかに声に出して読んでもらってみて!そうすると、不思議なことにわかるようになるんだ。この本を、最後までクリアできたら…きみは“調べもの名人”だ。
おこったかお、びっくりしたかお、うれしそうなかお…。どんなかおもだぁいすき!おや…?さいごにでてくるのは、どんなかお。
うちのママってすてきなの。チョウチョみたいにうつくしく、ソファみたいにきもちいい。子ネコみたいにやわらかで、サイみたいにがんじょうよ。うちのママって、ほんとにすてき。あたしをうんとわらわせてくれる。でもね、それだけじゃない。ママがほんとにすてきなのは…。
「モッタイナイ」の精神を世界に広め、アフリカ人女性で初のノーベル平和賞を受賞した環境保護活動家W・マータイさんの伝記絵本。
ハリウッドの百万ドル俳優犬ストロングハートとの共同生活をきっかけに、あらゆる生き物とコミュニケーションできることに気づいた著者が、その実践を試みる。そして、その驚くべき結末とは…イヌも、ヘビも、ハエさえも、あらゆるいのちは「沈黙のことば」でわかりあえる。「生命」、「生きる意味」の大いなる謎をやさしく解き明かした幻の傑作。
アレクサンドリア図書館、ラブレーやボルヘスによる想像の書物、パニッツィの図書館改革、アビ・ヴァールブルクの図書館、ネモ船長の蔵書、強制収容所の図書室…。古今東西、現実と架空の図書館の歴史をたどり、書物と人の物語を縦横無尽に語る。