大反響を呼んだメフィスト賞受賞作『図書館の魔女』に続くファンタジー巨編!囚われた姫君を助け出すー陰謀に荒む港町を山の民と兵士と、みなしごたちが駆け抜ける。
フェルマーの最終定理という難攻不落な難問。それに取り組む学徒たちの姿を通して人間が生きる意味を探るテキスト。
“タイムマシンがあったらいつに戻りたい?”という話題で盛り上がる休憩中の堂上班。黙々と仕事をしている副隊長の緒形に、郁が無邪気に訊くと、緒形は手を休め、遠くを見つめるように静かに答えたー「…大学の頃、かな」。未来が真っ白だった無垢な時代。年をとるごとに鮮やかさを増す、愛しき日々。平凡な大学生であった緒形は、なぜ本を守る図書隊員となったのか!?過去と未来の恋を鮮やかに描く、シリーズ番外編第2弾。
ケシの実、青カビ、ブタの膵臓…人類はあらゆる材料を駆使して新薬をつくりだしてきた!科学者の創薬プロジェクトが医薬品に結実する可能性は、わずか0.1%にすぎない。ペニシリンやアスピリン、インスリンなど、現代の私たちが恩恵を受ける薬の数々は、そうした困難な研究プロセスを経て実用化にいたった、まさに「夢の薬」なのだ。新薬の狩人たちの挑戦の歴史を、創薬の第一線で35年にわたり活躍する研究者が描き出す。薬に対するあなたの理解を一変させる科学ノンフィクション。
英会話上達のカギは、中学校で習ったような簡単な英語の中にこそある。一見役に立ちそうもないThis is a pen.やI am a boy.などの英文を、たった1秒で「使える英語」に変える方法を紹介。
学校図書館を楽しい場所にしよう。共感をよぶ取り組みで、開かれた図書館を実現してきた学校司書による一冊。これまでの図書館のイメージが変わるさまざまな活用法を案内。ずっと前からあったような、でも、どこにもなかった創造的な学校図書館づくり。
誰にでも何でも無料で-。日本の公共図書館を変える原動力になった、東京都の日野市立図書館は、どのようにして作られたか。初代館長が書きつづった感動的な記録。
その水を飲めば永遠の命が得られるという泉の秘密をまもるため、ウィニーは思いもかけない事件にまきこまれてゆく。永久に生き続けることの苦悩、あらゆる命への愛が心にしみる、傑作ファンタジー。