茨城・鹿嶋市役所で将来を嘱望される中枢的な部署をけっとばし、自らの希望で図書館に異動した「変わり者」の著者が、新天地塩尻市に舞い降りた。新塩尻市立図書館づくりに全人生をかけた新人館長のユーモアとウイットにあふれるエッセイ。
「ことば」を身につけゆくキリヒトと、「ことば」を操る図書館の魔女・マツリカ。二人だけの秘密が、互いの距離を近付けていく。だが、一方で、周囲の強国との緊張関係は高まるばかり。発言力を持つがゆえに、一ノ谷と図書館は国内外から牽制され、マツリカを狙う刺客まで遣わされる。迫る危険と渦巻く陰謀に、彼らはどう立ち向かうのか。2000枚の超弩級リブラリアン・ファンタジー!第45回メフィスト賞受賞作。
ルースは、ちっちゃなものが、だいすき。ちっちゃければ、ちっちゃいほどいい。ある日こうていで、とても小さなカメラをひろい、おおよろこび。でも、それは友だちのおとしものでした。ルースは、たんじょう日のおくりものだと、とっさに、うそをついてしまいます。ルースは、ほんとうのことをいう、ゆうきがだせるのでしょうか…
世界初の工場を設立したのは誰?インターネットが変えたビジネスとは?合併と買収との違いや生産ラインから独占、多国籍企業まで、ビジネスの常識をおさらいしよう。ビジネス界の瞠目すべき50の躍進をコンパクトにまとめ、ていねいに分析・評価。ロックフェラー、ザッカーバーグ、ディズニーをはじめとする世界最高の実業家たちを、人間の歴史の中に位置づけながら生き生きと描き出し、そのすぐれたアイディアと偉業を紹介している。
エデンの園、白雪姫、重力の発見、パソコン…人類最初の栽培果樹であり、人間の想像力の源でもあるリンゴの驚きの歴史。原産地と栽培、神話と伝承、リンゴ酒(シードル)、大量生産の功と罪など話題満載。図版多数。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
みんなが大好き、バナナーその歴史は意外にも波瀾万丈。栽培の始まりから神話や聖書との関係、非情なプランテーション経営、「バナナ大虐殺事件」に至るまで、さまざまな視点でたどる。世界のバナナ料理も紹介。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
図書館の専門的理論を具体例とともにわかりやすく描く。
恋する図書館は、丘の上のおしゃれなスポット。庭に燕の像があり、そこで運命の恋と出会えるという恋伝説が話題になっている。彩が、そこで知った運命の恋の相手とは!?一方、探偵チームKZは、連続する図書盗難事件の調査を開始。ところがリーダー若武が突然、倒れるという非常事態に!さらに不良たちとの乱闘により負傷者続出っ!!どうなるKZ!?小学上級・中学から。
大ボリューム10回分の予想模試とわかりやすい解説で実力がみるみるアップ!面接試験の答え方のコツや、頻出テーマ別単語、重要表現・語句も収録。英検CBTスピーキング情報も収録。
本間一夫は、五歳のとき、病気により視力を失いました。おさないころから本を読んでもらうことが大好きだった一夫は、成長するにつれ、自分の力で本が読みたいと願うようになります。そして十三歳のとき、入学した盲学校で、指で触れて読む文字、「点字」と出合い、衝撃を受けます。これがあれば、目の見えない人でも、自由に読書を楽しむことができるー。その一夫の思いはやがて、「日本に立派な点字図書館を創る」という大きな夢へとつながっていきました。
●奉祝・天皇陛下御即位 令和の両陛下物語
先の5月1日、平成は令和へと元号を変え、皇太子・徳仁親王殿下が天皇に即位し、
雅子妃殿下は皇后になられた。その一世一代の御代替りを国内外に宣明する
令和元年10月22日の「即位の礼」の当日、皇居周辺は朝から厳しい雨だったが、
式の始まる直前には上がり、東京の空に七色の虹がかかった。
また、富士山では例年より22日も遅い初冠雪を、この日に迎えた。
奇跡、と呼ぶ人もいる。しかし、じつは26年前にもその奇跡があった。
26年前のおふたりのご成婚の日にもーー。
●おせち新時代
「令和」初の正月を迎え、最初にいただく食事が、おせち。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会というビッグイベントを控える2020年、
新たな時代を迎えるにふさわしいおせちとはなんでしょう。
私たちは、それは「盛り付け」のスタイルと考えました。
重箱にとらわれず、品数も「作りたいものを、作れるだけ」、そんな自由は発想で、
料理家の皆さんにレシピを提案いただきました。
●寅さんが教えてくれたこと/後藤久美子さん×山田洋次監督
生みの親である山田洋次さん曰く「はた迷惑なことばかりして、めちゃくちゃに
女の人を好きになって片っ端から振られる男」。この国民的愛され男、
寅さんが誕生してから50年!寅さんを慕う、泉を演じた後藤久美子さんは
「寅さんみたいなおじさま」の存在を望む母になりました。
お二人が敬愛する寅さん流の生き方の極意とは?
●市川染五郎の”あの人”に会いたい!
気がつけば八代目を襲名してから2年が経とうとしている染五郎さんです。
その間に身長は10センチ近く伸び、顔つきもがらりと変わりました。
そして2020年春には、中学を卒業。新たなステージが彼を待っているはず。
そんないまだからこそ、会っておきたい人がいるのではと、こんな3人の方との
邂逅が実現いたしました。2019年の舞台での染五郎さんの活躍も振り返ります。
現在の「八代目市川染五郎」をたっぷりとご覧ください。
●安藤忠雄さんから子どもたちへーー未来をつくる”図書館”という贈り物
2020年3月、大阪・中之島公園に、安藤忠雄さんが手掛ける
「こども本の森 中之島」が開館します。それは、自身の故郷でもある大阪の子どもたちに、
”知の森”としての図書館を残したいという安藤さんの長年の夢を形にしたものです。
図書館という空間、そしてそこに収められる本という宝物に込められた安藤さんの
思いを伺いました。
●創刊115周年記念特別企画 婦人画報と京都
明治38(1905)年、初代編集長国木田独歩のもとに産声を上げた『婦人画報』は、
2020年、創刊115周年を迎えます。創刊以来、『婦人画報』がとりわけ大切に、
誌面で紹介し続けてきたのが、茶道、華道、工芸、伝統芸能などの「美しい日本」を
受け継ぎ、伝え続けてきた、京都の「人」と「家」です。こうした「人」と「家」が
手掛けてきた作品や、伝わってきた宝物など約80点を展示する特別展『婦人画報と京都』が
1月2日より「美術館『えき』KYOTO」で開催されます。
●人生を、ダイヤモンドとともに
新たな時代を迎えつつあるいま、あらためて「永遠で確かな喜び」を享受できるジュエリーについて考えました。
その理想的な選択の筆頭は、やはりダイヤモンド。大切な絆や節目を投影するにふさわしい、
唯一無二の奇跡から生まれた輝きと、引き込まれるような存在としての美しさ──
所有し、身に着ける本質的な喜びを宿すダイヤモンドジュエリーをお届けします。
【新春豪華4大付録が付いています!】
毎年、大好評!「婦人画報特製 和ダイアリー2020」カバー色は、李家幽竹先生監修の
開運色バナナイエロー/別冊付録1「お祝いの和菓子」/別冊付録2「六星占術によるみんなの運命」監修=細木かおり
/別冊付録3「初春を祝うお取り寄せ」
世々はきつねの女の子。大好きなお姉さんたちと、森で仲良く暮らしています。そんな世々は毎日、人間の女の子に変身し、図書館に行きます。一目ぼれした海くんに、会うためです。今日もいつものように、絵本の端から海くんをちらちら見ていたら、とつぜん海くんがそばにやってきて、折りたたんだ紙を世々にさしだし…!?小学中級から。
学校でいちばん本を読んでいる自信がある葵。ある日、クラスメイトの宗介の小説を読み、自分も物語を書こうとするが1文字も進まない。そんなとき、ふしぎな猫から、物語を救う冒険に誘われて…?「こんなのありえない。」が口グセになっている葵だけどアラビアンナイトの世界を救えるの?