子どもたちが楽しく本の世界で遊び、悩みを解決し、新しい知識を得ることのできるような場をどう作るか。入館票やブックリストの作り方から集団読書の試みまで、子どもたちと作るアナログ図書館の実践マニュアル。
本書は、図書館員が情報を扱う専門職として、今、社会で強く要請されている情報リテラシー(情報活用能力)の育成に携わることを宣言し、その方策を提言するものである。
みんな、おこったことあるよね。ときには、とっても、とってもおこったりしたんじゃないかな。ソフィーも、とってもおこったんだ。ソフィーは、とってもおこって、いえをとびだした。そして、もりでだいすきな木にのぼり…みんなは、とってもおこったとき、どうするのかな?カルデコット賞、シャーロット・ゾロトー賞受賞作品。
アウシュヴィッツ以後の現代建築ですら払拭しえない、空間の効率化と合理性という、死の工場に通底する思想と発想ー。ナチス的欲望とは、建築のみならずわれらの文化に隈なく遍在する現象なのか。現代建築の核心に鋭利に迫り、新世紀の文化の究極を追求する。
ヨットで世界一周の航海に出たマイケル少年一家。しかし、オーストラリアを過ぎたある日、マイケルは、愛犬ステラとともに夜の海に落ちてしまう。…気がつくと、そこはジャングルにおおわれた無人島。いや、たった一人、奇妙な日本人が住みついていた。その人の名は「ケンスケ」。現代イギリス児童文学を代表する作家が、南海の孤島を舞台に、少年、愛犬、老人、オランウータンたちの心の交流を描き出す。喜びと悲しみが交錯する結末は…。2000年、イギリスにおいて、審査員が子どもだけというユニークな賞「子どもの本賞The Children’s Book Award」を受賞。
スーザンはね、わらったり、うたったり…。およぐこともできるし、うまにだってのる。かんかんにおこるときもあれば、しかられてしょんぼり。いい子にしてるかとおもったら、いたずらっ子にはやがわり。ほんと、スーザンは、どこにでもいるおんなのこなんだけれど…。
ニルスとベーリットはいとこ同士。ふたりがレターブックの交換をはじめたときから、奇妙なことばかり起こるようになった。ふたりのことをなんでも知っているなぞの女ビッビは、世界中の古くてめずらしい本を集めているらしい。ビッビだけがその場所を知っている「ふしぎ図書館」にはまだ誰にも書かれていない本が収められているという。彼女はいったい何者?レターブックをつけねらうはげ頭の男のたくらみは?フィヨルドと氷河に囲まれた美しい小さな村を舞台に、これから書かれる本を探してふたりの冒険ははじまった。
明治初期より平成までの豊富な資料を読みとき、(1)伝記とは何か(2)伝記に必要な条件(3)伝記の出版状況と問題点(4)子どものための伝記出版の移り変わり(5)子どものための伝記50選ーへと論を進める画期的な伝記の書。