「テキスト」と「トレーニングシート」による2分冊スタイル。実際に役に立つ19の表現法と短時間でできる「基礎ドリル」。テキスト(導入)→トレーニングシート(課題)→テキスト(解説)による能動的学習。基礎的な「課題」から、発展的な複数の「課題」を用意。大切なことが一目で分かる「表現上のポイント」。見つけやすい、分かりやすい、移動マーク・学習マーク。
人材輩出企業として必ず名前が挙がるリクルート。リクルート出身者が社長を務める上場企業は20社近くに上るとも言われる。リクルートの遺伝子たちは、なぜこれほどまで強いのか?本書は同社から独立・起業した経営者10人へのインタビューを通し、リクルート出身者が創造性、先見性など「ビジネスに必要な知恵」をどう培ったかを明らかにする。彼らの原動力となっている「リクルート精神」とは何か?そのすごい仕事力の秘密に迫る。
ネコはみんなそうであるように、アリストテレスには、九つの命がある!それだけあっても、とても安心できません。だって、きょうだいのなかでもいちばん、こわいもの知らずだから。じっさい、あるおばあさんにもらわれていったのだけれど、そこで、いろんな冒険をやらかして、命はひとつへり、ふたつへり…。はらはらどきどき、ネコと魔女のお話。
このほんは、1さつのあかいほんについてかかれたほんです。まほうのあかいほん、あなたをきっとしらないせかいへつれていってくれますよ!もじのないえほんです。
びじゅつかんには、いつだってふしぎがいっぱい。もしも、めいろにまよいこんだら…?さあ、いっしょにぼうけんのたびにでかけましょう。
総予算削減、人員整理、専門職不在、乏しい蔵書等々…今日日本の図書館の置かれた厳しい状況を、このままにしておいていいのでしょうか。知的財産の宝庫として図書館は万人に無料で開放されてきました。いまその存続の危機が迫っています。図書館勤務の長い経験と、世界の図書館を視察し事業を達成した経験、図書館情報大学副学長として司書育成に率先尽力して多くの図書館人を送出した教育者、たゆまぬ執筆活動を継続して膨大な著作を残した著者にして初めてかける図書館賛美と、日本の図書館のあり方を示します。
ルシアン・クロールの仕事は建築を取り巻く喧騒の渦のなかにあって、やわらかな一条の光芒を放っている。上からの押しつけられた計画を拒み、住民や自然や古いものといっしょになって彼のめざす環境は生まれる。しかし、彼の挑戦はそれだけにとどまるものではない。コンピューターを利用した計画プログラミング、設計・建設のシステムからディテール、プロファブリケーション、部材の生産や流通についての数々の提案と卓越したデザインがあって、彼の主張と実践は貫かれているのだ。
近代日本の形成過程で生み出された一つの制度が都市にどのように作用したのであろうか。明治末から大正期にかけて東京、大阪、京都の三大都市を中心に実施された「家屋税」をめぐる狂想曲。「モノ」や「カタチ」から見えない税の構造をひもとくことによってこれまで語られてきた郊外住宅史の意外な一面に迫る。
1960年『文芸春秋』5月号の「建築家ベストテン・日本の10人」に、前川国男、丹下健三、村野藤吾など錚々たるメンバーと共に松村正恒の名がみえる。愛媛県の小さな町の市役所に籍を置き、当時ようやく言われ始めていたクラスタータイプの学校建築を完成させ、その進取的な仕事で存在をアッピールした異色の建築家。あくまでも一介の町の建築家という姿勢を貫き通しながらも、確固たる信念と深い洞察力を秘めつつ、軽妙洒脱な言葉で自らの仕事と人生を語った遺作年譜。
「住吉の長屋」さらにはそれに遡る「都市ゲリラ住居」においてマニフェストされた安藤忠雄の「住」に対する挑戦は、その後の数多い仕事においても堅固に貫かれている。しかし、あいかわらず過密な都市環境の中の狭小な敷地への取り組みにエネルギーを投入する一方、阪神大震災の復興計画への提案にみられる「住」を通しての社会性、公共性の確立に向けた積極性な活動も、もうひとつの挑戦である。本書は、これまでの歩みをたどりつつ新たに語る、住宅設計にかける彼の思想と方法、一九七一年の本格的デビュー作品から最新の住宅までをまとめた住宅資料、さらに、これまで発表された主要住宅論を集めて、安藤忠雄の家づくりの全貌に迫るものである。
たくさんの引出しの中に収められた未現像フィルムが、ある時、匂いや音などのコードによって抽出され現像されたものだという倉俣史朗の記憶。目覚めて夢が消え失せるはざまに、スケッチと言葉で描きとどめた夢日記。繊細で洗練され、知的で饒舌なメッセジを持つ作品群。甘美で形而上学的な夢をかたちにした倉俣史朗の本。
自動車、マンガ、雑誌、ミステリー、聖書、動物、地図…読書が身近になる、また読書抜きでも訪れたい図書館を一挙掲載。
長いあいだ、子どもたちに愛されてきた『にんじんケーキ』の改訂版。この度、訳文を見直し、より読みやすく組み替え、表紙もより華やかにしました。美しくやさしいイラスト、おたがいを思いやり、理解しあうことの大切さを語るユーモラスな文章。いつの時代の子どもたちにも受け入れられる、愛らしい絵本。