若い日に踏み出した一歩が、ケニアの村での図書館作りにつながった。-子どもの本の世界で活躍する著者が、行ったり来たり、アフリカとの30年を越す付き合いを愛をこめて語ります。若い人におくる、書き下ろしノンフィクション。
図書館、修道院、大学、実験室、そしてグーグル…すべては知識を組織化するために生まれた。
刃紋も同居するようになって、美々子やイクミもどんどんアプローチが積極的になってきた。迫られる刻馬はたじたじな毎日。そんな折、キングたちと決裂したウィーゼルが、刻馬の元にやってきた。彼女は復讐を果たすために協力してほしいと言う。刻馬はLLL(スリーエル)からイクミたちを守るために、ウィーゼルと手を組むことに。誠十郎も協力して、刻馬たちはLLLと「対決」の準備を進める。一方、『断章』を少しずつ取り戻したイクミは、自分がなんのために作られた書物なのかを思い出し、悩んでしまう。ダンジョン冒険型ラブコメディ、第3弾。
リスのノコ、ハリネズミのトイヴォ、ネズミのイーリスは、“カエデ騎士団”を結成しました。百年に一度目ざめるという月の精の伝説をめぐって大かつやく。力をあわせて、村をまもります。森と湖の国フィンランドからとどいたとっておきのかわいい物語。
イツキ様。このような格好で失礼いたします。いえ、このバニーガール姿は、決して給仕服に飽きたからというわけではございません。これは、死書『不思議の国のアリス』の仕業です。この悪夢と無邪気の少女幻想から抜け出すため、私達は死書『アリス』を封印せねばなりません。ところで、死書『アリス』が最も優先するのは“享楽性”、楽しむことです。つまりイツキ様。『三月のウサギ』に変えられた私は、その影響でとても発情しています。不躾なお願いとは存じますが、その、イツキ様が慰めてくださるとー。
図書館にはたくさんの謎がつまっている。楽しい場所でもあり、不思議な場所でもある。そんな図書館を舞台にくりひろげられる、ミステリーの数々。
電子図書館運営の先達であった館主・内転儀久が、この10年の経験を集約。ネット万能時代の読書・資料収集・公開について手の内を公開する。
秘密機関“真夜中の図書館”へようこそ。館長のニック・シャドウです。ここは、よりぬきのおそろしい物語を集めた図書館です。今回は、楽しい海辺でのイベントが惨劇に変わる「血ぬられた砂浜」など、三つのお話をご紹介しましょう。ページをめくる勇気と覚悟をご用意いただけましたら、物語の扉を開けてください。最悪の結末、最高の恐怖があなたをお待ちしています…。小学中級から。
本書は図書館学と情報科学の分野で世界的に著名なランカスター教授が、これまで発表してきたペーパーレス社会と図書館の未来についての考えを集大成したものである。図書館員、技術と社会の未来像に興味をもつ人、コミュニケーション論・情報論・メディア論に関心のある人、人工知能やデータベースの今後の方向を考えてみたい人など、幅広い分野の人々に、これらの分野におけるアメリカでの情況など極めて示唆的な判断の素材を提供する。