小さな村に疎開してきた内気な少年ウィリーは、トム老人の家にあづけられたが…。厳しい戦時下にあっても、美しく素朴な自然と新しい友情の中で、自己を発見し成長してゆく少年の物語。
4人の人びとが、ぐうぜん公園に集まりました。ごうまんな婦人に、失意の男の人、さびし気な少年、そして、出会う人みんなを明るい気持にさせる、元気いっぱいの女の子。4人はおのおの、ひとつの出来事を、自分の見方で語ります。つまり、私達は、4人の登場人物の性格が投影された、4つの物語を聞くことになるのです。また4人の心情は、季節や背景の変化としても描き分けられています。さまざまなしかけを織りこみ、多くの示唆と芸術性に富んだ絵本です。読み返すたびに新しい発見があるでしょう。
ニルスとベーリットはいとこ同士。ふたりがレターブックの交換をはじめたときから、奇妙なことばかり起こるようになった。ふたりのことをなんでも知っているなぞの女ビッビは、世界中の古くてめずらしい本を集めているらしい。ビッビだけがその場所を知っている「ふしぎ図書館」にはまだ誰にも書かれていない本が収められているという。彼女はいったい何者?レターブックをつけねらうはげ頭の男のたくらみは?フィヨルドと氷河に囲まれた美しい小さな村を舞台に、これから書かれる本を探してふたりの冒険ははじまった。
多くの著名人と身近に接した少年時代、ナチス政権下の記者稼業、人生を決定づけたGMとの運命的な出合いー。マネジメントの巨人が波乱に満ちた人生を振り返る。
ある日、とほうもないことを思いついたアヒルくん。「じてんしゃにのってみようっと!」メウシのそばを、すいーっ。イヌのそばを、すいーっ。ヤギのそばを、すいーっ。ごきげんのアヒルくんを見て、どうぶつたちが思ったことは?-『だめよ、デイビッド!』で人気のデイビッド・シャノンがおくる、とびきりゆかいな絵本だよ。
ちいさなちゃいろいノウサギとおおきなちゃいろいノウサギはゆきののはらで、あそびます。むずかしいなぞなぞにチビウサギはこたえられるのー。
エッと答えに詰まる質問、わかるようで考え込んでしまう質問に、図書館のプロが調べ方をわかりやすく伝授。最近クローズアップされている図書館のレファレンスサービスとは何か?知りたい情報を広く深く探すためのノウハウとは?調べ学習、レポート作成から、インターネット検索のコツまで、さらに図書館が活用できるツボを伝授。
親切な図書館員と出会い、本を読むよろこびを知ったトマス…。カルフォルニア大学学長の幼い日の思い出をもとにうまれた、心温まる感動の絵本。トーマス・リベラメキシコ系アメリカ人の子どもの本賞受賞作品。
本を読むのを楽しみにしている子どもたち。それなのに本がない。世界にはそんなところがたくさんあります。それぞれの土地の図書館員やボランティアたちは、ラクダ、ゾウ、自転車や船を利用し、あるときは、かついで本をとどけています。移動図書館の役割と読書の大切さをつたえる写真絵本。
図書館、修道院、大学、実験室、そしてグーグル…すべては知識を組織化するために生まれた。
『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)の原作テキストと、その英訳(日本人学習者にとって読みやすい、平易に書かれたオリジナルの英訳)を、見開きの対訳形式でレイアウト。ライトノベルの名作が楽しめるだけでなく、英語まで勉強できるお得な企画。
若くして図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、わが身の不運を嘆いた。自分の図書館で殺人事件が起き、その容疑者にされたのだ。被害者は、ジョーダンや彼の母親などの名前を記した奇妙なメモを持っていた。真相を探るため彼は調査を始めるが…複雑な謎と感動的なラストシーン。アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞を受賞した話題作。
リクルート道を究める!11人のリクルート出身者のワークスタイルに学ぶサクセス・ストーリー。
アイスクリームの歴史は、多くの努力といくつかの素敵な偶然で出来ている。「超ぜいたく品」から大量消費社会に至るまで、コーンの誕生と影響力、ソーダやケーキとの高度な合体…誰も知らないアイスクリームのトリビアが満載された楽しい本。
甘くて苦くて、とろけてしまう…マヤ、アステカなどのメソアメリカで「神への捧げ物」だったカカオが、世界中を魅了するチョコレートになるまでの激動の歴史。