再び捕らわれの身となったジェイコブとエマは、コールの最後の陰謀を知り愕然とする。コールは、古いタイムループに存在する「魂の図書館」を探し出し、保管されている古代の強力なピキューリアの魂を手に入れようとしていたのだ。世界の支配を目論むコールと、ジェイコブとエマの最終決戦がついに始まる。そして二人の未来の行方は?
ダムができるまえに、父さんと娘は谷間を、家々を、たずねて歩く。ここにあふれていた命、ここにあふれていた音楽。ダムができあがってからも、それらは、ずっとひきつがれていく…国際アンデルセン賞受賞作家とケイト・グリーナウェイ賞受賞画家がうたいあげる、美しい命の賛歌。
しんあいなる先生、おぼえていらっしゃいますか。わたしは、おちつきがなくて、こまったことばかりするせいとでしたね。でも、あなたは、けっしてしからないで、すばらしい一年間の思い出をくださいました。-今は大きくなった女の子が、先生にむけて書いた一つうの手紙。年をかさねても色あせない、先生とせいとのゆたかなつながりが心をうつ絵本です。
社会におけるアーカイブの意味と重要性を思想・文化・教育史から跡づけ、デジタルネットワーク社会の“開かれた知の源泉”としての課題と可能性を照らす。
森のはずれに、おじいちゃんと二人きりでくらしている女の子ステレは、いつもさびしいと思っていました。本が大好きでしたが、たった一冊持っていた本は、あまり何度も読んだので、ばらばらになってしまいました。するとある日、おじいちゃんが教えてくれましたーだれも住んでいないお城の中に、「お話の図書館」がある。でも、その図書館に入る正しいドアを見つけるのは、とてもむずかしいのだ、と。本が好きな女の子と、心に痛みをかかえた男の子、物語をにくみ、のろいをかける魔女と、ふしぎな老人「お話のたきぎをあつめる人」…オランダの人気作家と妃殿下がつむぎだした、本を読むことの楽しさをめぐる、ふしぎなおとぎ話。小学校・中学年から。
でんせつの「まっくろ岩」をたんけんしたいと、ないしょでママのふねにのりこんだエリン。ふねにふりおとされ、うみにおちてしまいます。うみからそっとすくいあげ、たすけてくれたのは、なんとおそろしいかいぶつだときいていた「まっくろ岩」でした。「まっくろ岩」のしょうたいとは?!信じるもののために立ち上がる勇気、そして自然とのやさしい関係。イギリスで大注目の若手作家が描く現代のおとぎ話です。
寺社仏閣や庭園のイメージがある京都は、実は近現代建築の宝庫。日本の主要都市では珍しく空襲の大きな被害を受けておらず、明治以降の建築の流れがたどれる貴重な場所である。辰野金吾、伊東忠太、前川國男、村野藤吾、安藤忠雄、原広司など各時代トップクラスの建築家の作品が鑑賞できる贅沢な街なのだ。日本の近現代建築史を概観しながら、京都の新たな魅力を再発見。京都を代表する13の建築に焦点を当て、その見どころ、建築家のエピソードをひもとく。
明るくて元気いっぱい、友だちいっぱいなひなたはハッピーエンドが大好き!転校生に会いにいった図書室で、ふしぎな猫からアンデルセン童話の世界を救うことを頼まれて…?「おもしろそう!」と軽く引き受けたところ、冒険の相棒の性格がまるっきり正反対で…!
アナログからデジタル、そしてパブリックへ。広告はハイパーな進化を遂げている。日本経済新聞の人気連載「世界を変えた広告」シリーズから厳選して加筆、書き下ろしも加えたブランド広告論の決定版。
語られるだけでは消えていく。記され、読み続けられることによって、「在ったこと」は「在り続ける」のだと思います。当図書館には、東欧、ウクライナ、ロシア、その関係性に理解が及ぶ書も多く並んでいます。読み継がれてほしい本たちです。『天涯図書館』は、時代の激震と共振する蔵書になりました。
“古い”って面白い!名古屋テレビ塔や中之島図書館、国立西洋美術館…など全国20件の今すぐ行きたくなるヘリテージ建築を紹介。取材には日建設計が全面協力!
ねえ?世界を、物語を好きに変えられたらどうする?もし先生にいじめられたら?つらくて学校に行けなくなった守に悪魔の誘いが…!?