現代人にとっては甘味料だが、ハチミツは古来神々の食べ物であり、薬、保存料、武器でさえあった。ミツバチと養蜂、食べ方・飲み方の歴史から、政治、経済、文化との関係まで、ハチミツと人間との甘美な歴史を描く。
学校図書館で起こるカラフル(個性的で多様)な学びを生徒や教職員の実際のエピソードで多数紹介。“ヒト×モノ×コト”で可能性がひろがる!
司書の仕事を探す結衣は、豪邸の書庫の求人を見つける。だがその仕事は、あやかしのための図書館の仕事だった。適性があったため採用されるが、結衣は躊躇う。しかし昔出会ったあやかしの少年ナギのことを思い出し、結衣は思い切って働くことを決意する。さまざまな理由で本を探しに来るあやかしたちのために、オーナーの宗司や番犬の風花とともに、新入り司書として奮闘する結衣。いつかナギと再会することを夢見ながら。本を通じて繋がるあやかしと人との優しく切ない物語。
本が大好きなクララさんは、ねこの町に子どものための本屋さんをオープンしたばかり。ある日、犬の村の“ゆうやけ図書館”で子どもたちが本に夢中になっているといううわさを聞いて、ようすを見にいってみることにー。どのお仕事にもそれぞれ素敵な「ひみつ」があります。お仕事を通じてだれかを幸せに、さらにその幸せを受け取った人からまただれかに幸せが広がっていく…。そんな「ねこの町と犬の村シリーズ」第3弾は、本屋さんと図書館が舞台です。そこは夢いっぱいの本のワンダーランド!すべての見開きにかわいい挿絵入り。
日本人の隣には、いつも本があったー。図書館はどのように誕生したのか?歴史上の人物たちはどのように本を楽しみ、収集し、利用したのか?寄贈・貸出・閲覧はいつから行われていたのか?古代から現代まで、日本の図書館の歴史をやさしく読み解く、はじめての概説書!
帝国オロンドリアを二分した、書物と言葉を巡る大乱。その只中を生きた四人の女性たちー戦いにその身を投じた剣の乙女、彼女を愛した遊牧民の歌い手、反乱軍に囚われた女司祭、政略結婚の駒として翻弄された王家の娘は、正史からは葬られた物語を自らの声で語り始める。響き合う物語からやがて立ち上がるのは、彼女たちにとっての“歴史”-デビュー作にして世界幻想文学大賞など四冠の長編『図書館島』の世界に連なる、壮大にして精緻なる傑作ファンタジイ。
学校で目立たない達輝は、図書館では本の知識で大活躍。同じクラスの彩友から、わけありの「本探し」をたのまれる。夏休みに図書館で、サッカーが得意で本を読まない令央を見かけ、本をすすめると…!?本にしか興味がなかった達輝の、ひと夏の出会いと友情の物語。
ここは、夜長森図書館。夜長小学校のなかにある、町のひともつかえる学校図書館です。やさしい司書のしおりさんもしらない真夜中のひみつ。リンロン ロンディン ディンドーン…オルゴールの合図とともに、本たちの目ざめタイムのはじまりです。
生涯役に立つ!「調べる→書く→発表する」ための“探究スキル”を一からレクチャー!つまずきやすい「テーマ決め」から、最後に「発表する」まで、“探究”のすべての段階をサポート!本書の順番に従うだけで「レポート・論文」ができあがる!図書館の活用法を司書がくわしく解説!
明治初期の唯一の無料公開図書館である東京書籍館の成立と展開をたどる。さらに、音読の禁止を背景にして、弁護士・医師・教員の資格試験の勉強空間として図書館を使う利用者が増えた歴史を掘り起こす。
ぷりぷりで栄養豊富なエビ。古代ギリシア時代から現代まで、人類がエビを獲り、食べてきた歴史。世界各地のエビ料理やエビ風味食品、エビと芸術との関係、養殖エビや労働・環境問題にもふれたエビづくしの一冊。レシピ付き。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
読書は人生における羅針盤の役割を果たしてくれた。今だからこそ読み返したい名作ぞろい。
これからの図書館をどうやって運営すればいいのかー新しい図書館サービスの提言、学校図書館に求められる機能、図書館関連メーカーの考えなどを第一線の関係者が縦横に語る。図書館と利用者の未来を明るくする発言集。
「どうして図書館は行政内で評価されないのか」「市民に図書館を届けるにはどうすればいいのか」『図書館長論の試み』の著者が発信する公共図書館員へ向けての新たなメッセージ!4人の図書館長経験者も「行政の中の図書館」における職員のあるべき姿を描出。
“図書館・書店”50年の盛衰史。1970年代を嚆矢とする“図書館”の成長を、1990年代から始まる“書店”の衰退を視野に入れて考察する。出版業をとりまく数々の環境の変化を踏まえて、図書館の在るべき姿を模索する対談集!
司書が「嗅覚」で集めた、ワン!だフルな、犬の本たっぷり。迷子にならない索引もあります。