とってもちっこいカタツムリさん、とってもでっかい鯨さん、カタツムリさん航海したい、大海原を旅したい、「行こう」と鯨さんがひらり尾をふる、夜空にいっぱい星がふる、海は広大/荒れほうだい、ゆうゆう泳ぐ鯨さん、尾にちゃっかりとカタツムリさん、はらはらどきどき海の冒険、おっと鯨さん…危険!行の終わりの音が楽しい、2音3音そろってるのが美しい。
だいすきなことをいっぱいやって、いやなこともちょっぴりやって、おじいちゃんとまごがいっしょにすごす日。こんなすてきなことってある?-。
こわ〜いおばけの話や、世界じゅうのめずらしい草花がのっている植物図鑑、ワクワクするような探偵小説ーきみは、どんな本がすきですか?図書館にはたくさんの本がおいてありますが、1冊1冊の本は似た内容の仲間ごとにグループわけされて、本棚におかれています。読みたい本がどこにあるのか、だれにでもわかりやすいよう、ルールをもとに分類されているのです。この本では、そうした本の分類のしくみや、それをもとに読みたい本をパッとさがすコツを、わかりやすく紹介しています。
闇の王子により、ホムンクルスから人間になってしまった少女・アナ。彼女の魂は、太古から生き続ける愛の女神だった。平凡だけれど、魔法使いの最高位“ウィザード”の称号を持つ、大好きな少年・恵と一緒にいたいと願うアナ。しかし、彼女の思いとは裏腹に、その存在をめぐり、人々、世界、いろいろな思寮が錯綜する。同じ頃、書架世界では、本を焼きながら進軍する兵士たちが、女神たちを危険な状況に追いつめていた。この世界と書架世界の関係とは?アナたちの運命は…。
めでたく劇場のコールボーイに復帰かなったスパローは、新しい出演者「千里眼」の美少女を知る。その美しさとすばらしい演技に心ひかれたが、なぜか彼女は悲しそう。美少女を救おうとした少年探偵団は、思いもかけぬ冒険に。
よちよちすあなをでていって、ひろびろとしてあかるいところで、子ネズミがみたのは…ミツバチ、はな、おひさま、あおぞら、チョウチョ、そよぐくさ…「ここはなんていうとこなの、ママ?」「ここはね、ぼうや…」。
とんでもなく暑い夏の日、ウォートンは、モートンのために気球をつくりました。空に上がって、少しでもいい気分を味わってもらいたかったからです。モートンのあとでウォートンが気球に乗ると、つないでいたロープがするするとほどけ、しがみついたモートンも連れて、気球は大空へ!もう、おりることはできません。「風が行きたいところに行くしかないんだ!」。
ウィギンズたちが命を助けたインド人の少年ラヴィは、実は藩王国の王子だった。父王に連れられて、ヴィクトリア女王にルビーを献上しに来たのだ。父王の命を奪い、ルビーを狙うのはだれ。謎の暗殺団も絡んだ冒険のゆくえはー。
地上に出てきたカゲロウ。きょうは、さいしょの日。そして、さいごの日。でも、ちっともかなしくない。すべてのしゅんかんをちからいっぱい生きている!-カゲロウのいちにちをえがく美しい絵本です。
学校図書館は教育に生かされてこそ、その目的を達成する。小・中学校で図書主任や学校司書として経験を積んできた著者が、子どもたちに読書のすばらしさを伝える学校図書館の作り方を、図書の購入・修理・配置、学校図書館の環境整備、図書委員会の活動、教師やボランティアとの連携、コンピュータの活用法などの観点から、イラスト、図、写真を交えてわかりやすく解説。改訂にあたり「9章・学校図書館とコンピュータ」を増補。
高度情報化社会では、新しい知識を創出する主体が求められていて、その能力を養うために読書は必須である。読書は抽象的な思考能力やコミュニケーション能力を高め、子どもの情操教育にも欠かせない。さまざまな読書推進の試みを紹介し、読書に果たす図書館の役割と可能性を探る。
なぜ、罪もない勤勉な日系人が排斥され、強制収容されなくてはならないのか。戦時下のアメリカで、周囲の白眼視をものともせず、日系二世の少年少女に書物と手紙を送り続けた一人の図書館司書がいた。彼女の名はクララ・ブリード。図書館での交流が生んだ、人種偏見を打ち破る魂の交感。初めて明かされる、戦時下の感動ノンフィクション。
自由をテーマにした戦争アニメ『図書館戦争』から派生したウェブ・ラジオ『関東図書基地広報課』のDJCD。ヒロイン役の井上麻里奈がメイン・パーソナリティとなり、ゲスト声優とともに楽しいトークを展開していく。
商店街と大学がコラボする活性化アイデア40。伸びない客足も後継者不足もシャッター街化もまとめて解決!商店街をリノベーションして、楽しく笑える「まちづくり」をめざせ。
「水縁空間」とは、水が媒体となり、「人と人」、「環境と人」とを結びつける環境全体を指す造語である。郡上八幡は、この「水縁空間」を近代化という波のなかで、守り続けてきた現代の日本では類稀な町である。著者ら調査・研究グループは、約20年に亙り郡上八幡に出向き、住人との協議のなかから積極的に水利用の提案を行ない、「水縁空間」の継承、保全に力を注いできた。このレポートが語るものは今後、「自然と人」との関係を位置づける上での凡例となるだろう。調査活動年表、全国の主要な水縁空間の実例、日本名水百選資料などを加え、「水」をいま一度見直す上での貴重なドキュメント・レポート。
「帰還する場所の不在、それも語りつくされました。だから“栖”をさがして旅をするのです」建築家が住宅を設計するということ。それをつきつめていくと、みずからの“終の栖”に至らざるをえないのだが、それは自己撞着的な不可能な行為だと、著者はいう。そこから見ると、世界の住宅建築のマスターピースと目されているものとはまったく別のリストが浮かびあがってきた。思いがけない特異で軽妙な書簡体によってはじめて明かされる、住まいの真実の姿。磯崎新が、住まい学大系第100巻の区切りに贈る書き下ろしエッセイ。