帝政ロシアから新生ロシアまで、体制変換の影響を強く受けながらも世界を魅了してきたキャビアの歴史。生産・流通・消費についてはもちろん、ロシア以外のキャビア、乱獲問題、代用品、買い方・食べ方他にもふれる。
現在、多くの図書館では、居場所の提供、館内での飲食、ICTの進展、施設の複合化といったこれまでにない変化に直面しています。本書ではこれら時代の変化に対する空間的な解決策を、写真、図面、ダイアグラムを豊富に用いて解説しています。閲覧スペースや書架を中心に、その設計手法や留意点についてきめ細かく述べた前著『図書館空間のデザイン』を理論編とすれば、本書はその実践編となります。愛知県安城市、石川県野々市市、岡山県玉野市の3つの地方都市での実例をもとにした、未来の図書館空間の在り方のヒントとなる一冊です。
自宅からインターネットで情報検索ができる時代に、そして市民の3人に1人が高齢者となる社会に向かって、町の図書館はどんな場所になれるのだろうか?司書歴30余年、数々の図書館リノベーションにたずさわってきた著者が、来館者数を大きく伸ばしたイタリアの市立“ペーザロ図書館”、ロンドンの移民地区に新設され人気を集める市立図書館“アイデア・ストア”での経験を軸に、これからの図書館が考えなくてはならないこと、実行できることを具体的に指し示す。「屋根のある広場」のような図書館には、自然と市民が集まってくる!
欧米では長く日の当たらない存在だったが、スーパーフードとしていま世界中から注目される海藻…世界各地のすぐれた海藻料理、海藻食文化の豊かな歴史をたどる。日本の海藻については一章をさいて詳述。
おそろしい怪物グラファロに出会ったら、どうする!?知恵と勇気のあるネズミくんに学ぶ、サバイバル術!第83回アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート作品原作。
ヴァチカン聖庁の枢機卿を大叔父にもつ玄須聖人は、ローマ大学留学中。ダビデ像に似た美丈夫のマリク神父と友達になり、オペラ公演に出掛けることに。会場では、奇しくもヴァチカン図書館の蔵書の刻印がある本を拾い、なぜか惨殺死体まで発見してしまう。本の持ち主を突き止め、イギリスの屋敷を訪ねるのだがー聖人とマリクが、暗号化された「聖杯」の秘密を読み解き、真相に迫る!ビブリオミステリー!
簡単に言うと、ぼっちゃん、おじょうちゃんが「こんな力があればなぁ」とか「あんなことができたらなぁ」とか思うような力を、あたしは持っているの。それを貸してあげるってわけ。ちょっとだけ条件つきだけどね。あら、簡単な条件よ。どう?いいでしょ?いいわよね?じゃっ、契約の握手しましょ…。
奇妙なこどもたち(ピキューリア)の魂を喰らおうとする非情な敵・コールの魔の手から逃れたジェイコブとエマ。満身創痍のなか、コールに連れ去られた仲間とミス・ペレグリンを追跡して、敵の要塞のあるタイムループへ潜入する。しかしそこで二人が目にしたものは、この世のものとは思えない荒廃したピキューリアの巣窟だった。
公共図書館は何をしてきたか、何ができるのか。装備、図書館員、貸出カウンター、出版業界など、多様なテーマから歴史を見直し、「もうひとつの」可能性を考える。
GHQによる「航空禁止令」のもと、占領下の日本では、航空機保有はおろか、教育や研究も禁止されていた。民間航空再開の日を夢みて奮闘し、「日本航空」創立後は、現場主義・安全運行を何より徹底した先達たち。その気概に満ちた歳月を、当時を知る関係者の貴重な証言をもとに描いたノンフィクション。文庫化にあたり大幅加筆をした決定版。
恋する図書館は、丘の上のおしゃれなスポット。庭に燕の像があり、そこで運命の恋と出会えるという恋伝説が話題になっている。彩が、そこで知った運命の恋の相手とは!?一方、探偵チームKZは、連続する図書盗難事件の調査を開始。ところがリーダー若武が突然、倒れるという非常事態に!さらに不良たちとの乱闘により負傷者続出っ!!どうなるKZ!?小学上級・中学から。
しゃっぴいおばさんに集う熱き司書たちのマジカルミステリーツアー。
大ボリューム10回分の予想模試とわかりやすい解説で実力がみるみるアップ!面接試験の答え方のコツや、頻出テーマ別単語、重要表現・語句も収録。英検CBTスピーキング情報も収録。
交番連続放火事件、発生。が、犯人の目処は立たず。警察庁の謀報機関アサヒに「犯人は警官で、かつ警察内部で暗躍するスパイ組織」との情報が届き、アサヒはスパイ確保に動き出す。と同時に警察庁長官直轄の秘密警察“図書館”も始動。元警察官僚の著者が放つ、組織の階層の生態と権力闘争を克明に描いた警察小説にして本格ミステリの傑作!
支倉常長がスペインから持ち帰ったと伝えられるエル・グレコの宝石。その行方をめぐって繰り返し起こる巧妙な殺人事件。主人公・摩耶はライブラリアンの知恵とセンスを武器に、次々と謎を明らかにしていくー。
最近の世相を図書館から考える。29歳から5年間公立図書館長を務めた著者が、在任中に現場で体感したことを基に、現在の社会状況を踏まえて15年後の日本や図書館について思いを綴る。身近なテーマから説き起こす軽やかなエッセイ!