豊かさとは、友だちとは、歴史とは、真の英雄とはー戦争の足音が迫りくる80年前、著者・吉野源三郎が投げかけた永遠のテーマを、池上彰とともに考える。
ローマで暮らす玄須聖人の前に人間が降ってきた。それは、悪魔祓い師を務める神父の転落死だった。事件に遭遇した聖人を案じ、友人のマリク神父が駆けつけるが、「悪魔」の存在をめぐり口論となり、絶交宣言を下されてしまう。国籍や宗教を超えた特別な友の信頼を取り戻そうと聖人が苦悩するなか、マリクは新たなエクソシストに任命されるー聖域を揺るがすビブリオミステリー!
本間一夫は、五歳のとき、病気により視力を失いました。おさないころから本を読んでもらうことが大好きだった一夫は、成長するにつれ、自分の力で本が読みたいと願うようになります。そして十三歳のとき、入学した盲学校で、指で触れて読む文字、「点字」と出合い、衝撃を受けます。これがあれば、目の見えない人でも、自由に読書を楽しむことができるー。その一夫の思いはやがて、「日本に立派な点字図書館を創る」という大きな夢へとつながっていきました。
欧米における最新の図書館情報学の動向を概観する基本テキスト。情報の基礎概念から、情報組織化の手法、情報学の調査研究法まで、図書館情報学の主要領域を丁寧に解説する。図書館情報学関係者の必携書。
あなたのお子さんの学びに寄り添うはずの学校図書館。自治体によって信じられないような教育格差があることをご存知でしたか?その実態を蛾のおっさんと共に考えてみましょう。
古今東西の物語に出会えるふしぎな空間。ようこそ、国際子ども図書館へ。案内役は、本の妖精がつとめます。
所蔵資料とサービスから61館の魅力を紹介!全国の特色ある図書館を文章とカラー写真で案内。アクセス方法や開館時間、地図など便利な情報付き。巻末には座席数やSNSの状況などをまとめたリストも完備。
フィンランドの知識の森にようこそ。各地の公共図書館を通してみるこの国の秘密。
●奉祝・天皇陛下御即位 令和の両陛下物語
先の5月1日、平成は令和へと元号を変え、皇太子・徳仁親王殿下が天皇に即位し、
雅子妃殿下は皇后になられた。その一世一代の御代替りを国内外に宣明する
令和元年10月22日の「即位の礼」の当日、皇居周辺は朝から厳しい雨だったが、
式の始まる直前には上がり、東京の空に七色の虹がかかった。
また、富士山では例年より22日も遅い初冠雪を、この日に迎えた。
奇跡、と呼ぶ人もいる。しかし、じつは26年前にもその奇跡があった。
26年前のおふたりのご成婚の日にもーー。
●おせち新時代
「令和」初の正月を迎え、最初にいただく食事が、おせち。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会というビッグイベントを控える2020年、
新たな時代を迎えるにふさわしいおせちとはなんでしょう。
私たちは、それは「盛り付け」のスタイルと考えました。
重箱にとらわれず、品数も「作りたいものを、作れるだけ」、そんな自由は発想で、
料理家の皆さんにレシピを提案いただきました。
●寅さんが教えてくれたこと/後藤久美子さん×山田洋次監督
生みの親である山田洋次さん曰く「はた迷惑なことばかりして、めちゃくちゃに
女の人を好きになって片っ端から振られる男」。この国民的愛され男、
寅さんが誕生してから50年!寅さんを慕う、泉を演じた後藤久美子さんは
「寅さんみたいなおじさま」の存在を望む母になりました。
お二人が敬愛する寅さん流の生き方の極意とは?
●市川染五郎の”あの人”に会いたい!
気がつけば八代目を襲名してから2年が経とうとしている染五郎さんです。
その間に身長は10センチ近く伸び、顔つきもがらりと変わりました。
そして2020年春には、中学を卒業。新たなステージが彼を待っているはず。
そんないまだからこそ、会っておきたい人がいるのではと、こんな3人の方との
邂逅が実現いたしました。2019年の舞台での染五郎さんの活躍も振り返ります。
現在の「八代目市川染五郎」をたっぷりとご覧ください。
●安藤忠雄さんから子どもたちへーー未来をつくる”図書館”という贈り物
2020年3月、大阪・中之島公園に、安藤忠雄さんが手掛ける
「こども本の森 中之島」が開館します。それは、自身の故郷でもある大阪の子どもたちに、
”知の森”としての図書館を残したいという安藤さんの長年の夢を形にしたものです。
図書館という空間、そしてそこに収められる本という宝物に込められた安藤さんの
思いを伺いました。
●創刊115周年記念特別企画 婦人画報と京都
明治38(1905)年、初代編集長国木田独歩のもとに産声を上げた『婦人画報』は、
2020年、創刊115周年を迎えます。創刊以来、『婦人画報』がとりわけ大切に、
誌面で紹介し続けてきたのが、茶道、華道、工芸、伝統芸能などの「美しい日本」を
受け継ぎ、伝え続けてきた、京都の「人」と「家」です。こうした「人」と「家」が
手掛けてきた作品や、伝わってきた宝物など約80点を展示する特別展『婦人画報と京都』が
1月2日より「美術館『えき』KYOTO」で開催されます。
●人生を、ダイヤモンドとともに
新たな時代を迎えつつあるいま、あらためて「永遠で確かな喜び」を享受できるジュエリーについて考えました。
その理想的な選択の筆頭は、やはりダイヤモンド。大切な絆や節目を投影するにふさわしい、
唯一無二の奇跡から生まれた輝きと、引き込まれるような存在としての美しさ──
所有し、身に着ける本質的な喜びを宿すダイヤモンドジュエリーをお届けします。
【新春豪華4大付録が付いています!】
毎年、大好評!「婦人画報特製 和ダイアリー2020」カバー色は、李家幽竹先生監修の
開運色バナナイエロー/別冊付録1「お祝いの和菓子」/別冊付録2「六星占術によるみんなの運命」監修=細木かおり
/別冊付録3「初春を祝うお取り寄せ」
ショセットさんは、うちのとなりにすんでるおばあさん。まいにちやることがきちんときまっているんだよ。だけどこのごろ、なんだかあやしいことをしてる。まさか…ショセットさんってどろぼうなの!?-ショセットさんとおとこのこのやりとりをえがいたこころにしみるフランスのおはなしです。
夏を迎えた『新宿本姫図書館』に現れた幼い利用者。市谷左内坂リシヤというその子供は、女に化けるのが上手い化狸の一族の少年だった。誰にも知られないように、拾った不思議な石のことを調べたいと言うリシヤの希望を叶えるため四苦八苦する詞織とカイルだが、それは想像を絶する代物でー。和装美女の於戸姫に、子供に優しい産女も登場、そして、カイルが図書館を…辞める!?人間でない利用者たちのために奮闘する、もののけ図書館物語、第2巻。
公共に開かれた図書館を持たない先進国など一つもない。しかし、日本ではその姿が大きく変貌してきている。戦後の設立過程から現在の混迷状況までの過程をつぶさに描き、図書館問題の本質を論じる。
海くんの中学校が夏休みに入り、二人で図書館デートする時間も増えて、ますます楽しい毎日です。ある日のこと。世々は海くんに、夏祭りに誘われました。せっかく人間嫌いのお姉さんたちを説得したのに、浴衣姿にうまく変身できず、世々は一人で悩んでいました。そこで助けてくれたのは、海くんの同級生の相沢さんでしたが…。小学中級から。
チビウサギのまえにあらわれたまっしろなウサギ。なまえは、チップス。おともだちになれるでしょうか?-世界じゅうで愛される絵本、『どんなにきみがすきだかあててごらん』に、なんと、25年ぶりの続編ができました!