ぼくはオットー。ドイツの工場で作られた、ほんもののテディベアです。デビッドという少年の誕生日のおくりものになって、デビッドの親友のオスカーと三人で、楽しい日々をすごしていました。ある日、ユダヤ人だったデビッドは、両親とともに強制収容所におくられてしまい…。でも、数十年後、思いがけない幸せなときをむかえます。この本は、ぼくたち三人のものがたりを書きのこそうと、ぼくが書いた自伝です。
余白の書き込み、アンダーラインが、独裁者と第三帝国の精神形成を物語る。世界の運命を決めたその一冊、その一節。
世界中のウェブページから一瞬にして検索するしくみがわかる。「もれなく、すばやく、的確に」検索するためのさまざまな工夫がわかる。検索エンジンを第一線で開発する著書が本物のエンジンの姿を説き明かす。「図書館」「本」「ライト」身近な例で先端技術がすらすら理解できる。コンピュータや数学の専門知識がなくても面白く読める。「ページランク」や「協調フィルタリング」など先端技術の本質がわかる。
わたしは太陽!町のあかりが、きらきらひかっています。まるで、夜空の星がおちてきたみたいに。あのあかりも、もともとは、わたしのひかりなのですよ。わたしの物語をきいてください。そしてエネルギーと電気のことを考えてみましょう。
京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、アットホームな佇まいの私立図書館。奇妙な“道なし”と出会ったお客様が訪れる図書館で、解決法を記した不思議な書物を紐解く図書館長・小野篁こそは、彼らを救う“冥官”だった。季節は春。篁たちのもとに、上官である安倍晴明が訪れる。彼が新米冥官の少女・時子に伝える使命とはー。悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、第二集。
一九四六年、アメリカ。「黒人は、図書館に入れてもらえない」と、ラングストンの母さんは言っていた。しかし、引っ越してきたシカゴの町で、ラングストンは、だれもが自由に入れる図書館をみつける…。
カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。でも、平気。だって、私はここにいる。体は暖かい図書館に。心は本の中の世界に。「週刊文春」大好評連載「私の読書日記」
ばあばはころごろ、げんぎがない。ケーキもやかないし、おへやもほこりだらけ。そして、わらわなくなった。「じんせいからよろこびがきえちゃったみたい」ってママがいう。「よろこびって?」「ひとのこころをしあわせにして、めをかがやかせるものよ」ばあばはワァーイ!ってしたいんだ。わたしがばあばに「ワァーイ!」をとどけてあげる!おばあちゃんと孫娘のあたたかな物語が、わたしたちに「よろこび」の意味をやさしく教えてくれます。
アーサーがおこると雷がなり嵐がきて町がー!?まだおこっていると地球がわれ月も星もー!?マザーグース賞受賞。
(だれがひいてくれるのかしら)くるひもくるひもまちつづけるピアノのまえにあるひちいさなおんなのこがあらわれました。「このピアノがきにいったかな?」「このピアノもわたしのことがだいすきみたい!!」おんなのこはピアノに「メロディ」となまえをつけました。(わたしはせかいでいちだいだけのなまえのあるピアノ)メロディは、うれしくてたまりませんでした。うれしいことがあったとき、かなしいことがあったとき、おんなのこは、いつもメロディをひきました。でも、おんなのこがちゅうがくせいになり、こうこうせいになると、メロディとすごすじかんがだんだんとすくなくなり…この絵本を世界中のピアノと、ピアノを愛するすべての人に贈ります。
優しく、そして切ない5つの物語。ラスト1行まで何がおこるか分からない!大ヒット“どんでん返し”ミステリ『私たちが星座を盗んだ理由』の衝撃、再び!
今日はヒックの12歳の誕生日。ところが、トゥースレスのせいで、迷宮のような図書館にしのびこむことになってしまった。侵入者の命を容赦なくうばう冷酷な図書館員、そして恐ろしいドラゴンたちがうろつく恐怖の図書館から、ヒックは無事に脱出することができるのか…。「ヒーローになる最強ドラゴン百科」の特別ふろくつき。
カルは、高い山の上に住んでいるので、学校へ通うことができません。もちろん図書館なんてないし、本を読みたいと思ったこともありませんでした。ある日、馬に乗った女の人が、カルの家に本を持ってやってきて…。今から、80年前のアメリカ。学校にかよえない不便な場所でくらしている子どもたちへ図書館の本を運びつづける人たちがいた。
志を持って趣味の本だけを集めた店、見向きもされなかったミニコミを取り揃えた店…。ニューウェーブともいえるユニークな古書店が、日本に次々と登場しています。そんな「とっておきの古書店」では、あなたが長年探していた本、若き日の思い出の本が待っています。またこの国には、ジャンルを絞って資料や文献を網羅した、不思議な図書館も数多くあります。そこに行けばその世界のすべてがわかる、便利で有益な図書館です。知的刺激に満ちた、驚きの古書店と専門図書館を、足で歩いて紹介!散歩の途中に立ち寄りたい!
現在、過去、未来の時間の座標軸と空間の座標軸が交錯しあい、さらに幾つもの次元が重なった中を、主人公のマヤは難問をクリアしながら、太陽の国へと向かってゆく…。第一の式(9+13)+1、第二の式Z=1/137、そして第三の式とは?封印された禁じ手、過去から未来にわたる全人類の記憶を一つ残らず書き記しているという「宇宙図書館」へとマヤは果敢な冒険に旅立つー。
繁栄を誇るエスターハージー伯爵家に一族存亡の危機が…そこで王子はお嫁さがしの旅に出た。