世の中には、ほんとうにたくさんの本があります。「どれを読めばいいの?」「たくさん本がありすぎる!」そんな悲鳴が聞こえてきそうですね。そこで頼れるガイドとなるのが、みなさんの通っている学校図書館の司書や、本屋さんの書店員、そしてこの本のような“本”を紹介するブックガイドです。自分にピッタリの一冊を探す旅に出てみませんか。
古代アレクサンドリア図書館は、いまも存在しているー。射殺された大学教授アルノがエミリーに残した手紙には、7世紀に忽然と消えた伝説の図書館の現存がほのめかされていた。エミリーは、謎だらけの教授の言葉に導かれ、幻の図書館を探す旅に出る。一方、ワシントンDCにも、図書館の行方を追う者たちがいた。手段を選ばない彼らの魔の手がエミリーに迫りくる!ノンストップ史実ミステリー。
野原のまんなかにある秋葉図書館。のどかなこの図書館でも季節はうつろい、新人司書・文子の仕事ぶりも板についてきた。だが相変わらず利用者はあれこれ持ち込み、文子を悩ませる。絵本にお菓子に料理に…とさまざまな謎を、本や先輩司書の力を借りて見事解決を目指すのだけれど。そんななか、お隣の地所から驚くべきものが発見されー。本好きに捧げるやさしい図書館ミステリ。
就職活動で挫折し、半年間ひきこもっていた23歳の菅原麻衣。偶然見つけた区立詩島図書館の求人に応募したところ、あっさりと採用される。いざ出勤してみると、本を手放したくないと泣きじゃくる女性や何でもミステリーにしたがる男性、妙な歌を自作するおはなし会が得意な主婦など、同僚は変人ばかり。これまで図書館に興味がなかった麻衣は周囲の情熱に後ろめたく思いながらも、仕事を通じて来館する人々と触れ合ううちに自分の気持ちが変わっていくのを感じー。
まじょとねこどん、ほうきでそらへ。ワンちゃん、とりさん、かえるくんもなかまいり。ところがたいへん。ほうきがポキンッ!そこへドラゴンがあらわれて…さあ、どうやってきりぬける?-とってもゆかいななかまたちの、くちずさみたくなるおはなし。
ぼくは、山や森を歩きまわるのが大すきだった。学校からかえると、いつも森へあそびに行く。でもある日、お母さんに村の図書館へむりやれつれていかれた。いやいや入った図書館で、ぼくはユニコーンを見つけた!やがて、村に戦争がやってきて…。お話や本の力を、感動的に描いた物語。小学校低・中学年〜
「ストレートで飲む高級酒」が「最新流行のカクテルベース」に変身…再び脚光を浴びるブランデーの歴史。蒸溜と錬金術、3大ブランデーの歴史、ヒップホップとの関わり、世界のブランデー事情等の興味深い話題満載。
これからの図書館は、情報リテラシーを導く機関としての社会的役割を、自覚的に担う必要がある。日本の教育制度と図書館の歴史を再考し、今後の課題を示す。
「人間の存在」や「今生きている実感」をテーマに、今なお500号以上の大作に挑みつづける遠藤彰子。初期の「楽園シリーズ」から飛躍のきっかけとなった「街シリーズ」をはじめ、50年以上にわたる画業を約100点の絵画・彫刻等により、2017年武蔵野美術大学で一挙公開。美術評論家・高階秀爾による解題とともにまとめたThe Akiko Endo決定版!