本がわれらを自由にする。明治に出来た日本初の図書館と戦後を生きた喜和子さん。ふたつの物語は平成でひとつにー
二つの数が生み出す、数学の世界を楽しもう。「僕」と四人の少女がコンピュータを支える数学に挑む軽妙な数学トーク。
お日さまがのぼって、一日がはじまりました。こうさぎは、みんなに、おはようのごあいさつ。日がしずみはじめて、こんどは、おやすみなさいを言うじかん。おやすみ、こねこちゃん。おやすみ、こぐまちゃん。おやすみなさい、みんな。『おやすみなさいおつきさま』で知られるM.W.ブラウンの未発表原稿にローレン・ロングのすてきなイラストがついたえほんです。
しんあいなる先生、おぼえていらっしゃいますか。わたしは、おちつきがなくて、こまったことばかりするせいとでしたね。でも、あなたは、けっしてしからないで、すばらしい一年間の思い出をくださいました。-今は大きくなった女の子が、先生にむけて書いた一つうの手紙。年をかさねても色あせない、先生とせいとのゆたかなつながりが心をうつ絵本です。
従来のビルディングタイプ、計画論の枠組みでは捉えきれない「まちの居場所」という拠点概念。福祉施設やフリースクール、コミュニティカフェといったかたちをとって出現したそれは、まちにおける生活の質の向上・改善をめざす「あるじ」によって生み出され、人びとに見慣れたまちの再考・見直しを促した。長期にわたって継続されてきた研究成果に最新の事例を加えた13編の論考と、初学者へ向けた2編のガイド。「まちの居場所」研究の集大成。
『大学の図書館には優しい女の子の幽霊が住んでいる』。そんな噂のある図書館で、大学二年の創は黒髪の少女・美琴に一目ぼれをする。彼女が鉛筆を落としたのをきっかけにふたりは知り合い、静かな図書館で筆談をしながら距離を縮めていく。しかし美琴と創のやりとりの場所は図書館のみ。美琴への募る想いを伝えると、「私には、あなたのその気持ちに応える資格が無い」そう書き残し彼女は理由も告げず去ってしまう…。もどかしい恋の行方は…!?エブリスタ×スターツ出版文庫大賞部門賞受賞作品。